Chrononglyph

このブログは、こっぱちゃ(@koppachappy)が個人的に思うことを書き残す日記系ブログです。 2004年09月から1日1本相当の連載維持を目指して運営中。

4代目開設および公開運営復帰について
2023年05月より他活動の影響で維持管理が難しくなり非公開運営を続けておりましたが、2024年09月より公開運営を再開しています。 当面の間は2023年以降の記事のみ公開するプロトタイプ版運営となります。2022年以前の記事についてはコンプライアンスチェック後に順次公開予定です。
#7642

承認欲求依存からの脱却

今日の出来事ピクミン界隈

ダンドリ検定落選から17日間、ピクミン関連の活動は完全に断ち切っていました。
今日久々にボイスチャンネルに顔を出したことで解禁してしまいましたが、17日間で思ったことをメモっておきます。
結論から言えば、良い意味で自分のピクミンに対する「依存」はかなり低減しているということを実感しました。
ピクミンと関わっていなくても、代替活動でおおむね満足はできるようになりつつある。
しかし一方でピクミン活動を今後も継続したいという欲求も自覚しているという感じ。
近年の承認欲求不信から、活動を必要以上に承認欲求のために消費しようとして消耗しなくなったのだと思います。


まあ、この17日間で「ブログ以外は完全無趣味」も意外と悪くないかもと思ったのも事実です。
無趣味だとさすがに時間が余りますが、ブログを書くというタスクはその穴を埋めるのにちょうどいいんですね。
老後はこんな風に過ごすんだろうなとなんとなく予感しました。
世の中、なんらかの趣味がある方が偉いというような風潮がありますが、
別にそんなもの無くてもいいんじゃないかと改めて思った次第です。
少なくとも、惰性でやっているようなことはいっそのこと切り捨ててしまった方が良い。


では自分にとってピクミン活動が切り捨てるべきオワコンなのかというと、もちろんそういうわけではありません。
確かにこれまで承認欲求に強く依存して活動してきた面があることは否めないし、
承認欲求を原動力にできなくなった昨今は低燃費な活動にならざるを得ないところはある。
ただ、一方で承認欲求「だけ」でここまで来れたとも思っていません。
やはりゲームの中では一番ピクミンが好きだからこそ、断ち切ってもまたフラフラと戻ってきてしまう。
そういう内発的な動機づけがある上、所属するコミュニティがあってやることも無限にあるという状況は、
基本的には辞める理由がないというのが結論です。
今回は公式にモチベを削がれるというまさかの事態が起きたのでこうせざるを得ませんでしたが、
こういうことさえ無ければ可能なかぎりピクミンにリソースを注ぎ込むべきだと思っています。
ただ、ずっとそればかりだと自分の状態を客観視できなくなり迷走する原因になりうるので、
今回のように意図的に離れてみる時間もそれはそれで有意義なのかなと。
以前は界隈の人に認められたいという思いが強すぎて成果が出せないと結構病んでいましたが、
自意識過剰が改善した昨今は割と思い切って断ち切れるようになった方だとは思っています。


とはいえ、絶好の作業機会であったはずの実家帰省を含む17日間を丸々ロスしたことによって、
年末までに何かをやろうという計画については頓挫の可能性がグッと上がってしまいました。
これについては復帰後改めて考えていきたいところです。


#7641

お小遣い感覚の取引

今日の出来事暗号資産

トランプ旋風による市場フィーバーに便乗した取引、とりあえず累計純益5万円を達成しました。
原資も5万円なので、5万円抜けばここから先は負けても痛くないボーナスゾーンに突入です。
前シーズンと比べても負け数は少なくさらに好調ですが、
直近の取引がちょっと危なかったのでそこで得た反省点を改めて明文化しておくことにします。


