ゲーム購入遍歴における重複問題
ふとしたきっかけで自分のコンシューマーゲーム購入履歴を整理していました。
たびたび書いている通り、これは2001年以降のゲームを一覧化したもので
2003年の初代ブログ開設時から管理しているものです。
ブログ黎明期では毎年その年に買ったゲームをレビューして
ブログに自己満足ランキングを載せるのが定例でしたが、
2010年代に入ってから毎年やる意義が薄れてきたこともあって10年に一度にすることにしました。
全タイトルを対象としたレビューは過去に3回やっていて、次は2030年です。
果たして7年後も現役ゲーマーでいられるかどうかはわかりませんが、
少なくともゲームをする間はこのリストはしっかりメンテナンスしていきたいところ。
購入ゲームの一覧化と一口に言ってもそこにはいろいろな都合や思惑があります。
そこで2018年にはどのゲームをレビュー対象とするかを定義したルールを制定しました。
たとえばポケモン赤緑を両方買ったらどちらかのみをレビュー対象にするとか、
同一タイトルの再購入は追加要素があったら別タイトル扱い(ピクミン3とピクミン3DX)、
ゲーム性に関わる変更点が軽微な場合は同一扱い(ゼルダの伝説風のタクトのNGC版とWii U版)、
同一内容が別タイトルの一部として含まれている場合は原則レビュー対象外
(『のののパズルちゃいリアン』と『くるパチ6』)などなど、さまざまなルールがあります。
これを2020年以来久々に再整備したのですが、すごく厄介な問題を発見しました。
それは『ドクターマリオ』をどう扱うかという問題です。
自分は都合4タイトルでドクターマリオを遊んでいます。
『NINTENDOパズルコレクション』『メイドインワリオ』『ドクターマリオ&パネルでポン』、
そして『脳を鍛える大人のNintendo Switchトレーニング』。
これらはすべてドクターマリオそのものを遊べますがドクターマリオとしてはレビュー対象ではありません。
まず『NINTENDOパズルコレクション』は自分ではなく家族が買ったタイトルなのでノーカウント。
『メイドインワリオ』は自分で買ったのでそれ自体は対象ですが、
ゲーム内ミニゲームであるドクターマリオは全クリ後のおまけミニゲームという位置付けです。
GBA時代に200ものミニゲームを収録してしかもドクターマリオまで収録するというのは
いま考えてもぶっ飛んでいるボリュームだと思いますが、
とにかくほぼオリジナルのドクターマリオを遊ぶことができました。
厳密にはマリオではなくワリオですが。
『ドクターマリオ&パネルでポン』は、2005年のマリオ20周年記念で発売されたタイトルです。
自分が持っているドクターマリオでオリジナルに一番近いのがおそらくこれ。
脳トレ収録のドクターマリオもほぼドクターマリオですが、
いちおう「細菌撲滅」というタイトルがついていて別タイトル扱い……なんですかね?
細菌撲滅というタイトルは2013年のルイージキャンペーンでも登場していた記憶があります。
これまで4タイトルで遊んだことがあるのにレビューは書いてこなかったことになり、
それもどうかと思う反面、これらは部分的にはドクターマリオを含んでいますが、
ドクターマリオ単独でレビュー対象とすることはできないという点で現状は妥当だとは思います。
しかし、すごく微妙なのが『ドクターマリオ&パネルでポン』です。
これは内容的にもほぼオリジナルでドクターマリオがメインだと思うのですが、
パネポンがくっついているのでやはり単独レビューはできない。
かといって、確かにこれを購入した記録があるのに
今後オリジナルで単独のドクターマリオを買ったとき、それをレビュー対象としていいものか。
ルールでは重複購入した場合は最初のタイトルをレビューすることになっていて、
それで2006年からずっとやってきた経緯があります。これを崩すと他が破綻しそうで怖い。
オムニバスタイトルに関してはルールの整備がまだ不十分ということになるでしょうか。
まあ次は2030年ということを考えれば特段焦る必要も無いんですけどね。
ただ今後、レトロゲームの大人買いをするようなことがあったときに
こういう問題はポロポロ出てきそう。どんな状況にも耐えられるルールを作るのは難しいものです。
そういえばレトロゲーム購入計画も金銭問題絡みでAnalogue Pocketを諦めざるを得なかったので
必然的に今年は流れてしまいましたが、これも来年こそはやりたいことのひとつです。
例のファミコンロボットみたいな掘り出し物があるかもしれないし。