Chrononglyph

このブログは、"こっぱちゃ"の日記系個人ブログです。2004年より連載中。毎日00時更新、掲載は7日遅延します。執筆に際しAI不使用。 記事を読んだら「いいね 」押して頂けると執筆の励みになります。
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#8147

読書を社会活動にする

今日の出来事読書

いまのところあまり順調ではないですが、
今年は良くも悪くも無難だった2025年の反省を生かして諸々の計画を遂行したいと考えています。
基本的なスタンスとしてはネット活動はもう不特定多数からの承認というのは諦めて、
想定できる具体的な誰かのためにできるかぎり有意義な活動をするという方針です。
その方針自体は妥当だと思っていますがリアルをないがしろにしているかぎりは永遠に承認不安から抜け出せないので、
それはそれとしてリアル志向の活動も何かアクションしたいという方針を考えています。


自分はざっくり言えば家族、仕事関係、ネット関係、そして上京以降の友人関係と4つのコミュニティに属しています。
とはいえこのうち仕事関係はプライベートなことを話せるわけではないのでノーカンかも。
ネット関係は趣味別に名義がありますが、本アカ以外はしょぼいので全体で1個として考えてよいでしょう。
また、かつては重要な立ち位置だった上京以前のつながりはもう消えたと考えてよいと思っています。


かつて未熟ゆえにさまざまな人間関係トラブルを起こしてきた自分にとって、
これらのコミュニティ、特にネット関係と上京以降の人間関係はきわめて大切なコミュニティです。
しかし大切だからこそ慎重な立ち回りをしており、それゆえ「すっぴんの自分」を誰にも見せられず、
だからこそ承認不安に陥っているのだと思っています。
これはもう思春期による致命的な愛の不足によるものであり、今後もずっと背負って生きる運命なのだろうし、
社会は結局のところ何かを演じて他人と関わり合うものなのかもしれないとも思っています。
しかし現状はそれにしては上京以降の友人への依存度があまりにも高いという現実があり、
せめて5つ目のコミュニティを持ちたいというのが当面の課題だと思っています。


とはいえ、自分にはそのきっかけが無いことが長年の課題でした。
唯一開かれているのが異性との出会いを目的とするマッチングアプリの類ですが、
これまでの経験を考えると恋愛ありきのつながりは相手の期待を全部背負わないといけないという不条理があり、
またこの年齢になってしまうと結婚する/しないを念頭に置かざるをえないという不合理があります。
それらは自分のステータスやポテンシャルやモチベーションを正直ベースで考えるとなかなか難しい現実があります。
理想に忠実だった20代だったらまた違う価値観だっただろうと考えると、
やはり恋愛の適齢期は20代前半なんだろうなと改めて思うわけですが、いまそんなこと考えても仕方ありません。
もう少しハードルの低い、かつ新規コミュニティに入れる余地はないものか。


これについては基本的には自分の正直な興味関心に基づく「具体的な活動」があることが前提になると考えていて、
それを土台に人間関係を広げられるかどうかを検討するということをいままでやってきました。
あるゲームにハマったらそれをテーマとするコミュニティを探すとかですね。
ただお察しの通り、自分は2週間でマイブームが移り変わるほど物事に対する意欲が薄っぺらく、
コミュニティに属する前にコンテンツに飽きてしまうのが常です。
まぁこれについては土台であるところの「ゲーム」というカテゴリが自分にはもう限界なのだと理解しています。
そもそもゲームは若者文化であり、年齢的にもマッチしているとは思えない。
かといって長年ゲームに傾倒してきた自分にとって、他にそれに相当する趣味があるわけでもない。
思春期の怠慢が祟って、手札があまりにも少なすぎるんです。
もっと体力のあるうちにさまざまなことに手を出しておけば……とは誰もが30代になってから後悔することですが、
自分もこの文脈ではそれに該当すると認めざるを得ません。


そんな孤独なモンスターである自分が現状唯一「正直な興味関心に基づく活動」として有望視しているのが読書です。
そこで、「読書会」ならどうかとふと思いました。
サラッと調べてみると、東京都内ならその手のイベントが山のようにあります。
初心者向け読書会は自分の好きな本のレビューを1〜2冊発表するだけで参加できるらしい。
常連向けでは文学部のゼミでやるような輪読もやっているらしい。
ほうほう、これはもしかしてワンチャンあるかも?
と思ってある読書会の応募フォームを見たら、なんと年齢制限を超えていました。これはショック……。
ああ、自分はもう10年単位で周回遅れの人間なのだと自覚せざるをえなかった瞬間です。
もちろんすべての読書会で年齢制限をオーバーしているわけではないですが、
多くのイベントは20〜30代をターゲットにしているため、出るとしても年配者として扱われるのは避けられません。


