Chrononglyph

このブログは、こっぱちゃ(@koppachappy)が個人的に思うことを書き残す日記系ブログです。 2004年09月から1日1本相当の連載維持を目指して運営中。

4代目開設および公開運営復帰について
2023年05月より他活動の影響で維持管理が難しくなり非公開運営を続けておりましたが、2024年09月より公開運営を再開しています。 当面の間は2023年以降の記事のみ公開するプロトタイプ版運営となります。2022年以前の記事についてはコンプライアンスチェック後に順次公開予定です。
#7629

個人の憲法を作る

今日の出来事ブログの運営方針法学ASMR

何日か前に「瑠璃野ねも」というVTuberの眠くなるまで民法を読み上げるASMR配信が話題になりました。
眠くなるまで? まあ長くても3時間くらいだろうなあ……と思ったらまさかの11時間50分!?!?
かわいい声で小難しい内容をひたすら読み上げるというのは自分にはかなり刺さる内容でした。
ASMRは長時間であることに意味があり、
20分そこらで終わってしまう動画は内容が魅力的でもあまりリピートしたくなりません。
この内容で12時間というのは中の人はニーズを「理解」っているとしか……。
このぶっ飛んだ方向性は、単調で面白みのない耳かき配信が跋扈する昨今のASMRに投じられた巨石とも言えるでしょう。
これからはこうした専門特化で工夫を凝らしたハイレベルなASMRがどんどん出てきて、
にわかには参入しにくい文化になっていくのではないでしょうか。……いや、もうなっているかも。
手帳コラージュ、水彩画、ヘアメイクロールプレイなど既知のASMRも思い返せばかなりハイレベルだし。
耳かき配信は最初期によく聴いていましたが、そういえば最近はもう聴かなくなって久しいです。


ところで、こういうものに触れると万年万物にわかな自分は触発されて法律への興味も高まるのですが、
その中で法律を超越した概念として「自然法」あるいは「自然権」なるものがあると知りました。
日本では日本国憲法が最高法規であることは常識として知られており、憲法と矛盾する法律は無効になります。
それと同様にヒトとしての普遍の原則を自然法といい、
自然法論とは自然法と国の最高法規が矛盾するようであれば自然法の方を適用すべきというような考え方です
(法学徒のみなさん、間違っていたらごめんなさい)。
これはたとえば戦争の放棄をうたう第9条の是非を巡る議論でも登場し、憲法は戦争の放棄をうたっているが
他国が一方的に攻めてきた際に自己防衛のために反撃したら違憲になるのか、
いや「正当防衛」は自然権なのだからそれは反撃したとしても違憲ではない……みたいに使われるわけですね。


ここでの「普遍の法則」とは、人類の歴史の中で一貫して正しいとされている道徳的価値観、あるいは理性を言い、
たとえば黄金律(自分がしてもらいたいことを他人にせよ / 自分がされたくないことは他人にするべからず)
などが当てはまります。
現代において黄金律が本当に普遍の価値観なのかという議論はさておき、
こうしたことは時の政府や立法機関というよりは宗教や哲学者によって見出されてきました。
日本は特定の宗教が根付いていない国なので(「宗教文化」はものすごく身近ですが)、
黄金律のような概念の重要性はなかなか実感できないのではないかと思います。
だからこそ市井に蔓延る基本ルールがどんどん複雑化して窮屈さを感じやすくなっているのでしょうか。
そこを客観視でき、しかもシンプルで誰にも分かりやすい形で明文化されているのは宗教の便利なところです。


かつて丸の内ジュンク堂でたまたま見かけたウィトゲンシュタインの本に触発されて
「ブログに書いた普遍的な価値観を集約できないか」と思いついたことがありました(#06271 / 2021年02月17日)。
20年以上もブログを続けていると価値観はどんどん移り変わっていきますが、
その中でもずっと変わらない「真理」と言っても差し支えないような価値観も少なくありません。
それを集めて集約すれば文字通りに自分にとってのバイブルになるのではないか、という話です。
この計画を実行するのはまだまだ先ですが、今回の件で若干解像度が上がった気がします。
すなわち、ブログの集約結果としての「個人の憲法」を作るという計画。
これを実現するためにも、書いたら終わりではなく過去のアーカイブともきちんと向き合っていきたいところです。


