着想メモをNotionへ
初夏の実家帰省最終日に着想メモを整理する機運が高まり、
純正メモアプリへの移行を思いついたことがありました(#07487 / 2024年06月16日)。
着想メモ環境についてはEvernote改悪後迷走を続けているが、
Appleの純正メモアプリはその答えになるのではないかと。
実際にメモアプリメインで運用してみたところ、プレーンテキストメインの運用ならこれで問題なさそう。
ただ既存のメモのカテゴリ整理など、より細かいところではやはり高機能メモアプリの利便性には勝てない印象です。
あとDraftsからの転送がやや特殊で小回りが効かないのが難点か。
自分はいわゆるメモを主に「着想メモ」「ブログネタメモ」「タスクメモ」の3種類使い分けていて、
基本的にはそれぞれ別々の運用になっています。ただ、可能なかぎりメモするアプリは統一できるに越したことはない。
現状は着想メモが純正メモアプリ、ブログネタが「Drafts」、タスクが「Notion」となっていて、
全部別々になってしまっているのはメモが3種類になってから初めてです。
Evernote時代は当然全部Evernoteに集積していました。
バラバラになってしまったのはそれぞれ運用方法が微妙に違うからなんですが、
この違いをどうにかして吸収して、せめてメモ送信元となるアプリを統一できないか……改めて考えてみました。
Google Keep、UpNote、Craft、Zoho Notebookなどといったアプリを片っ端から試してみたのですが、
結局このワガママを実現してくれる可能性があるのはNotionだけと言えそうです。
Notionへの統合は当然過去何度か検討したことがありますが、
そのときはEvernoteからのインポートした状態を維持するという前提のもとで検討した結果、
無数のページをまとめるノートブックのような存在が無いので無理があるという判断に至っていました。
今回改めて検討したところ、データの実体はデータベースで一元管理しつつ、
フィルタを駆使したカスタムビューで擬似ノートブック(=カテゴリごとの画面)を作ることができないか、
という構想を立てており、いままでの構想よりはまだ実現可能性が高そうに感じています。
これなら特定タグだけで一覧化したい着想メモも、未使用ネタだけを表示したいブログネタのニーズも満たせる。
頑張れば週間計画ベースの表示がマストのタスク管理もこれでなんとかなりそう。
そしてAPIを使えば、どうやら「Drafts」をターミナルとしたメモ送信もできるようです。
唯一カテゴリ変更に3タップの手間がかかるのがかつてのEvernoteに劣るところですが、
まあ3タップで済むなら許容範囲かなと……。この辺は運用し始めてから安定するまでのハードルになりそう。
まぁでも諸々の可能性を考えると、結局自分にとってはNotionが「答え」なのではないかなぁと……。
Evernote以降3つのアプリを放浪していましたが、迷走3年目にしてようやく安住の地となるかどうか。
Notionは非常にできることが多い代わりにとっかかりにくいアプリであることは否めず、
いままではそれがさらなる移住につながっていましたが、本腰入れて向き合えばなんとかなるのだろうか。
着想メモ自体の大切さは最近改めて感じています。
最近ある大きな創作アイデアを思いついて脳内がにぎやかになっていたのですが、
Evernoteに久々にログインしてメモを遡ったらドンピシャで同じアイデアを2017年にはすでに思いついていました。
ずっと死んでいた創作モチベがついに高まりつつある昨今、
創作に関する行動をしたくてもできなかった時代のアイデアは宝の山なのかもしれません。