まず、いまの取引スタイルとしては15分足ビットコイン先物市場を主戦場とし、
EMA、OI、MACD辺りを主軸にしたいくつかのトレンド指標を足がかりに順張りでポジションを張り、
1回の取引で証拠金200ドルの25〜50%ほどを利食いすることを目標としています。
レバレッジ設定は純益50%=1000ドル幅を目安に随時調整しており、
これはビットコイン価格が上がれば上がるほど倍率も上がっていくことになります。
基本的には「1日1回50ドル」をコツコツ積み上げていくという方針です。
これも意外とバカにできなくて、平日全部達成できれば毎月の利益は約17万円になります。


このポリシーでいまのところ1回だけ4,000円ほどの損失を出しましたが他はすべて勝っています。
しかし直近の取引は、最終的に利益は出たものの2日ほどいわゆる「塩漬け」状態に陥ってしまいました。
その日は日中帯をずっとヨコヨコで推移していたところを夕方になって突然上振れたので、
買いトレンドに転換したと見て91,000ドルでロングポジションを張ったんですね。
そしてその後予想よりは勢いが足りないもののとりあえず500ドル近くの値幅は取れていたので、
「これは大きな高騰トレンドにうまく乗れたかも」と期待していました。
その後、定例のゲーム会があったので5時間ほど放置。
5時間ぶりにチャートを見てみると……なんと予想外の大暴落!!
以降、91,000ドル台に回復するまでは死んだ目でチャートを見ていました。回復して本当に良かったです。


今回の暴落は、ビットコインのアウトフローから察するにおそらく実需の利確売りだろうと見ています。
つまり、先物市場とは関係のないビットコイン現物市場による影響。
大量のビットコイン現物を持っていたクジラが手放したので市場が一時的に下振れたということですね。
これは先物市場のチャートだけ見ていても予想できるはずがなく、
改めてテクニカルに頼ることの危うさを実感しました。
現物の動向を探るツールもいろいろありますが、あまりにも情報が多く的確な判断は難しいです。
最近だととりあえずETFの動向をチェックするくらいはした方がいいのかも……。
いままでもチャートガン無視の乱高下に振り回されることは多々ありましたが、
それも結局ファンダメンタルズや株式など他の金融市場との絡み込み込みで実需の影響ということなのでしょう。
先物市場「のみ」を見て取引するというのはかなり視野が狭いやり方と言わざるを得ない。


とはいえ現物市場の分析は自分のスキルではまだ難しいので、
とりあえず次に活かせる反省としては以下の3点が考えられます。



  • トレンドラインを割るなど不穏な現象が起きたら利益に関わらずいったん利確する
  • イベントなど長時間チャートを見れない場合は直前にポジションを開かない
  • 自分の取引スタイルは超短期にのみ有効であることを心得る

最近は結構エグジットタイミングで判断を誤っていると感じることが多く、
これが特に今後意識したい課題になるかなと思っています。
エントリータイミングはそこまで的外れなところで打っていないと思っているのですが、
利確時は結構後悔することが多い。
今回の場合は、想定したトレンドラインは割っており予想よりも勢いが無かったので、
その時点でいったん退避して様子を見るべきだったのでしょう。
あとはそもそもゲーム会で何時間もチャートを見れないのにポジションを開くのは自殺行為です。
過去の経験則から就寝前利確は絶対というルールがある以上、これもダメなのは当然。


ただ就寝やイベントの直前に利益が出ておりトレンドが継続しているようなケースなど、
自己都合で利確することで明らかに機会損失になってしまうようなこともあります。
その場合はいつの間にか取引アプリにも実装されていたトレーリングストップ機能を使うのが無難かなと。
トレーリングストップとは、最高値から指定割合を引いた値になったら自動で利確するという機能です。
トレンドに乗って利益がどんどん膨らんでいったあと、
転換が起きて値が下がり始めたところで自動利確してくれるわけですね。
寝る前に勝っているときなどはむしろこういう設定は必須と言えるでしょう。