まぁでも、読書自体いま自分の中で勢いのある活動だし、それを誰かと共有できるのは願ったり叶ったりです。
第5のコミュニティに属したいという動機とは関係なく興味ありますね。
とはいえ語れるほど読んだ本というのは少ないので、その辺の選定と精読は必須になりそう。
逆に言えば、独力で精読までやるモチベがあるならむしろ参加しない手は無いような。
もし参加する勇気があれば、この春〜夏くらいに一度くらいはチャレンジしてみようかなと思っています。


#8146

有能な新人としてのAI

今日の出来事ai

02月からCodexで本格的にバイブコーディングをするようになって2ヶ月ほど経っていますが、
バイブコーディングという概念に対して当初抱いていたイメージと現在のイメージがだいぶ異なるので、
軽くその辺の差異について振り返っておくことにします。


まずバイブコーディングデビューした02月当時は、ものすごい開発実績を叩き出しました。
わずか1週間で全体的に低迷傾向にあった2025年の7ヶ月分に相当する規模の改修を行い(#08095 / 2026年02月13日)、
既存のwebアプリはSEO対策、セキュリティ対策、累積的なバグ修正などといった
人力コーディングでは工数の割に報われないので放置されてきたタスクが一気に片付きました。
こうしたどのようなwebアプリにも通用するような実装については、今後もAIに丸投げで良いと思っています。
これは個人のwebアプリ制作プロジェクトにAIという力強いコーダーが新たに入ってきてくれたような感覚でした。
ただ、その後も継続して新機能追加や既存コードの整理を進めていくにあたって、
やはりCodexも数あるコーディング支援ツールのひとつでしかなく、
結局のところ開発主体は自分なのだという認識が強くなっていきました。
もちろんこれはGPT-5.4現在の話でしかなく今後どうなるかはわかりませんが……。


そう思った理由はもちろん意図通りにコーディングしてくれないことがあるという実体験があるからです。
まずAIは基本的に、人間の指示は絶対のものとして解釈します。
つまり人間の指示からして方向性が誤っている場合、AIは必然的に誤っているコードを生成してしまうわけですね。
明らかな間違いはAIが実装を開始する前に確認してくれるかもしれないし、常に確認するように指示することもできます。
しかし、「自分が実装したいこと」を自分が常に正確に言語化できるとはかぎらず、
それぞれの単語のニュアンスによって方向性が微妙に異なるようなケースでは、AIは基本的にその違いを指摘しません。
さらに、実装したいことを過不足なく言語化したとしても、AIがそれを正確に解釈してくれるとはかぎりません。
AIは常にプロジェクトファイルの内容のすべてを把握しているわけではなく、
人間で言えば「めちゃくちゃ有能だけど入ったばかりの派遣社員」みたいなものなんですね。
なのでマニュアル(AGENTS.md)がよほどしっかりしていないと、AIは各ファイルの役割を正確に把握できません。
これによって齟齬が生まれると、わりと簡単にAIは勘違いします。


「プログラミングまったくできないけどClaude Codeに丸投げしてアプリ開発できた!」
というようなドヤ顔ブログをたまに見かけますが、ああいうのはイチからAIに委託するのでむしろ簡単なんです。
なぜならAIが全容を把握しつつコーディングできるので。
既存のプロジェクトにエージェントAIを導入する場合はそういうわけにいきません。
必ずどこかで人間がAIにコードの仕様、意図、役割を説明しなければならず、
そうしたドキュメントの作成をサボってきたプロジェクトではAIはあまり役に立たないこともありえます。


AIは強力なツールであることは間違いないしSEO対策みたいな汎用的なタスクの処理はすぐできますが、
既存アプリを土台に新機能を組み込むような場合は結局人間側もそこそこ頑張らないといけないということです。
もちろん、土台作りの段階からAIにフォローを入れてもらうのもアリですが、
いずれにしろAIにプロジェクトを理解してもらうテクニックは今後の開発で重要になってくるんじゃないかなと。
Codex登場当時はもう人間がコーディングする時代は終わったなどと思ったものですが、
プロジェクト整備やマニュアル化・言語化の重要性がさらに増したこと、
何も考えずにAIに任せっぱなしだといずれ人間はコードさえ理解できなくなる危険性など(#08132 / 2026年03月22日)、
むしろ人間側の負担が増えたような気がしないでもないです。


