垣根を越える人工知能
去年はオープンソースAI元年とも言えるくらいイラスト生成AIの登場がもてはやされましたが、
その去年の暮れに「ChatGPT」という文章生成AIも登場していたみたいです。
このAIは疑問文を打ち込むとそれに文章で回答してくれるというもの。(日本語対応!) クイズのような簡単なものはもちろん、
「このコードをリファクタリングして」といったちょっとした課題もこなしてくれるため、
多方面での作業効率化に活用できるのではないかと期待されています。
いやー、本当にここ最近のAIの勢いは凄まじいものがありますね。
昔からこのブログの課題としてある記事の自動タグ付与はAIの発展が不可欠なのですが、
いよいよそれが実現するかもしれないと期待できる段階に突入してきたように思います。
多分、タグのような文章のキーワード化はまだ難しいと思いますが、
関連度の計算は割と頑張ればなんとかなってしまいそうな気がします。
できるのかどうか怪しいですがローカルでの実行環境を構築する方法も出回っているので、
それを使ってこの連休に構築してみようかなと思っています。
しかし文章生成AIがいよいよ実用レベルになるといろんなことができちゃいそうですね。
卒業論文をAIに書かせたがそれはセーフなのかアウトなのか、みたいな議論も起きそう。
すでにブログ記事レベルではAIに書かせてみた系の記事が出回っています。
自分もブログはそろそろAIにお任せしますか……。
チャットボットとしての精度も非常に上がっているので、
SNSやメッセンジャーアプリへ人間の代わりにAIを紛れ込ませる文化が芽生えるのも時間の問題、
というかすでにあるんじゃないでしょうか。
ネット利用者から見た他のネットユーザーとAIの垣根が無くなっていく時代がそろそろ来そう。
それが果たして人類を幸福にするのかどうかはわかりませんが。
まあ、個人的にはTwitterが台頭してからのネットは
人類(特に日本人)を不幸にしていると思っているので、それを打開してくれればと思います。
Twitterに蔓延しているヘイト系の相手は全部AIが引き受けてくれるとかね。
ネットにAIが蔓延したら、人類は人間らしさを求めて逆にリアル志向になる気がします。
チャットよりも生の声、声だけよりもビデオ通話、ビデオ通話よりもリアル対面……といった感じで。
コロナ疲れですでにそういう風潮があるような気がしないでもないですが。
ともあれ、AIの進歩にワクワクが止まらない今日この頃です。