健康維持の基本方針
年に1度の健康診断がありました。
健康診断といえば2022年までは何もしなくても優良判定が当たり前で関心度の低いイベントでしたが、
去年一気にB〜E1判定を飛ばしてE2のどん底まで落とされたことで一気に危機的状況になり、
少なからず健康への関心が高くなりました。
ある意味、名実ともに自分も「中年」になったなと実感せざるを得ないイベントでした。
E判定が出た根拠は肝機能低下。
去年、内科で精密な血液検査を受けたところ脂肪肝という診断が下りました。
脂肪肝は特効薬が存在せず、基本的には生活習慣の改善によってしか治すことができません。
ありふれた生活習慣病ですが、このまま放置して悪化の一途を辿れば肝硬変へとつながりかねないリスクがあります。
自分の場合、運動は皆無&食事は外食オンリーとリスクだらけの生活だったため
いつ脂肪肝に陥ってもおかしくなかったという事情はあり、今年は主に2つの方面から改善に取り組みました。
まず、一つ目は食事量を単純に減らすこと。
これまでは何も考えずに「お腹が減ったら食べる」というスタンスでした。
朝食はさておき、昼食も夕食も基本的には飲食店で腹八分目以上は食べるという感じですね。
そして、長電話などで夜更かししがちな金・土曜日は夜食を取るのが当たり前でした。
寝る直前にカップ焼きそばUFOの大盛りをキメるとか。
去年は「去年(2022年)に家系ラーメンをよく食べていたのが原因だ」的なことを書いていますが、
実際には夜食のカップ焼きそばも相当ヤバいような気がします。
2022年以前はそれにストゼロもついていましたが、いま思えば論外ですね。
そこで今年は、食事量を減らせば生活費の節約にもなるというインセンティブもあるため
まずは食事量を減らすことを意識することにしました。
具体的には、これまで1日2回外食していたのを0〜1回に減らしています。もちろん夜食もNG。
とはいえ1日0〜1食にしているわけではなく、
不足分は先日挙げた冷凍パスタのようなスーパーで調達できる軽食の類で済ませるようにしています。
これによって食費はほぼ半分まで節約でき、意外とこれでもなんとかやっていけるということに気づきました。
昔は1食抜いたら空腹で死にそうになり、とても節約どころではなくなるのが常でしたが……
軽食を適切に挟み、食事のリズムを一定にすることであまり空腹感を感じずに生活できています。
まぁでも、多少QOLが落ちている感は否めませんが。たまにチート・デイを設定する方がいいかもしれない。
2つ目は運動量の増加です。具体的には、不定期で23時くらいから早歩き散歩をするようになりました。
早すぎると人通りが多く、遅すぎると深夜徘徊みたいになって職質されるリスクがあるので
遅くとも終電前を目安にしています。
これはもともと2022年末ごろから睡眠の質を高めるための活動の一環としてやっているもので、
こちらも健康増進とともに睡眠の質を上げるというありがたい副次効果があります。
まあ、最近はこれをしなくても割と眠れるようになっているので頻度は落ちていたのですが……。
肝機能改善のためという名目で最低でも週1回はやる目標で継続はしています。
散歩するのは駅を中心に1周してくる3.5kmのコースで、たまに大回りして4.3kmのルートを歩いたりもします。
以前は普通に歩いて40分近くかかっていましたが、最近は35分程度で1周するようになりました。
週2以上でコンスタントに歩くと35分歩いても体力が余っている実感があって、
「ちょっとなら走れるかも……?」と最近ようやく思えるようになってきました。
が、まだこれをランニングコースにするのは厳しいかなと思っています。
まぁでもいずれは走れるようになるのが目標ではありますかね。
基本的に健康対策はこの2点がメインですが、
あとは地味ながら大切な要素として腸活も意識しています。食物繊維をしっかり摂るとかですね。
これは意外とバカにできなくて、うんちが毎日出る・出ないで結構コンディションに明確な差が出てくるし、
脂肪肝も腸内フローラの改善によって良くなることがあるようです。納豆をよく食べるとか。
腸内細菌の量を増やすだけでなく、そのエサである食物繊維もバランス良く取るのが重要っぽい。
いちおう、これらのことが功を奏して今年の健康診断の速報値では体重は前年比4キロ減でした。
ただし、肝心の腹囲が全然絞れていません。内臓脂肪は減っていないということ……?
あとは血液検査の結果がどうなるか。最悪の判定だった去年よりはマシになっているのか、
あるいはさらに改悪の下り坂を滑り落ちるのか……。
今後、健康診断は健康活動の成果を試される学期末(?)のようなイベントになりそうです。