#8145

本選びの重要性

今日の出来事読書

2026年は読書を本格的に復活させたいという思いで迎えたわけですが、
最初の2ヶ月間はさまざまな事情でそれどころではなく、先月上旬からようやくスタートしました。
読書メーターに再登録して、その実績を重視してどちらかというと「乱読」気味に読み進めた結果、
なんと年間最低目標である4冊(前年に読んだ冊数+1)をわずか1ヶ月でクリアしてしまいました。
今度の勤務先は移動中に合計1時間ほど電車の席に座れるため否応なしに読書が進むという事情があり、
そういう追い風もあって今後ますます読書は加速していきそうです。
基本的には読書録を書くなどのプレッシャーが無ければ新書であれば週1冊ペースで読めると思っていますが、
もちろんそのペースを維持すること自体を目的にしないよう戒める必要があります。


いま、4冊読んで5冊目を読んでいますがこれまでの経験から感じていることをいくつか言語化します。
まず、何よりも本選びが重要であるということは改めて認識しています。
4冊読み切った感じだと、内容がやや微妙でも新書程度ならサラッと最後まで行くことはできますが、
やはり面白くない本を読むのは有意義でないのでそういう本を避ける工夫は必須かなと思います。
引っかかりやすいのは、タイトルはとても惹かれるが内容が必ずしもそれに則していないようなケースですね。
タイトルの言わんとしていることと内容が乖離しているとまでは言えないものの、
タイトルを読んで期待するこちらの思惑と書かれている内容が乖離するというケースは往々にしてあります。
先月読んだ4冊のうち2冊はそれに該当するケースでした。
それでも読めることは読めるんですが、あんまり有意義な感じはしないし目が滑りやすい。


『資本主義を半分捨てる』(青木真兵著、ちくまプリマー新書)なんかがまさにそれでした。
この本は「個人が資本主義から距離を取りつつ豊かに生きることの正しさ」が書かれているのかと期待したのですが、
実際に書かれていたのは山奥で私設図書館を開設してまったり生きる著者の自分語りでした。
「資本主義の誘惑やシステムからどう逃れるか」などの実践的な内容がメインではなかったということです。
内容がタイトルのインパクトに負けているイメージは拭えず、個人的にはかなりイマイチな本でした。
もちろんこれは個人的にニーズが合わなかったという意味であり、著者の考えを否定するものではありません。
ただ、せっかく読書するなら自分のニーズに噛み合った本を選びたいものです。


今後、こうした本選びの失敗を避けるためにやろうと思っているのは
読書メーターの書評をあらかじめ読んでしまうというものです。
実用書・新書ならネタバレは怖くないし、むしろ著者の主張を理解してから読み進めた方が内容は頭に入りやすく、
その意味でも書評を先に読んでしまうというのは有効なんじゃないかと思っています。
読書メーターはまだ再開して1ヶ月も経っていませんが結構みんな真面目にレビューしていて、
少なくともAmazonのレビューよりは信頼できそうな雰囲気を感じています。
今月はその辺の情報も処理しつつ、本探しの精度を高めることを意識していきたいところ。


#8144

出勤の時間コスト

今日の出来事通勤・通学

新プロジェクト参画3日目。
当初、とりあえず今週中はすべて出勤してほしいというプロジェクトリーダーからの要望があったのですが、
TLに相当するメンバーがみんな本社に来れない事情があるとのことで、
むしろ今日は在宅勤務してほしいとのことで初のテレワークということになりました。
今度のプロジェクトはテレワークに関して統一された制約(週○日以上出社せよ、など)はありませんが、
その辺を自主性に任せつつ、一方でPLは「まあやる気あるなら出社はするよね」という雰囲気を漂わせており、
無能だと思われたくないならなるべく出社しろという言外の圧力を感じています。
おそらく、過去にテレワークでがっつりサボる人がいてテレワーク自体を若干警戒しているのでしょう。