基本的には自分がやっている取引というのは「ちょっとしたお小遣い稼ぎ感覚」の範疇であり、
1日のうちここぞというところでほんの少し利食いをすればOKというスタイルです。
超短期決戦なので、「ここで思い通りにならなくても次の波で挽回できる」という考えは通用しないわけですね。
それを許してしまうと結局塩漬けも許容せざるをえず、ただただリスクが大きくなるだけ。
短期決戦さえ徹底できれば基本的にメチャクチャな大損は滅多にないはずで、
この辺の心構えはもっと意識したいところではあります。


このコツコツスタイルが安定するなら、可能ならトランプ旋風関係なく中長期でやっていきたい気持ちはあります。
前回は2ヶ月で撤退してその後長いオフ期間が続きましたが、
年間通して安定的にできればチリツモでそれなりの金額になるでしょうしね。
前回かろうじて達成できなかった100万円(=約6,451ドル)
をこのペースで達成するためには全勝しても130営業日という途方もない時間がかかりますが、
リスクオフを徹底して習慣化できればわりと現実的に行けそうな気はします。


#7640

不祥事の犯人探し

今日の出来事仕事

久々に仕事の話。
06月に新プロジェクトに参画してからわりと順調……もとい閑散期が続いていた仕事面ですが、
ここにきて立て続けにトラブルが発生しており、かなりの正念場を迎えています。
まず自分が書いたコードが数々の偶然をかいくぐって本番でなぜか不具合が発生し、
こんなこともあるんかと思っていたら次に同僚のオペレーションミスが原因で部内がちょっとした騒ぎになり、
これはヤバいことをしたなと再発防止策をまとめているところにまた別の不具合で問い合わせが来るという。
ほんの数日前まではごく平和だったのですが、一気に畳み掛けるようにトラブルが発生しています。


これが起こる前は先輩方のあんまりな遺産の数々に上から目線で批判していましたが、
もうこういうことを起こしてしまった以上おいそれと偉そうなことは言えなくなってしまいました。
今後はあんまり調子に乗らないように慎重な姿勢を貫く方針で行くことになるんじゃないかと思っています。
自分はともかく同僚がどこまで心理的ダメージを受けているかは気になるところ。
もしこれで退場、人員交代ということになったら自分が現場のすべてを把握しなければならないことになるうえ、
後任の人間次第ではせっかくの最高の職場環境が乱される恐れがあります(逆も然り)。
とにかく人間地雷が多いのがIT業界なのであまり期待はしていません。


ちなみにこういう風にトラブルが連鎖する現象は徹底して予防しないとなぜかよく起きるのですが、
ここで原因追究と称して犯人探しの裁判みたいなことをやってしまうと大変なことになります。
これはブラック会社時代で得た知見ですが、オペミス等を根拠に「人」を原因として話を進めてしまうと、
ターゲットになった人はたいていキャパシティを大きく超えたレベルの責任やプレッシャーを負うことになります。
一方、その人以外は裁判を経て「自分が原因ではない」と安心することができ、結果的に何も反省しません。
キャパを大きく超えた渦中の人は責任を追いきれずにまたボロを出しがちで、
それをまた責められ……という繰り返しになると結構あっさり精神が壊れます。
壊れるので辞めざるを得なくなるのですが、後任は残った人の中から決めなければなりません。
それはさながら生贄探しのようです。2014〜2019年にいた会社はそういう現象がほぼ常態化していました。
パッと思い浮かぶだけでも5〜6人は犠牲になっている気がする。
その中には他の人を責めたことがある人も少なくありません。


そうなってしまったら終わりなので、基本的に自分はミスはシステムのせいにしたいという立場です。
仮にオペレーションミスだったとしてもたいていそれを誘発させやすい原因があり、
それは環境を変えたり、アイデアや技術のチカラを借りることで克服できるだろうと。
ただ、こういう考えが「甘い」のかどうかは分かりません。
やはり人が原因と言わざるを得ないこともあるでしょうし……。
今回はある意味でこの考えが通用するかどうかの試金石になるのではないかと思っています。


