潜むクジラと迷いクジラ
昨日、半ば勝ちを確信して指値注文したら指値がすり抜けてしまい利益を取り損ねた仮想通貨ですが、
その後別の銘柄が下落の兆しを見せていたので今度は成り行きで注文しました。
すると、夜の03時にビットコインが突然の大暴騰!
おそらくクジラ(大口投資家)が動いたのでしょう。
巻き添えを喰らう形で結局2万円の損失を出してしまいました。なんてこったい。
「下がると思った銘柄を下がってから売る」というパターンは負けることが多い気がします。
要はそういうタイミングというのはもう遅すぎるんですよね。下がる前に売らないとダメ。
乗り遅れまいと慌てて売った結果、先行している投資家たちの餌食になるという……。
「トレンド転換のタイミングでのみ売り買いする」という教訓はもっと徹底しないとなぁ。
しかし、まさかこのタイミングでビットコインが高騰するとは。
もう少し粘って値上がりすれば日足7日-100日平均線のゴールデンクロスが成立しますが、
これは2022年04月10日にデッドクロスを形成して以来実に9ヶ月ぶりのトレンド転換となります。
自分はもう半ば15分足スキャルピングを専門にしているので
日足チャートの読み方はよくわかっていませんが、9ヶ月ぶりはなんだかすごい気がします。
2022年は全体的に仮想通貨冬の時代でしたが、いよいよその雰囲気が払拭されつつあるんだろうか。
ところでここ数日世間を騒がせている大阪湾淀川に迷い込んだクジラ「ヨドちゃん」が心配です。
淀川は東京の河川と違って水質は良いのですが、
迷い込んだマッコウクジラが体長8mあるのに対して水深が2mしかないそうです。
尾を引っ張れば神経系を傷付ける恐れがあり、縄を掛けるにも大きすぎて困難ということで、
おそらく海上保安庁なども手出しができないのでしょう。
とはいえ50時間動いていないらしいので相当衰弱していると思われ、
果たして自力で戻れるのかと言われると……。
マッコウクジラについて少し調べましたが、8mはまだ成体とは言えないほど小さいらしく、
親とはぐれてしまった子どもである可能性があります。
この種はダイオウイカなど深海生物を大量に捕食するためダイビングをするのですが、
子どもの頃はうまくダイビングできないので親に教えてもらうそうです。
そういう生態を考慮すると、親クジラとはぐれた時点でかなり絶望的のような……。
クジラは知能が高く、人間と同じように「苦悩」を感じることができる動物と言われています。
浅瀬に迷い込んだ子どもクジラの苦悩は計り知れません。
どうにかヒトの技術で助けてやれないものなんでしょうかね……。