そんな現場の事情も鑑みて、自分はいまのところ週3出社を目論んでいます。
これまでの教訓として、テレワーク比率を高めすぎると仕事自体のモチベーションを高められない上に
連動して趣味などのモチベーションも下がりがちという傾向が自分の中にあることが分かっているので、
PLの圧力とは関係なくなるべく出社はした方が良いだろうという意識はあります。
しかし一方で連日出勤はシンプルに身体への負荷、ことに睡眠リズムの維持が難しい可能性が大いにあり、
連日出社前提にしてしまうと身体面で破綻するリスクが少なくありません。
また、出社日は単純に勤務時間(8h)+休憩時間(1h)+移動時間(3.5h)=拘束時間となるため、
電車内読書以外でプライベート活動を進める余地がほとんどありません。
自分は個人的な制約としてブログ維持のためにまず週7時間は確保した上で、
それでも余った余暇が初めて諸々の活動に使える時間として計上できるという事情があります。
そのためあんまり社畜方向に寄せてしまうとあっさり破綻してしまうリスクがあるんですよね。
なので身体面の心配とは別に趣味の維持という観点からも完全出社スタイルは避けたい。
そうした諸々を考慮した上で月・水・金のみ出社が妥当かなと考えた次第です。


それにしても移動時間だけで1日3.5時間消費するというのは改めて考えると馬鹿馬鹿しいですね。
これでも今回の勤務先は山手線内にあるという点で特に遠いわけでもなく、
多摩に住みつつ都心勤務を前提としている以上、この程度の通勤時間に文句を言える立場ではないんですよね。
通勤しつつライフ・ワーク・バランスを整えたいなら都心に住むか、
せめてもっと都心に近い地域に移住することを考えなければなりません。
この辺はお金を優先するか、時間を優先するかといった個人の選択なのかなと思っています。
自分はいまのところ地元の住みやすさ優先でテレワークできるなら片道2時間未満は許容範囲として考えてはいますが、
もっと年齢が上がってきたら住まいや体力や時間に対する価値観や事情が変わり、都心志向になるかもしれません。


#8143

前途多難な現場

今日の出来事仕事

昨日はまさかの突き指で病院に行く羽目になり、
今日は通勤区間が電車と自動車が衝突したとかで朝から運休しており、迂回ルートで出勤することになりました。
こういうときのためのテレワークですが、今回はまだ2日目ということで無理やり出勤することに。
というわけで昨日は突き指の話に持って行かれて書けなかった新しいプロジェクトの話をようやく書けます。


今度の現場はシンプルにシステム開発をするIT企業。
ここ数年、こういう「いかにも」な現場からはずっと遠ざかっていたので何気に久々です。
例によって自分の意欲スキルその他とマッチしたというより自社の都合でアサインされたという感じですが、
押しても引いても開発をさせてくれなかった前回と違い、今回はいちおう開発込みのアサインの予定です。
ただしweb系ではないので専門外と言ってしまえばそれまでの領域で、その点では不安しかありません。
いままでと違うのは自社の人間がすでに何人かいて、さらに自分と同時に入る人がいるという点。
まだどんな人なのかさっぱり掴めていませんが、そこのつながりは重視したいところです。
ちなみに事前情報だと自社のそこそこ偉い人も参画しているという話でしたが、
まったく別の部署みたいなので当面意識することはなさそう。


現場の雰囲気はなんというかただただ良くも悪くもシステム開発の現場というような感じ。
つまり、新規の人は原則として即戦力という前提があり、設計書その他を「読んでおいて」で丸投げ。
既存メンバーは自分の持っているタスクで手一杯。
この雰囲気に飲まれて手をこまねいていたら後々大問題になることが目に見えているわけで、
現場独自のルールなど分からないことは分からないと堂々と言う覚悟が必要になってきます。
こういう現場を渡り歩いてきた人なら、設計書丸投げでもある程度通用するのでしょう。
むしろそれが普通だからこそのこういう対応なのかもしれない。
自分は幸か不幸かこういう「普通の」現場を避け続けてきたようなところがあるため、
今回改めて「あ、この業界に居続けるの厳しいかも」と直感しました。
少なくともweb系じゃないとダメなのではなかろうかと。
今後も生き残れるかどうかは今回の現場で試されることになるんじゃないかと思います。