#7639

Twitter利用規約変更騒動

今日の出来事著作権

旧Twitterが11月15日に予定している利用規約の改定で、
ユーザーが発信したあらゆる情報は旧Twitter社が展開している生成AI「Grok」のトレーニングに利用する、
という旨の内容を追加しており物議を醸しています。
もう何度目か忘れましたが創作界隈では移住の動きが出ています。
移住先として絵師たちが挙げるのはたいてい「Bluesky」ですが、
騒いだ回数の割にあまり移住は進んでいないという印象。SNSのマルチ投稿は面倒くさいですしね……。
今回はそれに加えて「利用規約改定後は鍵アカウントにする」と表明している方がそこそこ多いです。
ただ利用規約をざっと読んだかぎり、鍵アカウントの投稿内容は学習に利用しないとは一言も書いていません。
安易に鍵をかければファンは離れ学習はされるという最悪の結果になりそうですが……大丈夫でしょうか。


基本的にこの手のサービスではAI学習に使われないように設定できる「オプトアウト」というものがあり、
当然旧Twitterにもそういう設定はできます。
このチェックボックスを切るというのが今回ユーザーにできる唯一の行動になるわけですが、
アカウント非公開運動は「オプトアウトした上で、悪意あるユーザーから身を守るために鍵垢にする」
ということなんでしょうかね?
確かに、それはかなり効果がありそうですが絵師側がユーザーを選別する手間があり現実的ではないような。
一方でそれなりに名が売れている絵師さんの中には
このまま公開を続けウォーターマークをつけないことを表明されている方もいて、これはこれで賢明だと思います。


AI学習問題の本質的な悪は「無断転載する人」であって「AI技術」ではないことは自明なのですが、
とにかくAIと聞けば拒絶反応を起こす人が多くてなんだかなあという感じはします。
また、誰かがTwitterで言っていましたがイラスト界隈ばかりがこの手の著作権問題にやたら敏感なのは不思議だなと。
AI絵はまさにそうだし、たまに炎上するトレパク問題もそうですね。
しかし一方で現代のイラスト作品のほぼすべては「無」から生み出したものではなく、
他人の作品を多かれ少なかれ真似た結果生まれたものであるはずです。
何がパクり(倫理的に悪)で何がオマージュ(倫理的に善)なのかは結構身勝手な線引きで決まっている気がする。
果たしてそこを誰もが納得できる形でボーダーラインを提示することは可能なのだろうか。


ゲーム界隈だと「ゲームのアイデアに著作権は無い」とよく言われるように真似されるのが当たり前です。
なので特定のジャンルが流行れば無数の似たような作品が世に溢れるようになる。
『Slay the Spire』以降、同じようなローグライト形式が無数に登場していますが、
それがパクりだと糾弾されているような話は聞いたことがありません。
ゲームのルールを考えシステム化するのも立派なアイデアだと思うのに不思議なものです。
あとはStable Diffusionはよく叩かれますが、ChatGPTは同じような文脈で叩かれているのを見たことがない。
文章にも当然著作権はあるはずなのに……。


この辺の事情はAIイラストレーター、いわゆる術師の倫理がかなり影響してそうなところだと思っています。
Stable Diffusion黎明期に「これであなたも簡単に絵師に!」「AIイラストを有料販売で大儲け!」
みたいな話をよく聞きましたが、これによるイメージ低下が絵師側の態度を硬化させている感は否めないのかなと。
最近は絵師ではなく術師と自称するようになるなど徐々に棲み分けが進んでいる印象はあり、
もう少し棲み分けが進めばもうそこまで炎上しなくなるのではないかなと見ています。
そして最終的には「自前で絵を描けてAIも使いこなせる人」が最強になり、
絵師はAIの使い方を、AI術師は絵の描き方を積極的に学ぼうとする風潮ができると思います。
そうなれば頑なに片方を学ぼうとしない古い人間は目立たないところに追いやられていくんじゃないかと。
似たようなことはたぶん、これまでの技術革新でも起きていると思います。


