巨大なガラスケージ
ここ近年で一番失敗した買い物は何かと言われたら、
おそらく多肉植物栽培用として購入した幅120cmのガラスケージでしょう
(本来はエキゾチックアニマルの飼育に使うもので送料込みで4万円くらいしました)。
2021年、ひょんなことから多肉植物に対する興味が爆発した時期があり、
メルカリやYahoo!ショッピングなどを駆使して多肉植物の種を手にいれ、種から育てています。
めちゃくちゃ成長が遅いので2024年現在いまだにちっこいままですが、
エケベリアなどはそれなりの大きさになってきました。
もちろん、本来多肉植物をお世話するのにガラスケージなどは必要ありません。
ただ、種からとなるとそれなりの湿度を要するため、
部屋とは異なる湿度をある程度コントロールできる空間があった方がいいと思ったんですね。
で、それならせっかくなら奮発して数十個の鉢を置いても管理できるものがいいと。
しかし実際に播種からスタートしてみると、巨大ガラスケージのデメリットが浮き彫りになってきました。
まず大きすぎて重すぎるので、一度配置してしまうとそう簡単には動かせません。
一人ではズラすことすらできないので、いわゆる便利屋さんに頼むか何かしないといけません。
また、ガラスケージでまとめて栽培するため肝心の多肉植物と物理的な距離が生まれ、
これによって多肉植物を十分に愛でることができていない感じもします。
そのため、非常に今更ですがそろそろ外に出して机の上に鉢を並べようかと考えています。
ただ、そうなるとこの4万円の巨大ケージはどうするのか……。
近所にたまたま欲しがっている人がいたら引き取ってくれないだろうか。
多肉植物に関しては、種から育てることに強くこだわったのも失敗だと思っています。
まあ種からの栽培にチャレンジしてみるのはいいと思いますが、
やっぱり実店舗に赴いてすでにプロが育てた品種を品定めするのも興味を保つのに必要だと思います。
これもあまりにも今更なのですが……。あと、湿度が必要な件はタッパーで十分です。
巨大なガラスケージなんて必要ないし、むしろタッパーの方が密閉する分効率に優れてるはず。
多肉植物周りについては、
今年の春くらいにどこかで環境をガラッと変えて趣味として再発したいと思っています。
できればそこでガラスケージは処分したいところですが……。
メルカリのようなサービスが普及したいま、メルカリで売れるかどうかはわりと重要だと思っています。
2022年以降の買い物ではその辺を意識することが多くなりました。
なのでこのガラスケージのように、
物理的にフリマアプリに出せないものは今後買うときにより慎重になると思います。
2021年当時の自分もそういう物差しで検討して欲しかったとつくづく。