ニュースカテゴリ廃止へ
ここ最近で「スマートニュース」「NewsPicks」「Googleニュース」「NewsDigest」
といったニュース系アプリを立て続けに消し、ついに全滅しました。
ニュース系ではないですが「Googleアプリ」だけ生き残っており、
検索履歴に関連した最新記事を配信するGoogleディスカバリーが唯一の最新情報取得手段になりました。
かつてはニュースサイトにはRSSという配信専用フォーマットがあり、
スマホ黎明期には「Reeder」というRSSリーダーが優れたニュースまとめアプリとして活躍しました。
その後RSSはGoogleリーダーのサービス終了によって終焉を迎え、
代わりに台頭してきたのが「スマートニュース」のようなキュレーションサービスです。
これは表向きは「アプリの利用状況を学習して最適なニュースを厳選配信する」というものですが、
長年使ってきた印象だと、結局キュレーションも閲覧単価の高い記事や世間の流行りが強く反映されやすく
自分だけにカスタマイズされている印象は薄いです。特にここ近年、その傾向が強い気がする。
さらに最近は例の松本人志問題がうんざりするほど出てくるわけですよ。
目に入ってきて欲しくないのでひたすらBadボタンを押して
関連トピックをオススメに表示しないように訴えかけるのですが、
Googleニュースで何度それをやっても言うことを聞いてくれず、
うんざりしたのでキュレーション系アプリは全焼することにしたというわけです。
松本人志問題については、個人的には松本人志が黒であろうと白であろうと、
メディアのやりたい放題がまかり通る現状をぶっ壊そうとしてくれるのではないかと期待しています。
それ以外に特に思うことは無く、ただただ「見たくない」という感想ですね。
文春は売れまくっているそうですが、どの層が買っているんだろう……。
なんとなく若くはない印象がありますが。
元日の能登半島地震で不意にスマホが鳴って迷惑を被ったので防災系アプリも全部消し、
これによって長らく「ニュース・防災」と言う名前のフォルダで
スマホの2ページ目に配置していたカテゴリが全滅することになりました。
おそらくスマホ黎明期からずっと続いているカテゴリとしては初なんじゃないだろうか?
(スマホ黎明期〜2018年までは「ニュース」というカテゴリ名でした)
にしてもつくづく思うんですが、
テクノロジーが発展すればするほど(ネットでの)正確・中立な情報収集が難しくなっていますよね……。
あんまり斜に構えたことを言うつもりはないのですが、
これって結局世の中バカの方が多くて、それらに情報媒体が普及したことによる必然なのかなと。
ここでいうバカとは一昨年までの自分のように「他人の不幸は蜜の味」を疑わない、
感情の赴くままにニュースをエンターテインメントとして消費している人を指しています。
自分も再びバカの沼に落ちないように、今一度情報収集の在り方を改めて考えるべきかなと。
前も書きましたが、ここまでくると逆にマスコミ、特にNHKに頼る方がもはや賢いのかなと思わなくもない。
NHKプラスに契約すればアプリで地上波見放題になりますが、
消したニュースアプリの代替としてはわりと有望だと思っています。