#7628

原神の現状 #5

今日の出来事原神

やや失速してきた感のある『原神』。
現状は冒険ランク50、ストーリーは第3章第5幕、深境螺旋は第9層第3幕までクリア、
幻想シアターは未着手といったところです。


10月29日にガチャラインナップが更新され、いよいよナヒーダ様が登場しました。
ナヒーダは現状メインパーティのメイン火力として運用しており非常に心強いので、最低でも1凸を目指すことに。
その結果、73回目で引き当てました。石を11,680個消費したことになります。
まあすり抜けなかっただけ偉いけど……所持石のほとんどを消費してしまったのはかなり痛い。
現行シーズン中にあと20連引けるかどうかといったところです。
シーズン終わり間際には次のver.5.2の内容を発表するライブ放送がありそこでガチャの予定も発表されるため、
残りの石をどう使うかについてはそれを見て判断するのが妥当かなと思っています。


七神(鍾離、フリーナ、炎神?)かニィロウ、珊瑚宮心海辺りの水サポーターが来たら絶対引きたい……
と思っていたのですが、今回のガチャで水サポーターとして非常に評価が高い行秋(★4、水)を引き当てたので、
水枠はとりあえずこれでいいのかもという気持ちもあります。
やはりナヒーダをメインにしたパーティでは超開花が強力で、ナヒーダ、雷電将軍、水属性の誰かまでは確定。
いまはこの水枠に仮置きでモナを入れていますがこれでも非常に強くデイリークエストの敵が一瞬で蒸発します。
もしかしたらこのままモナをビルドすることにしても問題ないのかもしれない。


ニィロウや珊瑚宮心海も魅力的ですが、モナに加えて行秋も引いたこの状況で
石を70〜90連分消費してまで3人目の水属性が必要かと言われると微妙かもしれない。
ということで、しばらくガチャはお休みが妥当かなと思っています。
……あるいはこのままナヒーダ2凸やモチーフ武器を目指すかどうか、といったところでしょうか。


ガチャはそんな感じなのですがゲームプレイの方面ではやや行き詰まっています。
というのも、ナヒーダの聖遺物厳選がいまだに終わらない。
砂時計のメインOP=元素熟知を引けばクリアなのですが、これが一向に出てくる気配がない……。
聖遺物は★5に限り3個につき1個任意のシリーズの聖遺物をリサイクルできる「聖遺物廻聖」という機能があり、
出てきたハズレはひたすらこっちに放り込んで二次抽選みたいなことをしています。
こちらはレイラ用に冠のメインOP=HP%を狙っており、これもまあまあ沼っています。
ちなみにこれが終わったら次は去年末に★4で妥協厳選して以降放置している雷電将軍のビルドもしなければなりません。
現状は「深境螺旋第9層はパーフェクト(★9)クリアできるが、第10層には歯が立たない」というようなレベル感です。


この方向性が合っているかどうかは微妙ですが、
とりあえず確かなのはこのまま厳選するだけの日々が続くとジリ貧でプレイ時間が減っていくということですね。
クエスト自体はゴリゴリの戦闘なので面白いのですが、やっていることは単調で進展しにくいので……。
だったらストーリーに早く手を出せという話なんですが。
ストーリーはスメール編終盤に差し掛かったところで、案の定現在やっているイベントがその続きっぽい雰囲気。
なのでイベント終了までにはどちらにしろやらなければなりません。
まあ実家帰省のどこかでできればと思っています。


#7627

リフレッシュ最優先の帰省

今日の出来事実家帰省準備

明日からの3連休は有休を1つ繋げて4連休にし、実家帰省することにしました。
理由としては単純に5ヶ月ご無沙汰というのもありますが、
先月はどん底とまでは言わないものの微妙に調子が悪い状態が続いていたため、
思い切って環境を変えることでリフレッシュを狙っているという感じです。
また、実家環境そのものが他に何もできないという点では作業系に集中しやすいところがあり、
ブログ関連はまあマストとして行き詰まっている各種開発系も着手できればいいなと思っています。
能登半島地震が起きたり終電を逃したりとネガティブな印象が強い年始帰省も、
いま思えば年末時点で大きなネックだったピクチャレ大会のバグ直しに奔走したのは実家帰省中でした。
確かに時間は有り余っているので何かはしたいですね。
「しなければならない」と規定してしまうとかえってできなくなるのでこれ以上の言及はしませんが。