いちおう現場の人柄や雰囲気はそこまで悪くはなさそうな空気を感じとっていますが、
これも例によって業界あるある(偏見)なことに上にいる人ほど教えるのが下手そうな雰囲気がぷんぷんします。
もしこの予感が当たってしまうとかなりしんどい現場になることは確定しそう。
その場合、最速で9月末で逃げることになります。
自分に割り振られたタスクがいったんそこまでなので(そのための増員らしい)、
望む望まざるに関わらずそこで終わりになるかもしれませんが。


いまのところ現場の雰囲気は少し嫌な予感がするだけで、
むしろいままでが楽すぎたのは間違いないのである程度の反動は覚悟の上ではあるのですが、
どちらかというと3連勤&06時起きのキツさに参っています。
終業が早いので慣れればある程度適応できそうだけど……このままでは趣味活動は維持できないだろうなと。
少なくともブログで手一杯になりそうな気配。
いちおう出社日は自分で選べるものの週3程度の出勤は要請されているので、
連勤がキツいことを鑑みて月・水・金を出勤日にしようと考えています。これで趣味を維持できるかどうか。
ただ、実は今回の通勤ルートでは行きで45分くらい座れる区間があり、非常に読書に適している事情があります。
なのでもし余暇の趣味活動が維持できない場合でも読書は維持できそう。
もちろんそれを維持するためには面白い本を探し当て続ける活動が必須なわけで、
やはりどのみちある程度の余暇が無いと困るのは確かではあります。


新年度にして放り込まれた新しいプロジェクト。前途多難な予感がしていますがどうなることやら……。


#8142

突き指と怪しい整形外科

今日の出来事事故

今日から新しいプロジェクトに参画することになり、初日は当然出社を要請されました。
前の現場が10時始業〜19時終業とやや遅めの時間だったうえに基本テレワークのため、
始業直前まで寝ていることが許されることもあって最近はどちらかというと夜型生活を続けていました。
しかし今後の現場は08時45分〜17時45分と1時間15分前倒しかつ就業場所もやや遠め。
電車の乗り換えを調べたところ06時55分に家を出るのが最適という結論に達し、
いつも09時50分まで寝ていた生活から一転して06時台に起きなければならない生活がスタートしました。
こうなると寝坊するリスクが若干不安になるわけですが、
近年の自分はほとんどの場合05時前後に中途覚醒するという睡眠のパターンがあり、
初日の今回はその中途覚醒後に寝ないという戦略を取ることで無難に起きられました。
が、もちろんその副作用として業務時間中常に眠かったことは言うまでもありません。


また、まさかの事故もありました。
会社の最寄駅には若干予定より遅いくらいの時間に到着したのですが、この日は小雨が降っていました。
先方を待たせたくないので少し急いでビルに向かっていたら、濡れた大理石の床に足を滑らせて転倒しました。
しかも、とっさに手をついて衣服はまったく濡れなかった代わりに、
すべての体重と勢いを引き受けた右手の親指がどう見ても曲がってはいけない方向に曲がっており、
起き上がってすぐに左手でボキッと関節を直してとりあえずは復帰しました。
いちおう、右手親指はやや痛むものの普通に動くし問題はなさそう……?
ですが、念のため退勤後にすぐに行ける病院を探し、かなり歩いて新橋駅の至近にある超怪しいクリニックへ行きました。
そこはいかにも昭和のにおいがする古い病院で、「1人1本どうぞ」と待合室にビール箱が置いてありました。
診察室に入ると80歳は超えてそうなヨボヨボのおじいさんが出てきて、簡単な問診。
その後、なにやらハイテクな機械でレントゲンを撮ることになりました。
いちおうそのおじいさんの所見によれば骨がどうにかなっているわけではないそうです。ほんとか?
さらに数分待たされたあと、看護師(?)の立ち会いで
電気治療、超音波治療、レーザー治療をそれぞれめちゃくちゃ古い機械で行い、
湿布や痛み止めの薬、塗り薬、漢方をもらいました。
それなりの請求を覚悟しましたが、たったの2,000円ちょいでした。医療保険制度って素晴らしいですね。


Google Mapsでこの病院のクチコミを見ると、散々なことが書いてあります。
確かにおじいさん先生がまともな診察をしたとは思えないし、使われた機器はいかにも古い。
さまざまな面から見て現代に求められる水準に達していないのは確かでしょう。
ただ、自分が調べたかぎり整形外科も対応して19時半まで受け付けてくれる病院は都心といえども少なく、
ここはいわゆる一般的な若者向けというよりは社会人の駆け込みや昔ながらの患者のためというニーズに特化しており、
そういう意味では年老いてもニーズに応え続けている素晴らしい病院だと感じました。
むしろ、そうしたニーズをこれっぽっちも理解しようとせずに無責任なレビューを書き込むのはいかがなものか。


