破滅覚悟の徹夜
どういうわけか17時に起きてしまいました。せっかくの日曜日が……。
ここで自分に与えられた選択肢は2つ。
潔く夜は普通に寝るか、いっそのこと徹夜するか。
これはどちらも悪い選択です。
普通に寝ようとする場合、当然ながらまず普通に眠れるとはかぎらない。
睡眠薬が無かった時代ならもう眠れないことは確定的に明らかでしたが、
17時起床となると睡眠薬があっても眠れる保証はありません。
再三書いていますが自分の睡眠薬は依存性が無い代わりにそこまで強力な代物ではないからです。
となると、睡眠を促すための行動として夜散歩をするという手もありますが、
先日それをしても03時まで眠れなかったケースに遭遇したため、
翌日が出勤日である今回それをするのはリスクが大きすぎる。
仮に夜明けにどうにか寝付けたとして、始業時間に起きるのが困難なのは明白だからです。
一方、徹夜はいわば禁止カードであって、論外というかナンセンスというか、破滅が明らかです。
これを選択したら最後、24時間以上起き続けなければならない。
出社出勤ならともかくテレワークなので完徹の難易度はさらに上がっています。
そして仮に翌日夜まで起き続けていたとして、翌々日以降生活リズムが壊れない保証が無い。
これはいままでの不眠症人生で得た法則です。一度徹夜すると正常リズムへの復帰が困難だと。
大学時代には一度壊れたら数ヶ月直らないこともザラにあったので、
そう考えるとやはり徹夜は百害あって一利なしと言えるでしょう。
……にもかかわらず、今回は愚かにも徹夜を選択することにしました。理由は2つ。
まず先に挙げた生活リズムが崩壊するというリスクは睡眠薬によって矯正しやすいこと。
自分の睡眠薬は17時に起きたのにいつも通り寝る、というような使い方には向いていませんが、
毎日決まった時間に飲んで決まった時間に寝ることを促す場合には強い効果を発揮します。
なので昔みたいに一度崩れたら崩れっぱなしみたいなことはならないのではないか、
というのが徹夜を選んだ理由の一つ目。
二つ目は、最近時間不足やらなんやらで進んでいなかった作業を進める千載一遇のチャンスだから。
特にピクチャレ大会開発が先月からイマイチなことは先日も書いた通りですが、
それを挽回するためにはどうしてもたっぷり時間が欲しいところでした。
しかし、日常生活でなかなか時間を捻出するのも難しい。
そこで徹夜なら夜中の8時間近くを丸々使えるわけです。
というわけで作業を一気に進めるためにもここはあえて破滅覚悟で徹夜を選ぶことにしました。
……結果は、長年このブログを読んでいる人ならもうわかっているかもしれません。
はい、まったく作業は捗りませんでした。マジで何のための徹夜だったんだろう。
まあ一応始業時間までは起き続けられたので欠勤ということにはなりませんでした。
結局自分に必要なのは時間ではなく、もっと他の要因ということを身を持って知りました。
「時間が無いからできない」というのはその欠けている何かを隠すための言い訳に過ぎないと。
終業後即寝て22時に起きてまたすぐに寝ることはできたので
生活リズムが崩壊しなかったのはおそらく想定通りですが、結局百害あって一利なしなのでした。