ただ、ダンドリ検定落選という最悪の結果を突きつけられている現状は結構深刻で、
ピクミン関連はもともと用意していた企画準備も進行できるような状況ではなくなってしまいました。
ここで軌道修正できるかどうかというのはかなりの気力を求められる気がします。
平常時の自分ならこのまま行けば宙吊りになることはまず間違いないでしょう。
しかしそれは自分にとってピクミン活動そのものの停滞をも意味しており、果たしてそれでいいのかという……。
これまで準備していたものはいったん白紙にして、落選を踏まえて別案を出せるかどうか。
これは実家帰省中のどこかで結論を出したいところではあります。


あと帰省といえば積みゲー崩しを画策するのが恒例になっており、
今回もちえかりの続きを是非ともやらなければならないと思っているのですが、
結局ゲームは東京に戻ってからもできるということを考えるとどうしても優先度は低いですね。
まあ、東京に戻ったらそれはそれで機会が無いのですが……。


と、状況的には「試されている」感のある昨今ですが、
だからと言ってそれを真正面から受け止めるとメンタルに大きな負担がかかってしまいがち。
この実家帰省はあくまでも状況整理とリフレッシュの意味合いがあることを意識したいと思っています。
もちろん年始のように方向性を定めた上でいろいろ動くことができればそれに越したことはないし、
一般的な行動力からするとそれくらいはできて然るべきなのかもしれませんが……。
行動力偏差値の低い自分はその前段階が精一杯……と思うことにします。
こうやってハードルをとことん下げておけば意外なところまで進めるかもしれないという期待も込めつつ。


#7626

護身用の反論

今日の出来事Twitter投稿批判

旧Twitterでこんなツイートが万バズしていました。



いいかい、学生さん。
微妙に失礼なことを言われてモヤッとしたら 「それってどういう意味ですか?」 と聞くんだよ。
適当に流されそうになったら 「本当に分からないんですけど、どういう意味なんです?」 と追撃するんだ。
誤解ならそれで良し、ナメてくる輩には小さな反撃で自分を守るんだよ。
@jelly_fish003



さすがにこれは間違っているだろうと思い引用RTしたくなりましたが、
フォロワーに失望されるのも嫌なので陰で叩くとします。
それにしてもリプライが賛同の嵐でびっくりしました。引用RTに若干批判的な意見があるくらい。
システム上否定的な意見は見えなくなっているのか分かりませんが、これが世間の生の声だとしたらかなりの驚きです。


結論から言えばこの「それってどういう意味ですか?」という言葉自体が「微妙に失礼」であり、
後続の主張は一方的に正当化しているに過ぎない、と自分は考えています。
また、これに賛同すること自体人間関係に恵まれていないと言えるでしょう。
賛同できない自分はあくまで当事者ではない立場からの意見であり、
そういうポジションから何か言える時点で現状はかなり恵まれているのかもと気付かされました。


ポスト主は、他人の発言で心が傷ついたような場合は
「それってどういう意味ですか?」と率直に相手へその悪意の有無を問うことがささやかな反撃になると言います。
これは、自分に非が無く相手に100%悪意があると読み取れるような状況でしか正当性がありません。
それ以外の場合でこれを言うと自分の読解力の無さを棚に上げて相手に説明を迫る面倒くさい人でしかなく、
職場でこんなことを言えばすぐに腫れ物扱いされるでしょう。
もちろん、相手に明確な悪意がある状況で有効な反撃になることに異論はありません。
相手が生半可な覚悟でそれを言っていたなら「こいつに嫌味は言わない方がいい」と思わせる契機になるかもしれません。
ただ、そういうケースは結構限られるのではないでしょうか。


ニュアンス的にこれは主に職場の人間関係にフォーカスした議論だと思っているのですが、
そういう文脈で悪意のにじんだ言葉を投げかけるケースは
そもそも受け手側が十分な仕事をしていないというパターンが往々にしてあります。
そうでない状況でこんなことを言う必要性はどこにも無いわけで。
仕事ができない人に改善してほしいから、勉強ができない子どもに勉強してほしいから、
要は周囲の期待に応えられない人が悪意を受け取るケースが非常に多いのではないかと。
だからこそこれはそもそもの能力が低い弱者側の処世術なのではないかと思うわけです。
健全な職場環境で普通に仕事ができていればこんなことを考える必要性は皆無でしょう。
相手に責任を負わせるような言い分は、どこかでその人自身の後ろめたさを覆い隠そうとしているのではないかと。