まあそれはそれとして、現状のせっかく応援したい絵師さんが立場によって活動方法を変えるのには困っています。
Pixiv辺りのプラットフォーマーがシンプルな回答を提示してくれないだろうか。


#7638

ヘッドセットの必要性

今日の出来事イヤホン

睡眠用イヤホンが断線しまくるのはもう日常茶飯事ですが(#07614 / 2024年10月19日)、
近年はどうも耳掛けイヤホンの耐久性の低さも気になるようになってきました。
今年に入って2本壊れています。
特に2本目に買ったオーディオテクニカの「ATH-EQ300M」という低価格耳掛けイヤホンがとにかく短命でした。
ヒンジの部分が壊れてしまい、耳にかけられなくなったという。
まあ構造上壊れやすいし1,000円を切る超低価格なので値段相当と言えばそうなのかもしれませんが、
ここまで早く壊れてしまったのは予想外。


また、これとは別にAppleのEarPodsを買ってこちらは仕事用に使用継続中なのですが、
どうもDiscordとの相性が悪いらしくプライベートのボイスチャットでは使えないのが難点。
また、長年通話には耳掛けタイプを使っていた自分からすると、
オープンイヤーとはいえどうしても自分の声がくぐもって聞こえる違和感に慣れません。


耳掛けタイプは大学時代から壊れては次を買い、をひたすら繰り返してきましたが、
やはりこのカテゴリ自体が耐久性に難ありという印象です。
そこで、コールセンターなどで使われているいわゆるヘッドセットを買おうかなと思っています。
必須条件となるのは耳掛けと同じ装着感の「耳に当てるだけ」のタイプであることと、
マイクが単一指向性であること、できればノイズキャンセリングがついていることですね。
単一指向性は一定の方向からの音のみを拾うというもので、
これによって声以外の雑音を入らないようにできる利便性があります。
おそらくこれの方が声も通りやすいだろうし、マイクに関してはこっちの方がいいのかなと。


あとはDiscordなど普段使いのアプリとの相性も考慮しなければなりません。
プライベート兼仕事で使えるようにすると仕事での通話も快適になりますが、
そこまで考慮する必要があるかどうかは迷いどころ。
仕事も考慮するとなると、セキュリティの都合上USB接続はダメと言われかねないので選択肢が多少狭まります。
まあ、ヘッドセットのUSB接続なんてまず問題ないと思いますが、
基本的に業務用端末へのUSB接続はどんな機器であれ絶対NGが鉄則となっているため、
もし使うとなると上司の上司や情シスから許可を得なくてはならなくなるような予感がします。


コロナ禍以降はネット通話で完結するコミュニケーションの機会も増えてきましたが、
個人的には今年はその中でもさらに通話の機会が多くなったように思います。
それゆえに通話環境の重要性も一気に上がり、
10年以上酷使してきた耳掛けイヤホンというジャンルではいよいよ満足できなくなりつつあります。
先日、下見のつもりで新宿の家電量販店に行ってみたのですが、
ヘッドセットコーナーは驚くほどラインナップが貧弱だったのでネットで吟味することにはなりそう。


#7637

同期困難なアーカイブ

今日の出来事ブログのメンテナンス

一般的にブログといえば管理画面にログインしてそこで記事投稿をするというイメージだと思いますが、
このブログは先々月に移転した4代目以降、web管理画面を持たずにGithubで更新しています。
理想系はObsidian側でpushしたら勝手に本番環境へ反映してくれることなのですが、
これは若干面倒くさい設定が必要そうなのでまだ実現していません。
現状はローカルで書いたらObsidian Gitでpushして、ターミナルでサーバーに入って手動pullしています。
自動pullについては今後の課題としています。
これにより記事アーカイブをGitで管理することになったわけですが、
意外とマルチプラットフォームでの管理が難しいという壁にぶち当たっています。
まあ、これはマルチプラットフォームというよりもスマホ版Obsidianの問題とも言えますが……。


