最新ゲームを遊ぶ機運
先週発売された『ニンテンドーワールドチャンピンオンシップ ファミコン世界大会』が気になっています。
最近の欲しいゲームの基準は「観て満足するのはもったいない」と感じるかどうかなのですが、
これもわりとその琴線に引っかかってはいる。
もしも2005年頃に発売されていたら血眼になってプレイしていたんじゃないかと思わせる作品です。
本作は公式でありながら2010年代から盛んになったRTA文化への理解度が高くRTAの入門的位置付けとも捉えられ、
一方で古き良き攻略本までもゲーム内に詰め込んでいて全世代へリーチしている印象を受けます。
もちろん、やり込みを主題としているからには世界ランキングも。
種目は150以上あるので自分に向いたマイナー競技を見つければハマる可能性はあるかと思います。
強いて欠点を挙げれば対象のファミコンソフトがメジャーな13タイトルのみというのは寂しいですが、
ミクロ視点でのやり込みをテーマにしているのでボリューム不足を感じることはあまりなさそうではある。
アプデで対象タイトルが増えたら間違いなく買いですね。
これで3,800円は安い。正直かなり迷いどころではあります。
ただ、やりたいが時間不足で買っていないゲームが現状すでに3本以上あることを考えると、
割り込みでこれを買うのはかなり厳しい気がしています。
しかし、それを言っていたら重めの積みゲーがあるかぎり永遠に新作タイトルは遊べないことになってしまう。
興味の強さは得てして新しい順にスタックされていきます。新鮮味があるので当然と言えますが。
ここでの「割り込み」は非合理のようで実は直感的な興味関心の強さに基づくと順当ではあったりするんですよね。
だから本来はやりたくなったらさっさと買ってやるのが正解で、積むこと自体が良くないのは確か。
現状少なくとも平日出勤日は未知のゲームをする余裕を捻出できる可能性はゼロで、
テレワーク日は毎週定例の元同僚とのゲーム会に割り当てているためここもソロプレイはできない。
最近は土曜日は「ピクミンデー」で昼間は開発、夜はゲームプレイに充てるので他のゲームはできない。
強いて言えば日曜日は何かをする余地はあります。
少し前までは日曜日が空いているという感覚も皆無でしたが……。
先週初めて明確に日曜日を完全自由時間にすることで心が満たされる感覚を味わい、
このルーチンを安定させられるようにできれば新作ゲームを遊ぶ余地はないわけではなさそうです。
何度か書いていますが、上京以来最新ゲームに触れる機会は激減してしまっていました。
実家を離れたことでゲーム体験を共有する相手がいなくなったことに加え、
一人暮らしがなかなか安定せず精神的なマイナス要因も重なって楽しむ余裕が無くなっていたのだと思います。
形式上は最新タイトルをいくつか買ってはいるものの、
『ピクミン4』を除けばどれも心の底から楽しめたとは言い難い。
ただ、紆余曲折を経て最近やっと最新ゲームも楽しむ下地が整ってきたようには感じています。
生活リズム正常化によって精神的安定感を得られるようになったおかげであることは言わずもがな、
VTuber(ゲーム実況)を見るようになって良い意味で刺激を受けている影響もかなり大きそう。
こういった状況の好転は本当に最近からですが、
この契機をうまく利用してゲーマーとしても明確にトンネルを抜けたいところです。
とりあえず、今週末日曜日にファミコン世界大会を買うか否か改めて検討してみようかな……と。
Steamのゲームで気になっているタイトルも溜まっているので、それと天秤にかける感じになりそう。
他にもいろいろ選択肢はあるのでしっかり考えたいと思います。