もちろん、ブラックな職場環境などでは「他人の期待」が過剰で自分のキャパシティを超えるケースもあり、
そういう場合はどんなに頑張っても及ばないケースはあると思います。
ただ職場環境というのは基本的に代替可能であり、そういう場合は何も言わずにオサラバすればいい話。
そもそも分不相応ならいるべきではありません。
「それってどういう意味ですか?」なんて角の立つことをわざわざ言えばより敵対関係が明確になるだけです。


自分が100%勝てる正当性があり、かつケンカになっても構わない(信頼関係の構築は不要)という覚悟があり、
そしてケンカになった後の見通しもしっかり立っている場合にかぎってはこの言葉は使ってよいと思います。
しかし、そうでないなら使わない方がいい。
基本的に「使わないで済むならそれに越したことのない」類の言葉であり、
護身用のスタンガンのようなものでしょう。
それを学生に推奨する旨の投稿に5万いいねが付くということ自体、なんだかいろいろ考えさせられます。
世の中ってそんなに悪意に満ちているのかと。あるいは無能が多いことの裏返しなのか。
それといまの自分の職場環境に少なくないギャップがあったので、結構恵まれている方なのかも……と思った次第です。
地方時代なら意見は180度変わっていたかも。


と、こんなことをツイッタランドで言えばやれマウントだなんだと揚げ足を取られかねないので
やっぱりこういうことはブログでコソコソと書くのが一番ですね。


#7625

ダンドリ検定落選

今日の出来事

一昨年末に開催を告知されるもテロ予告により中止、
その後福岡での初開催を経てついに東京開催が告知されたピクミンシリーズの公式イベント「ダンドリ検定」。
開催期間各日で30分ごとにブロック分けがされ、参加希望者はそのうち好きな時間帯に応募します。
各ブロックの枠は50名で、自分が応募したブロックはおよそ6倍の競争率となっていました。
気になる結果は……落選。


しかも(自分の中では)有望視されていた追加DLCの発表もなく課題ステージは既存のもの。
さらにコミュニティ内では福岡と重複応募したプレイヤーを除きほとんどが当選されており、
常連の中ではほぼ自分のみが落ちた結果となります。
これは、考えうる中で最悪の結果と言ってもほぼ過言ではないでしょう。
競争率の高さから当然落選の未来を考えなかったわけではありません。
が、公式サイトではわざわざ抽選という言葉を避けており「スタッフが選出します」等の文言が記載されていたことから、
ダンドリチャレンジで今回の課題となる最終ステージをクリアした人から抽選するのかな、と思っていました。
少なくとも経験者は有利で見た目の数字よりは当選確率は高いだろうと。
しかしそんな妄想もあっさりと裏切られたというわけです。
そもそもイベント自体は『ピクミンブルーム』との合同開催なので経験者有利というのも変な話なのですが、
とはいえピクミン勢が自分以外みんな受かっている以上は何らかの偏りはありそう。
しかし、だとするとなぜ自分だけが弾かれたのか……。これはもうめちゃくちゃ運が悪かったと思うしかありません。


……まあ、運が悪かったことについてあれこれ原因を求めることはメンヘラの入り口になると思っているので、
この件はこれ以上考えない方が得策かなと。しかしまさか自分だけが落ちるとは……。
これによりピクミン関連のモチベが急転直下となってしまったのは言うまでもありません。
少し前の自分ならもっとヘラってお気持ち表明するか周囲に迷惑をかけていたような気がします。
それくらいショックでした。いま、あまりのショックで頭が痛い中でこれを書いています。


この状況を前向きに捉えるなら、各ブロック50人参加という規模なら当日キャンセルも少なからず出るであろうこと。
その空いた枠でやらせてくれるようにスタッフが取り計らってくれる可能性はゼロではないと思います。
とはいえキャンセル枠があるなら案内があるはずだし、公式サイトにその記載が一切ないことを考えると望み薄ではある
(「キャンセル枠がある」と告知しちゃうとそれ専用の列ができるのであえて告知しない可能性もありますが)。
しかも仮にそれを狙うならイベント開催中はずーっと会場に張り付いていなければなりません。
果たしてそこまでしてやりたいかどうか……。
さらに記念品ボーダーラインとなっている「切磋琢磨のオアシス」で400点というのはかなり高く、
参加者の多い東京開催とはいえ突破者は多くないことが予想されます。
万が一覚悟を決めてキャンセル枠で参加できたとして、自分にそのボーダーを超えられるか否か。
あるいは、この落選は非公式サイト管理人である自分に「遠方の人も楽しめる非公式イベントをやれ」
という公式からの啓示と割り切ってそっちに注力するべきか……。
実際、そんなオカルトじみたことを信じたくなるほど偶然にしてはできすぎている結果です。
公式が非公式コミュニティの動向を把握するのは簡単なことだし、絶対あり得ないわけでもなさそう。
まあ、だとしても自分を恣意的に落とす理由は無いのですが。


