メタバースへの期待
以前VRヘッドセットにもいずれ手を出したいという話をしましたが(#07340 / 2024年01月21日)、
それに関連したコンテンツでまだ未着手のジャンルに「メタバース」があります。
ここで言うメタバースは『サマーウォーズ』に出てくるOZのようなものではなく、
3D空間にアバターで参加してコミュニケーションとクリエイションができるプラットフォーム、
くらいの意味合いです。
その意味でのメタバースというと、『Minecraft』の推奨サーバーがまず挙げられますが、
最近の子どもたちの間ではそれよりも『Roblox』の方が勢いがあるようです。
『Roblox』は、メタバース内に個人が制作物を設置して遊んでもらうことができるというもの。
まだ未プレイなので詳しくは分かりませんが、
制作ゲームの中には実物のゲームを凌ぐほど人気が出るケースもあるようです。
このプラットフォームに仮想通貨による経済概念を導入したのが『The Sandbox』。
2021年初頭に専用通貨「SAND」が大暴騰して仮想通貨界隈でも有名になりましたが、
その後大暴落して通貨としては半死半生のような状態になっています。
メタバース関連銘柄としては頑張っている部類だと思いますが、
どう見てもRobloxを置き換えるようなポテンシャルは感じられません。
トークンを買ったことがあるくらいなのでプレイしたこともあるのですが、
固定マップのどこかにある土地を買ってそこにコンテンツを作る、という名目なのに
コンテンツ間に公共の土地があるのかというとそうでもなく移動時にいちいちローディング画面を挟むため
(コンテンツが壁に囲まれていてそもそも移動できないケースも多い)、
「これでは土地に座標を設定する意味が無いのでは??」と思ったのが率直な感想です。
他のメタバースもそうなんだろうか。
国内産としては『Cluster』というメタバースもあります。これはモバイルアプリもありまあまあ有力。
国内のアプリなので日本人が多そうな印象がありますがどうなんでしょうか。
今度やってみようと思います。
これらは別にVRが無くとも活動可能なので、
VR関係無く手を出してみてもいいのかなと思っています。
MMORPGやいわゆる交流系アプリもなんだかんだで本格的にやる機会が無かったので、
新規開拓としては可能性は十分ありそう。
あんまり沼るとこっちの世界に帰ってこれなくなりそうな危険な匂いもしますが……。
万が一仮想世界で良好な人間関係を構築できたりすると、こっちでの寂しさが際立つでしょうから。