……まぁ、でも時間に余裕のあるときにあえて選ぶ病院でもないのは事実です。
いまのところ右手親指は無事ですが、
もし1週間様子を見て痛みが引かなかったら地元の病院でセカンドオピニオンを受けようかなと思っています。


入場初日の話をまったく書けなかったのでそれは翌日分へ。


#8141

緩すぎた現場の末路

今日の出来事仕事

自社・客先プロジェクトを含むwebエンジニアの経歴としては「9社目」となる現場の退場日でした。
入場は2024年06月なので、1年9ヶ月いたことになります。


入場当時、この現場は「自分が今後webエンジニアとしてやっていけるかどうかの分岐点」という位置付けでした。
というのも直近は、というよりコロナ禍以降ずっと、いわゆる開発に携われていないという実情がある。
営業部に散々開発をしたいとプッシュしているにも関わらず、そうした現場に行かせてもらえない。
このままではもはや新卒・若手から見たら「ロースキルのおっさん」でしかなく、相当に焦りがありました。
そもそもキャリア云々を抜きにして考えても、直近の現場はあまりにもやりたいことにマッチしていない。
そういう観点からも、「営業がまともに動いてくれるかどうか」を試した結果入場した現場でした。


結果的にはここも、自己都合退職する自社の外国人の尻拭いとして入ったに過ぎません。
現時点では、もう技術者は自分が望む現場には行けないものなのだと半ば諦めているところです。
とはいえ、それとは関係なく現場の就業環境や人間関係はとても良好で、かなり良い印象の現場ではありました。
ただ致命的だったのは仕事が少なかったこと。
自分はもともと「これから大掛かりな開発をするから」という名目でアサインされたのですが、
その開発プロジェクトがいつまで経っても動かないんですね。
現場レベルではすぐにでも動きたいと思っているし、関係部署のプロパー社員もそれに同意している。
けれども、もっと上の立場の人からゴーサインが出ないと当然動けないわけです。
そしてこの現場のネガティブな特徴として、大企業ゆえなのか上の人間の腰がとにかく重いというのがありました。
結局入場当初のプロジェクトはものすごく簡略化して実装するにとどまり、
その後更改のたびに「開発案件を動かすようにプッシュしている」と現場上司から説得されたものの、
それが実現する前に自分たちが所属している部署ごと閉鎖することになり、最後の3ヶ月は全部引き継ぎ期間でした。


そうこうしているうちに世の中ではCodexやClaude CodeなどといったエージェントAIが登場し、
もはや開発のみ(コーダー)としての需要は早晩無くなるだろうと囁かれるようになり、
それは最近「SaaSの死」などと呼ばれる関連株の大暴落によって世界的潮流としても加速しています。
自分自身も2024年08月のブログ4代目移転に始まり趣味においても開発はAIに任せるようになっていき、
もはや入場当初こだわっていた開発実績には未練が無くなってしまいました。
むしろ今後は上流工程など他の工程に精通しなければという思いが募っていきました。


実態としてはITに詳しい人材として非ITであるプロパーの業務支援を遂行するというような立場に近かったので、
そういう意味では上京後でもっともイメージの良い2021年の現場の状況にかなり近い、理想的な現場だったと思います。
ただ世の中の激変によって客先企業内でも「AIができることはAIに任せよう」という方針が定められ、
結果として自分たちのような技術で業務支援をするような立場の人間はその方針によって淘汰されてしまいました。
上司も部署閉鎖の理由はまさにAIだと言っていたので、ある意味AIによるリストラとも言えるかもしれません。
業務支援的な立場ならプロパーから頼られやすいし、そういう意味でやりがいも見出しやすいのですが、
AIの登場によってそういう仕事は今後どんどん減っていくと思われます。
もしかしたらこの手の仕事で自分が携われるのは今回の案件が最後だったのかも。


(10社目の入場に至る経緯を含め)営業に対する信用やAIを取り巻く世の中の状況などを鑑みると、
30代で上京してwebエンジニアになった自分の未来はとてもポジティブには描けないというのが正直なところです。
上京当時は、最初の数年〜10年くらいで幅広い分野の現場を渡り歩いて、
その実績でどこかの企業に転職して情シスなどのお抱えエンジニアとして定年まで頑張るというビジョンがありましたが、
その展望はもはや打ち砕かれたといっても過言ではないと思います。
かといって、果たしてこのまま40代も50代も客先常駐前提の技術社員としてやっていけるのか……?