なんだかまるで公式にピクミン愛を問われているかのような落選通知でしたが、
今日のところはとりあえず心が折れました。
この件は週末の実家帰省を終えてリフレッシュしてから改めて考えましょうかね……。


#7624

AirPods Proで聴力検査

今日の出来事iphone

基本的に最初のメジャーアップデートはスルーすることにしているiOSですが、
今日iOS18.1がリリースされたためさっそくアップデートしてみました。リリース日に即日アプデするのは久々です。
近年のiOSアップデートはあまり魅力に思えずスルーしていたことも多かったんですよね。
しかし、iOS18はここ最近のアプデの中ではかなり魅力的で楽しみにしていました。
魅力的なポイントは主に4つ。
iPhoneミラーリング、ヒアリングチェック、ホーム画面カスタム、コントロールセンターカスタムです。


まずiPhoneミラーリング。
これはiPhoneが手元に無くても同じネットワーク内のmacOSから遠隔操作できるというもので、
試しに少しいじってみましたがリモート操作と思えないくらいにシームレスに動作します。
こういうのは技術の進歩を直観的に感じられてワクワクしますね。
また、この機能の搭載と同時にiPhoneに送られた通知は同じアカウントのmacOSにも表示されるようになりました。
MacbookをいじっているうちはiPhoneを取り出す必要すら無くなったということですね。
これ、スマホゲームの画面共有をしたいときに有用なのかと思っていましたが、
基本的にホストになるiPhoneはロックしておく必要があり、そういう用途ではかなり限定的になりそうです。
コントローラーを繋げるなら可能性は感じますが、多少の遅延はあるだろうし……。


ヒアリングチェックは、要するに聴力検査です。
iOS18.1が搭載されたiPhoneとAirPods Pro(これらは医療機器として認可されている)があれば実施することができ、
結果に基づいてAirPods Proを補聴器のようなものとして運用することができるようになるというもの。
実際にやってみるとかなり本格的な聴力検査でした。
薄々感じていたけど小学校からやってきた健康診断の聴力検査はお遊びだったんだなぁと……。
iPhoneのヒアリングチェックは普通の人でもかなり聴こえづらい音域までテストし、
(おそらく年齢によって)聴こえない音域もかなりあります。
健康診断の聴力検査はA評価で当たり前ですが、こちらはそうでないので多少なり危機感を覚え、
耳の健康のことも多少は気にかけた方がいいかもと思わせる説得力があります。
それを「いつでもどこでも」でき、しかも「民間のサービスが」提供しているというのはつくづく驚きですが、
それがAppleという世界最大の企業が持つポテンシャルの大きさと懐の広さなのでしょう。


ホーム画面カスタムはだいぶ前からAndroidにある機能の後追いではあるものの、
ようやくiOSでも好きな場所にアイコンを配置したり、アイコンを着せ替えたりすることができるようになりました。
これによりデザイン重視のホーム画面を作れるようになり、壁紙の選択の幅も広がったと思います。
たとえば被写体をアイコンで隠したくない人物などの写真も、
被写体を避けるようにアイコンを配置すれば壁紙として設定できるということですね。
アイコンの着せ替えについてはライトモード(従来と同じ)、ダークモード、色合い変更の3択となっていますが、
アイコン変更非対応アプリはただアイコンに特定の色を被せているだけなので現段階では微妙な感じはあるかも。
将来的に一通りのアプリが対応してくれるようになったら活用の幅が広がりそう。
従来のアイコンに見慣れすぎているせいかダークモードにしただけでも違和感がすごいですが……。


コントロールセンターカスタムは、要するにサードパーティにもこの領域を開放したというものです。
たとえばコントロールセンターからワンタップでChatGPTを呼び出したりできるようになっています。
またアプリによっては大きさを変えてちょっとしたウィジェットみたいな運用もできるみたい。
これに伴い、ロック画面から呼び出せるアプリもずっとライトとカメラでしたが変更できるようになりました。
ショートカットアプリも対応しているのでかなりのポテンシャルを感じます。
各種バーコード決済系のアプリがこれに対応してくれると嬉しいですね。


