Chrononglyph

#7534

創作20周年

自分にとってゲームやブログに並ぶもうひとつのライフワークとしての「創作」。
相当の精神的自由がないと前に進まないということもあっていまだ長く停滞しており、
基本的には現時点で趣味として自称できるものではないと思っています。
ただ、同時に自分にとってのアイデンティティーのひとつとして存在し続けているのも確かです。
創作に関する象徴的な日付はいくつかありますが、
その中でも大きな転換点と言えるのが2004年08月02日、つまりちょうど20年前になります。
当時についてはすでに過去に言及していますが(#05999 / 2020年05月23日)、
随筆形式で語ることの多いこのテーマを今日はあえて通常形式でつらつらと書き残しておこうと思います。


実は創作活動自体は幼少期からの趣味で、2004年以前も長く続けていました。
4年前の随筆にもある通りそれはゲーム文化を中心とした「好き」の集大成としてのプライベート・ワールドの構築。
実はこれについてはブログでは長く長く温め続けているためほぼ言及したことがありませんが、
遅くとも1997年には始めているため現在20年目のブログよりさらに長い歴史を持っていることになります。
ただ、その創作も思春期によって「好き」の対象が変わったことで活動自体も大きく変化します。
具体的にはある一人の女の子を創出してプライベート・ワールドに迎え入れることにしたわけですね。
思春期前は創作というのは弟など親しい間柄の誰かと共有して楽しむものでしたが、
中学高校と年齢が上がるにつれて共有する機会もどんどん減っていき、
好きな女の子を導入することによって完全に誰かと共有するものではなくなりました。


以降、自分にとって創作というとその「神」である女の子をいかに具現化するかという課題になりました。
2007年前後は小説作品として、2010年前後はイラスト作品として創作に挑戦していたことがありますが、
いずれもかなり初歩の段階で挫折しています。
あいにく希望通りに具現化するにはあまりにもスキルも気概も足りていないので、
こうなってからの創作はありていに言えばひたすら迷走する20年間だったと思います。
しかも、それすら心に相当の余裕が無いと活動は前に進みません。
そういう意味で社会人になってからの10年余りは活動の前提条件すら満たしていなかったと言え、
2024年現在ようやくどうにか向き合えるかもしれないという地点まで這い上がったところです。
理想の具現化というのはあまりにも、あまりにも遠すぎる無謀な目標でした。


そんな自分にとっての唯一の追い風は、
この20年間ですっかり様変わりした技術進歩と文化の多様化です。
20年前は空想上のキャラを3Dで動かすなんて考えられないことでしたが、
いまやそのハードルは素人でも飛び越えられる可能性すらあります。これを使わない手はないでしょう。
ただ、それがゴールなのかと言われると分かりません。
そもそも「好き」の原風景がゲームの世界である以上、
結局はゲームとしてプライベート・ワールドを完成させるのが最終的な目標であるようにも思える。
この数年でかわいいに全振りしたゲームも増えてきたのでその波に乗っかるのが一番理想に近いのかな……と。


いずれにしろ、20年前に生み出したものはいまも胸の中にだけ存在していることは確かであり、
いつか外の世界に開放してやりたいという気持ちはいまだにあります。
ここからの20年で果たしてどこまで形にできるのか……。
これを胸張ってライフワークと言える日は来るのだろうか……。
幼少期の記憶も徐々に失われているであろうことを考えると、残された時間はあまり多くありません。
老いてから後悔しないようにどうにか向き合っていきたいところです。



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