もはやAIと一蓮托生と言うほかない状況ですが、果たして数年後の自分はどうなっているのでしょうか。


#8140

サブPCとしてのタブレット

今日の出来事ipad

いまでこそ用途の限られているiPadですが、いよいよサブ機として環境整備する土壌が整ってきた感じがします。
というのも、直近の大型アップデート(iPadOS 26)でついにウィンドウサイズの変更に対応し、
さながらパソコンのようなマルチタスキングができるようになったからです。
加えてAIの台頭によって環境さえ整えば手元に必要なのはターミナルのみになりつつあり、
近い将来、実際に動かすのはサーバーだったり「母艦」的なデスクトップ環境だったりするものの、
手元の環境はそれとは別に身軽な端末から操作するのが普通になるんじゃないかと思っています。
そういう環境が揃ったとき、iPadは端末サイズとしてはとてもうってつけのサイズ感と言えそうです。


また、ミニPCのような用途で扱えるので普通にサブPCとして運用したいという機運も高まっています。
いま、iPadのケースは軽さ重視で何も機能がついていない最軽量級のシンプルなカバーを装着していますが、
キーボードとトラックパッドのついたカバーにすれば簡単にサブPCとして扱えるようになります。
実は以前もそういう運用をしたことがありますが、結局キーボードは別に持ち歩くことが定着していたこともあり、
値段相応に活用できていないことを鑑みてメルカリでカバーを売ってしまった経緯があります。
まぁ確かにキーボードも別に使い慣れたものを持っているので当面はこれでいいかなと思っていますが、
キーボード+マウス+iPadを持ち歩くならもうMacbookでいいじゃん……という話ではあるんですよね。
この辺がかなり微妙な問題で、だからこそiPadの活用はなかなか進展してこなかった背景があります。


先日、ギリギリ10万円を切るMacbookの廉価版シリーズとして「Macbook Neo」が新登場しました。
こちらは13インチディスプレイと従来のMacbookと比べて1インチだけ小さく、
またSoCにiPhoneのAシリーズのモデルを採用することで価格を落とすことを実現したものです。
単純に大きさの序列だけ見ればiPad Proの上で従来のMacbookの下になるので、
直感ではサブPCとしてうってつけなのではないかと思ったのですが、
実際にはMacbook Airとまったく同じ重量でMacbook Proと比べても400gほどの差しかないので、
小型Macbookと割り切って買うにはさすがに中途半端かなと思っています。


次の現場では出社頻度が少し増える可能性があり、また始業時間がやや早くなる見通しです。
これまでは終業時間が遅かったので基本的に出社日は直帰一択でしたが、今後は
「オフィスに私物PCとしてのMacbookは持ち込めないが、帰りに都心のカフェで軽く作業してから帰りたい」
というようなケースも出てくると思われ、iPadの作業環境は一度整備しておきたいところです。
VPS(Linux)にもCodexはインストールできるそうなので、それでどこまでできるのかは一度試してみる価値はありそう。


#8139

イメージカラーの重要性

そういえば、春のアップデートでこのブログに3代目以降の伝統だった「イヤーカラー」を復活させました。
イヤーカラー(年カラー)とは簡単に言えば西暦ごとに色を1つ決めるというものです。
このブログでは各年の個別記事の記事番号と、その記事へのリンクを着色するのに使っています。
このブログはベースデザインがモノクロなので、アクセントカラーとしても機能するようになっています。


年カラー自体は3代目以前からも自分の中にあった概念で、
古くは「マイベストゲームランキング 2006」でも使用していた記憶があります。
基本的には翌年初頭くらいにその年を象徴する個人的カラーを決め、各種デザインなどで使うという感じですね。
特に2003年から2010年までは順に橙、黄緑、青、青紫、黄、赤紫、赤、灰と決まっていて、
これは当時を過ごした自分がその年に抱く抽象的なイメージを総合して決めたものです。
この8年間が特に象徴的な年カラーで、逆に言えばそれ以外の年カラーはほとんど後付けでしかありません。
しかし思い出補正とは恐ろしいもので、
たとえばいま2005年について思い出そうとすると「青色」というイメージは絶対に拭えないほど、
当時決めた年カラーは自分の中で常識的な概念として定着しています。青以外は考えられません。
2011年以降もできるだけその年の抽象的なイメージを踏まえて決めるようにしていますが、
2003〜2010年のイメージが強すぎて、それぞれの各下1桁と共通している色にイメージが引っ張られてしまいますね。
たとえば2023年は橙色です。これは2023年が「橙色っぽい」という感じもしなくもないんですが、
おそらく無意識下で「3=橙」という数と色の暗黙的な結びつきに影響されているのではないかと思います。