他にもゲームモードや純正アプリのアップグレードなどいろいろありますが、
総じて久々にワクワクするアップデートだったと言えるのではないでしょうか。
うっかり即日アプデしちゃったけど、Apple Music辺りに変なバグが無いことを祈っています……。
近年は結構これのせいでアプデに対して身構えていたところがあるんですよね。


ホーム画面カスタムの幅が広がったのでいろいろやりたいところではあるのですが、着手するかは微妙。
自分にとって最後のメイン機としてのAndroid「Xperia GX」(2012〜2014年)の時代には
アイコンをアイコンパックで統一して超厳選したアプリを縦1列にのみ配置して、
最大限壁紙が映えるようにしていましたが、必要アプリがめちゃくちゃ増えたいま同じことができるかどうか……。
以前ホーム画面を1枚増やしたときもなかなか手に馴染まず戻したことがあり(#07201 / 2023年09月04日)、
ホーム画面は利用頻度が高すぎることもあってなかなか軽率に変えられない難しさがあります。
とはいえそろそろ壁紙も変えたいと思っていたので改めて検討してみる価値はありそう。


#7623

スマホで内職が捗る

今日の出来事職場環境

いまの職場はどちらかというと忙しくない方です。
タスクを進めるにあたって段階的にいろんな関係者の承認が必要だったりして、
ボールは投げたが返ってこないのでやることがない、というようなケースがけっこうあるんですね。
半年ほど前から参画している同僚いわく「ここまで平和なのは初めて」だそうですが、
自分としては時間の進みがあまりにも遅いのでもう少し忙しくなってほしいと思っています。
ともあれ、現状はキャッチボールが返ってこない時間に何をするかという問題があります。


テレワーク環境下であればぶっちゃけMacbookを取り出して別作業に勤しんでも誰にも文句は言われません。
開発系はあまり進まない傾向にありますが、ブログ執筆作業なんかはこういう空き時間にやると捗ります。
問題は出社日。オフィスビル内においては私用のPCはセキュリティの都合上使用禁止です。
まあフリーアドレスだし部署の関係者がいるわけでもないので仮に使用してもほぼ100%バレないのですが、
いちおうルールはルールなので守らなければなりません。
唯一許されているのが私用スマホの使用で、これは周囲の社員も空き時間に結構いじっています。


こうなると必然的にスマホで時間の有効活用をしたいというニーズが生まれてきます。
特に週間計画立案なんかは最近は業務中にスマホでポチポチ作るのが習慣になってきました。
今週は何をするのが妥当なのかじっくり吟味する時間があるのはありがたいことです。
ブログの過去記事校正なんかもスマホ版Obsidianを使えばわりとガッツリできますが、
現状はGitで同期するようにしている都合上、これは4代目移転以降なかなかできていません。
これは今後のことを考えるとなるべく復活したいところです。


今日は試しにスマホでの作業環境をさらにアップグレードするべく、
計画ノート閲覧専用端末としてiPhone 7Plusを引っ張り出してきて二台持ちしてみました。
旧端末では「Notion」を常時表示しておいて思いついたことや計画などを随時書いていき、
現行端末は各種調べものなどをするために使うといった運用方法です。
iPhone 7Plusも文字入力だけならむしろ3D Touchというアドバンテージがあり想像以上に快適です。
同じようなことをChatGPTアプリでもできたらサブスマホの本格運用もアリだったかもしれませんが、
あいにくChatGPTはiPhone 7Plusの最終OSに対応していないため断念。
まあ、そこまでやるならiPadを持ち出したほうがはるかにいろんなことができるのですが……。
iPadは社内規程上ダメとは書かれてはいないものの雰囲気的にグレーっぽいので持って行かない方が良さそう。


思えばこんなふうに時間の無駄遣いが許されてしまう環境だからこそ諸々のモチベが低くなってしまうんだろうか。
現場ガチャの中では当たりであることは間違いないんでしょうけど、
このぬるま湯の気持ちよさを知ってしまった以上は
「やり甲斐があるから」というだけで忙しい現場に行く勇気はもう持てなさそう。
こうした現状は果たして恵まれているのか不幸なのか。