怠惰の部屋
実家で思いの外作業がはかどったので、この勢いで東京でも作業できるか…… と思いきや、まったくそんなことはありませんでした。やはり一人暮らしの方がだらけてしまう。
なんでそうなるのかと考えたとき、実家の居間とマンションの一室の違いで思いつくのは2つ。
単純に、人目が無いことと部屋がひとつしかないことです。
実家の居間は人目もあるし寝室が別にあるので寝そべるわけにもいきません。
それゆえに居間にいるかぎり、良くも悪くも「何かしてないといけない」という縛りがあります。
別にスマホをいじっていてもいいんですが、それなら作業でもするかという気になりやすい。
一人暮らしだと、すぐそこにお布団があるのでいつでも寝っ転がることができるのが厄介です。
寝っ転がった状態では作業ができないので、自ずとできることは限られてくる。
せめて寝室が別にあれば、居間=作業をする場所という縛りを作ることもできるのですが、
現状それだけのために2Kの部屋を借りるのは現実的ではありません。
結局、東京で実家の居間に相当する環境を作るならカフェに行くのが一番早いというわけです。
見知らぬ他人の目があり、当然ながらカフェで寝っ転がることはできない。
ただ、最近はカフェに行く意義を忘れかけていたのも事実です。
なんとなくカフェに行って、また今日も作業が捗らなかったの繰り返しになっていた。
実家の居間のような作業環境を作るため、という大義名分を思い出したのは年始帰省の収穫かなと。
そして改めて一人暮らしは実家よりもだらけやすいということがわかりました。
まあ、考えてみれば学生時代の一人暮らしで猛烈に集中できたのも最初の3年くらいですしね。
むしろ過度にだらけてしまう下地があったからこそ睡眠障害に陥ってしまったわけで。
一人暮らしの方がいかにも自立している感はありますが、
実態としては実家暮らしの方がなんだかんだで規律的な暮らしはしやすいのでしょう。
ただ生きていくだけならできて当たり前ですが、プラスアルファを求めていくと非常に難しい。
とはいえ今年のプロジェクトはできませんでしたでは済まされないので、
できないならできないでなんらかの対策を打っていきたいところです。