同じく春のアップデートでカラースキームを整理したピクチャレ大会でも色イメージは大切にしています。
こっちはピクミンシリーズのナンバリングタイトルを取り扱っているわけですが、
1作目から順番に青、赤、緑、黄というイメージカラーを昔から使っています。
このうち3作目はパッケージデザインの雰囲気から、4作目は新色ピクミンの花の色を由来としていますが、
1〜2作目については後付けであり特に根拠はありません。
しかしこれもそれなりの歴史があるためいまさら変えるつもりもなく、
自分の中では『ピクミン2』=赤というイメージは完全に定着してしまっています。
ランキングの1位=黄、2位=緑、3位=青というカラーイメージも同様で、開設当初からある大切な設定です。
これこそがwebサイトのアイデンティティと言えるかもしれない。


webデザインにおいて、色は軽率に扱ってはならない重要な要素だと思っています。
自分が作るサイトは基本的に色数を絞っていますが、それはそれだけ色1色が与える影響力を重視しているからです。
色数を多くすればするほどその影響力は打ち消しあってしまうので、色数を増やすのは本当に難しい。
色についてのノウハウは5年ほど前に色彩検定を取ることである程度学んだつもりですが、
webデザインを今後も続けるなら折に触れて学び直したい分野ではあります。


#8138

計画遂行に必要な意志力

えー、もう2026年の4分の1が終わろうとしている現実に半ば絶望しているわけですが。
この第1四半期最大の反省点は、
「作業をするにあたり阻害要因が全部取り除かれるのを待っていたら、永遠に着手する機会は来ない」ということです。
この3ヶ月間は思い起こせば一見して「年間計画を進めるどころではない」状況がメドレーのように続きました。
年始実家帰省の生活リズム崩壊(〜01月15日)→草コインを起因とする仮想通貨の含み損抱え(〜02月28日)、
例年とは比べ物にならないレベルの花粉症悪化(〜03月19日)という感じですね。
そして春の実家帰省でweb制作系の作業は多少挽回しましたが、
その5日間にほとんどブログを書けなかったことにより03月末はブログの執筆に追われているという感じです。
花粉症は半ばどうにもならなかったですが、他はブログを含め自己責任と言えるでしょう。
まあ仮想通貨に関しては結果的に25万円の含み益が出たので結果オーライではあるんですが……。


これらの経験から、年間計画はもっと強い意志で推進しないとあっさり破綻するという危機感があります。
多少の逆風が吹いていてもゴリ押しで進めるくらいの意識があっても良いのかもしれない。
確かに逆風が吹いていない状況の方が作業が捗りやすそうな気はしますが、
だからといって好機を待つのは単に時間の損失であって、やらない理由を絞り出しているだけなんですよね。
第2四半期は仕事場の変更という大きな変化が待ち受けているため、
趣味活動にとって大きな逆風が吹く可能性は大いにあります。
だからといって第2四半期も停滞してしまうと、もう1年の半分を消費してしまうことになる。


とはいえ実は去年末に立てた年間計画はこうなることをそれなりに織り込んでいて、
期間限定ランキング制作が若干遅延していること以外はおおむね想定通りだったりします。
web制作方面では春季アプデはいちおう実施できたし、イベントもコンスタントに開催できている。
読書についてはむしろ想定よりかなりハイペースで進んでいるので、
「年間4冊」という低い目標は今月だけでほとんど達成できそうな勢いです。
まぁ、低い目標に沿ったところで達成感も実績も生み出せなければ意味はないので、
低い目標そのものの存在意義がやや怪しいところではありますが……。


とにかく、第2四半期は作業遅延の原因を自分から作るような愚行は意識的に避け、
また逆風がある程度吹いてもできる範囲で少しずつ進めていくような執念を心に宿していきたいところです。