音ゲー趣味の完全終了
2011年の大学院時代当時、いろいろな偶然が重なってマイブームになった音ゲー。
そもそも当時はかなりの田舎に住んでいてネット以外の娯楽が限られていたこと、
たまたま『ポップンミュージックポータブル』の存在を知って買ってみたらハマったこと、
さらに同期の友人がポップン好きでゲーセン仲間ができたこと、
そのゲーセンも(田舎にしては)それほど遠くない場所にあったことなどの要因により、
自分の大学院生活は修論よりも学生生活よりも音ゲーに染まった2年間でした。
思えばこの頃はピクミン含むコンシューマーゲームも相当衰退していたし、
他の趣味も芽生えていたわけでもなくサイト作りにハマったわけでもなかったので、
本当に音ゲーが無かったらどうしていたんだろう、というくらい音ゲーしかやっていませんでした。
そのわりに金銭的制約から日中ずっとゲーセンに居られるわけでもなく、
上級者を名乗れるようなレベルまで練達することもなかったのが悲しいところ。
音ゲーを含むアーケードゲームの一部は、新作が稼働すると前作からの引き継ぎが発生します。
beatmania IIDXはクリアランプが、ポップンミュージックはクリア状況とスコアが引き継がれます。
それはこれまで従量課金でプレイしてきた証そのものと言ってもいいわけですが、
この引き継ぎには「前々作からの引き継ぎはできない」という制約があります。
これを避けるためには各作品で最低1回はプレイして引き継ぐ必要があり、
2013年はともかく2014年以降完全に音ゲーブームが収束したあとも年に数回はプレイすることで、
いちおうクリア状況の保全に努めてきました。
が、今年は何度かゲーセンに行ってみたものの音ゲーコーナーが常に混雑していてプレイできず、
かといって順番待ちをしてまでデータ引き継ぎのだけためにプレイするモチベーションも無く、
そうこうしているうちに次々作であるbeatmania IIDX 31が稼働したことを知ってしまいました。
まあ、もうやらないのにデータを保持し続ける意味も無かったので、
ある意味完全に断絶されたことでスッキリしたといえばそうなのですが、
2011〜2013年にあれほどハマった証が消えてしまうのは寂しい気持ちもあります。
もうこれで自分は音ゲーコーナーに行く理由は完全に失われてしまいました。
一昨年、いろいろなマイブームの掘り起こしが自分の中で勢いづいていたころ、
実は音ゲーもその候補のひとつとして真剣に考えていたときがありました。
アーケードコントローラーを買ってINFINITASを始めてみようかな、と。
ただ、結局それは実現することはありませんでした。
反射神経が衰えていることや曲数の膨大さ、難易度のインフレを考えるとやはり手は出にくい。
まあ音ゲーそのものをやる可能性があるとしたらDeemoを再開するくらいですかね。
ちなみに、これで音ゲーは名実ともに卒業ということになるわけですが、
サントラはこれからも買い続けると思います。
サントラ収集はそもそもニコニコ動画黎明期に始めたもので音ゲーブームとは関係ないので、
音ゲーを辞めたからといって辞める理由は何も無いんですよね。
いつの間にか30作を超えていることに驚くIIDXシリーズですが、新作のサントラも楽しみです。