第13回自宅ゲーム会
元同僚たちと自分のマンションで会って遊ぶゲーム会を半年ぶりに開催しました。
毎回、集まるとまずは3時間くらい雑談が盛り上がるのですが、
2020年から長くやっているだけあって会話の中での自分の立ち位置も変化してきたように思います。
以前は意識高い系としてプログラミングに関する知識でリードしていたと思うのですが、
いまではもはやそんなことはまったくない。完全に化けの皮が剥がれてしまった形です。
向上心もモチベーションも皆無のいま、それはもうどうしようもない。
ただ、自分のその意識の低さというのを改めて認識させられる機会としては有用だと思いました。
虚勢は良くないですが、もう少し意識的にアンテナを張ってもいいのかもしれない。
いまはちょっと意識低すぎですね。
今回は5人集まったのでコンシューマーゲームは『大乱闘スマッシュブラザーズSpecial』のみ。
4人以下なら『スーパーマリオワンダー』を買う、
または『マリオカート8デラックス』で未着手の大量DLCを消化するなどやりたかったのですが……。
スマブラはさすがに擦りすぎ感があるので、
今回はそこそこで切り上げてもらってあらかじめ買っておいたボードゲームで遊ぶことにしました。
結果的にはこっちの方がはるかに盛り上がったので正解だったかなと。
今回買ってプレイしたボードゲームは『ito(イト)』『ナナトリドリ』『ワンナイト人狼』です。
全部盛り上がりましたが自分は前者2つが好きで、人狼はさほどでもないかなという感じ。
『ito(イト)』は協力系ボードゲームで、1〜100の数字カードを小さい順に出していくというもの。
ただし、具体的な数値を口にしてはいけません。
そこで、お題カードに沿って「そのカードがどれくらいの値なのか」をお題で表現しながら、
お互いの数値を推測していくというのが趣旨です。
例えばお題が「好きなたべもの」なら、ラーメンはまあ80はあるでしょうとか、
セロリは嫌いな人も多いし20くらいかなとか。
お題に沿ってドンピシャの例えを出すのはなかなか難しく、僅差だとさらに難しいです。
半ば運ゲーのような気がしなくもないですが、お題に沿った推測は盛り上がり必至です。
ちなみに今回は何度かリトライの末、無事にゲームクリアと相成りました。
お題選びが大事ですね。共通の趣味の範囲でお題を選べるとめちゃくちゃ盛り上がります。
もうひとつの『ナナトリドリ』もめっちゃ面白かったです。こちらはいわゆる大富豪系のカードゲーム。
1〜7の数字カードが8枚あり、数値が大きいほど強いというのは大富豪と同じ。
ただし少し違うのはシングルカードに対してダブルカード(2枚出し)で対抗できるというところです。
2枚出しはあらゆる1枚出しの数値に勝り、それは3枚出し>2枚出しにおいても同様。
さらに、このゲームでは出すことができた場合、直前の場札をもらうことができます。
これによって3枚、4枚と同じ数字をどんどん揃えていって終盤はインフレバトルが始まります。
このゲームの肝は「手札を並び替えてはいけない」という点で、
2枚同じカードが来ても間に何かあったらそれは2枚出しできないんですね。
なので、先に間のカードを処理する必要があります。
やってみると分かりますが、
この「処理順が決まっている」というのが大富豪には無い個性で面白いところだと思います。
「これはもう勝っただろう」と思っても大逆転で負けることもあり、
単純にカードゲームとして抜群に面白いです。それでいて子どもにも理解できる単純なルールなので、
パーティゲームの新定番として活躍しそうな予感。
『ito(イト)』も『ナナトリドリ』も、次回集まったときにまたやることになるんじゃないかと思います。
思えば離職からすでに2年以上経っているにもかかわらず、
上京して最初に入った会社の縁は長く続いているなあと改めて思います。
逆に言えば2022年のヘッドハンティング以降はオフに会うに値する出会いは皆無で、
それどころかいまは所属会社の人間をほとんど知らない始末。
本来そういう業界なので仕方ないのかもしれませんが、
上京後最初の会社があの会社で良かったとつくづく思います。
ただ、いまだにボーナスは雀の涙だそうなので金銭的には転職して正解だったようですが……。