自分は電車などの空き時間に自分のブログを結構読んでいます。
当然、このときにちょっとした文言の修正などをしたいということがよく起きます。
この場合、考えられる施策としては大きく分けて「① PCとスマホのアーカイブファイルを同期する」
「② スマホでもGitを扱えるようにする」という方向性が考えられます。
まず①については、さらに細分化してObsidian Sync、iCloud、サードパーティプラグインの3つの選択肢があります。
iCloudは元々契約しているので追加課金が必要なく無難のように思えますが、
実際にはiCloudの仕様上の制限で大量のファイルを移動した際の同期がめちゃくちゃ遅く、使い物になりません。
サードパーティプラグイン(Remotely Save)はDropboxなど外部サービスを使って同期する仕組みですが、
これもiPhoneアプリの仕様上の制約でうまく動きません。
基本的には、①の方向性では純正の同期サービス(有料)以外に無いと考えて良さそうです。
Obsidian Syncは1GB以下なら4ドル/月、1GB以上なら8ドル/月。
1GBを超えているこのブログを同期しようとすると月1,232円ほどかかる計算になり、
「電車でちょっと修正するだけ」という用途を考えるとかなり割高感があります。


②の方向性ではプラグインの「Obsidian Git」(正式名は単に「Git」)を使うという手がありますが、
これもやはりiPhone版ではうまく動かないようです。
この方向性で唯一ある選択肢はスマホ版Obsidianではなく「Working Copy」のみ。
これはObsidianビューワーではなくiPhone上でGit管理をできるようにするアプリで、
pullは無料ですがpushは有料で、4,000円/年のサブスク制となっています。
Obsidian Syncよりはだいぶ安いので、妥協して課金するならこれが無難かな……という印象。
ただ、ブログ編集はしばしば「まだpushはしたくないが編集は進んでいる」というような状態になり、
その状態もカバーするとなるとそもそも②のアプローチ自体があまり適していないという事情があります。
要は、コンフリクトを起こしてしまう可能性があるということですね。


あとは若干トリッキーな手段として、
Macbook上で編集したらターミナルのrsyncコマンドでiCloudフォルダへ同期し、
iPhone版からはiCloud経由で読み込むという手もなくはないかも。
初回読み込み時にめちゃくちゃ時間がかかるという難点はありますが、
無料かつコンフリクトの問題もきれいに解決できるのが利点です。


まぁ、諸々考慮すると結局Obsidian Syncに課金するのが唯一の正解であるような気はしますが……。
「スマホでも修正できるかどうか」というのは過去記事読み返しのモチベにもまあまあ影響するので、
いずれにしろ自分なりの答えを見つけて実践したいところではあります。


#7636

ソフトリセットをかける

今日の出来事短期振り返り

さて、実家帰省をきっかけに生活に対して比較的強いリセットをかけました。
タスクは意図的に必要最低限に絞り、趣味系コミュニティからあえて距離を取る。
こうすることで自分が直近で本当にやりたいことは何なのかを再確認しようという方針です。
休日がめちゃくちゃ長く感じられますね。
ソフトリセットは何ヶ月かに一度はやった方がいいと思っています。
とはいえ、今回はアメリカ大統領選挙による仮想通貨の高騰が重なったのでそっちに心を奪われつつありますが……。


