最終盤のキーパーソン
昨日徹夜した話を書きましたが、
テレワークの昼休憩中に寝てしまわないように床屋に行ったんですよ。
そうしたらたまたま待合椅子の前に週刊少年ジャンプが置いてありまして。
特に興味も無かったのですが、他にやることも無かったのでついつい開いてしまったんです。
そうしたら『ONE PIECE』で赤髪のシャンクスが戦っていました。めっちゃくちゃかっこいい。
技の名前もカッコ良すぎるのでググったら海賊王が使っていた技らしい。
さらにそのルーツを辿ると古事記をモチーフにしているのではないかという説があるようです。
こんなに複雑かつ膨大なストーリーなのに、技名もちゃんと考えられているんですねー。
シャンクスが登場するということは、ONE PIECEもいよいよ終盤なのでしょう。
海賊の頂点に君臨する四皇が各ストーリーのボスとして立ちはだかるようになり、
4人のうち2人のビッグマムとカイドウがそれぞれお菓子の国編とワノ国編のボス、
残りの2人はシャンクスと黒ひげなので、
そのうちシャンクスは麦わら海賊団と対峙するはずがないため実質残り1人なんですよね。
まあ自分はワノ国編の入り口までしか読んでいないのでカイドウがどうなったのかは知りませんが。
『ONE PIECE』は漫画好きにこの作品が好きと言うと鼻で笑われ、
にわかにこの作品が好きと言っても細かいところまで話が通じないこともあって、
意外と語りにくい作品だと思います。自分もこの漫画の凄さとか改めて誰かと話したことないかも。
とにかく歴史が長いのでその評価も波打っており、自分の中でも一定していません。
アラバスタ編の終わりまでは満場一致で高評価だと思います。
空島編は人によって微妙だったと言うけれど自分は大好きです。
ウォーターセブン編も普通に高評価でしょう。ここまでは同世代以上なら誰でも語れるはずです。
問題はその後。スリラーバーク編は好きだと言っている人を見たことがありません。
ただその次の頂上戦争編は再評価されたような気がする。
で、新世界(偉大なる航路の後半)に突入してからは個人的にはイマイチ続きでした。
魚人島編、パンクハザード編、おもちゃの国編、お菓子の国編、そしてワノ国編。
よく言われることですがこの辺からコマが小さくなって全体的にセカセカするようになった。
キャラが多すぎて作者の頭の中でも収拾が付かないのでしょう。
頂上戦争編もワチャワチャしていたけど高評価だったので、
この辺は純粋にストーリーがイマイチなのか、自分の読解が足りないのかはわかりません。
ただこの辺も好きな人は本当にONE PIECEが好きなんだろうなと思います。
自分も昔は自称ONE PIECE大好き人間でした。
実家に全巻あるのに大学時代に自分でもう1セット買い揃えたのは良い思い出です。
ただそれも頂上戦争の終わりまでの話で、魚人島辺りで明確にギブアップしました。
大学院時代が終わってからは電子書籍デビューとともに紙の漫画を買うことを卒業しましたが、
実はいまだに電子書籍版のONE PIECEは1冊も買っていません。
61巻以降はもっぱら実家帰省のたびに実家で親が買ったのを拝借して読んでいます。
でも、思えばそれで楽しめないのは実家で1巻ずつチマチマ読んでいるのと、
読んでいる自分の頭の中でもキャラクタープロフィールを処理しきれていないせいかも。
もっと背景設定やキャラクタープロフィールをしっかり予習してから一気に読めば、
もしかすると魚人島編以降も抜群に面白いと思えるかも。
ということを最新話のシャンクスを見て改めて思いました。
完結したらたぶん日本中大騒ぎでSNSではネタバレの嵐、マスコミにも取り上げられるでしょう。
そのときにひとつなぎの大秘宝とは何なのかというネタバレを見てしまわないかだけ不安です。
そこを凌いだらいつか全巻フルカラー版を買おうかなと前々から思っていましたが、
さらにキャラクターブックなどもセットで買った方がいいのかもしれません。