都内積雪と防災意識
2019年秋の上京以来、最も深く雪が積もった一日でした。
雪が降ること自体はいままでにも何度かありましたが、明らかに生活に影響が出たのは今回が初。
というのも、都内だとこれだけ降るとあらゆるお店が閉まっちゃうんですね。初めて知った。
20時過ぎに夕食を済ませに駅まで行ったのですが、この時点で人はまばらでした。
平常時であれば23時前後くらいの雰囲気です。
ただ、都内では電車は思ったより混乱していないようでした。中央線がちょっと遅延したくらい?
23区にもそれなりに降った今回の雪ですが、地下鉄を止めるほどの威力ではなかったようです。
むしろ大変そうだと思ったのがバスですね。
自分が見るかぎり通りかかったバスは全部チェーンを巻いていたので、
雪が降った段階ですべての車両にチェーンを取り付ける作業を行ったのでしょう。
都内の狭い道をバスで、しかも不安定な雪道で走行するのはかなり苦心すると思います。
インフラなのでその辺の店舗のようにお休みというわけにもいきませんしね。
天気予報によると今夜で雪雲は関東を去るとのことなので明日には溶けているでしょう。
年1回あるかないかというイベントですらこの程度で済むのはさすが関東平野。
新潟では今回のような雪は冬では日常茶飯事ですからね……。
にしても、お店が閉まってしまうというのは場合によっては深刻な問題になりえます。
今回は1日だけだったので良かったですが、もしも2日目も溶けないような状況になった場合、
ライフラインである飲食店がどこも閉まっているというのはありうる。
当然そうなるとスーパー、コンビニなどに需要が集中してそこでも食料を買えない可能性もあります。
こういうときに備蓄があるか無いかで結構明暗を分けると思うので、
やはり防災意識というのは大事だと思うのですが……。
前々から分かってはいるものの一度たりとも行動できた試しが無いんですよね。
大雪だけでなく震災や大規模停電など、いくらでも必要になるケースは想定できるのに。
さすがに今度レトルト食品と水くらいは買っておくか。気が向いたら。