まあ、せっかくリセットしたので年初以来の活動状況がどうなっているのか、
ブログの記事タイトルをざっと眺めながら言い訳ベースで振り返ってみます。


まず01〜02月は最悪でした。そういえば2024年は近年稀に見るレベルで最悪の出足だったのを忘れてた。
年末年始はコミケ疲れに加えて能登半島地震の混乱に巻き込まれながらの帰省になったため血便が出るほど体調が悪く、
さらに帰りに終電を逃したことによる生活リズム崩壊で年始からしばらくは本当に廃人のようでした。
そこへ畳み掛けるように愛猫の訃報……。あれでよく精神崩壊しなかったなと思います。
02月にめちゃくちゃ好きな音楽と出会ってやや持ち直すも仕事・プライベート共にまだまだ低調。
特に仕事関係は年度末繁忙期の真っ只中でいまにしてみれば地獄のような日々でした。
03〜04月は閑散期に突入して逆にめちゃくちゃ暇な時期へ。
プライベートでは仮想通貨で100万弱稼いだことで一転して調子に乗り、そして04月中旬のイラン危機でまた急転直下。
同時期くらいにVTuberが精神的な支えになってYouTube視聴時間が一時的に爆増しました。
05月はそれの影響でライバーがプレイしておりかつ自分が所持しているゲームに回帰するも長続きせず、
06月くらいにようやく「このままではいかん」とガッツリ開発しようという流れに。
これは06月に現場の変更があり、ブラックかつテレワークで行き詰まり感が強かった前の現場から一転、
職場環境も人間関係も良好な現場に行けたのが非常に大きなポジティブ要因になっています。
これのおかげで06〜07月はかなり精力的に活動でき、08月もいちおう本家ブログ移転計画を実行できました。


09月は4代目ブログの安定化に注力する、という名目で開発系作業は休んでいました。
出社復活によってPCよりもスマホでできることを模索する時間が増え、
結果的に『原神』などガッツリ遊べるスマホゲームやスマホで完結する作業が多くなったという印象。
10月は実は水面下では07月の3分の2くらいの物量の開発をしていたのですが、
唯一最大の目標であるところの04月に開催できなかったイベントのリベンジ着手には至らず。
そしてこのまま行くと11月が踏ん張りどころか……という矢先に来たダンドリ検定落選通知。
これでピクミン関係のモチベは崩れ、一瞬それでも踏ん張ろうと思ったのですが結局ダメでした。
なのでいまはリセットして立て直そうとしている段階です。
今年は全体的に低空飛行感がありますが、そのおかげで大きな事故も起きていないという印象です。
やるべきことをやっていないわけではないものの、達成感があるわけでもない。


これらを踏まえて今年残り50日余りをどうやって使おうかという問題があります。
まず思い浮かべるのは、10月の開発作業の続きを最後までやり切りたいということ。
紆余曲折ありましたが作業の見通し自体は立っていて、あとは手を動かすだけというところまでは来ています。
ただリミットまでの猶予があまりないのも確かで、下手をすると去年の二の舞になる可能性も……。
作業規模と自分のキャパシティの低さを勘案するとそうなる可能性の方が高い気がする。
どこまで機能を削れば現実的に実現できるかを考える機会は必ず作りたいですね……。


年初時点の3つ目の計画だったゲーム制作に着手するというプロジェクトは、
「自分で立案した内容のプロトタイプを完成させる」というレベルのものを完遂するのはどう考えても無理ですが、
文字通りに着手するだけという意味で、ちょうどいい教材は最近いくつか見つけたので
年末付近になったらやりたいなと思っています。なんにもやらずに年を跨ぐのは避けたい。


あとはこの時期恒例の年末を何して過ごすか問題ですが、
去年末、西暦2000年から長く続く習慣を捨ててついに一人でしんみりと年始を迎えてしまったため、
ある意味もう慣習を守る必要が無くなって自由になったのでまあ自由に過ごそうと思っています。
2024年の自己評価はいまのところ及第点には至っていないという印象で、
この残り50日をこのまま無策で過ごせば「上京後無気力になった最初の年」という烙印は避けられなさそう。
果たして挽回はできるのか否か……。そろそろリセットも終えて次のステップに進みたいところです。