変わり果てた遊戯王OCGの環境
まさかの遊戯王再ブームが来そうな機運が高まっています。
小学校高学年当時、コナミ版のリリースと同時に社会現象になったことで思い出深いこのカードゲームは、
2009年にイトコがたまたま祖父母家に持ってきたことをきっかけに10年ぶりの再ブームになり、
そのころすでにネット上で最強のナレッジベースとして有名だった
「遊戯王OCG Wiki」を寝食も忘れるほどに長時間読みまくっていた大学時代。
小学校当時と違って通販でシングルカードを揃えられるという環境の良さも手伝って本当にハマりました。
それから実家生活では不定期で思い出したようにレギュレーション一覧に一喜一憂したり、
作ったことのあるデッキの新規カードを発見しては身内とちょこちょことやっていました。
もちろん、上京以後はやる相手がいないのでブームになったことはありません。
しかしいまとなっては、ついに遊戯王も『遊戯王マスターデュエル』によってデジタル化を果たしています。
この中でデッキを組みさえすれば相手はいくらでもいる。
身内から「最近の遊戯王OCGはストラクチャーデッキに《灰流うらら》が2枚も搭載されているらしい」
との情報をもらい、そういえば最近の遊戯王はどうなっているんだろうと調べたのが今回のきっかけでした。
するとびっくり。まさかの《サンダー・ボルト》禁止解除!? 《八咫烏》も!!??
これらは2009年時点でも禁止カードで未来永劫禁止であり続けると思っていた強力カードです。
しかしもはやそれすら霞むほど環境がインフレしているらしい。
そしてどうやら、自分が2009年当時最初に組んだ【宝玉獣】が大幅強化されているようです。
めちゃくちゃ強い新規のサポートカードが登場しているほか、
切り札の《究極宝玉神 レインボー・ドラゴン》を上回るさらなる切り札が登場しているようで、
ファンテーマではなく普通に現環境でも渡り合えるテーマになっています。あの宝玉獣が。
なによりもストラクチャーデッキが発売しているというのが驚き。
完全にマイナーな立ち位置かと思っていましたが、ヨハンのファンも多いんでしょうか。
2009年当時は専用フィールドカード《アドバンスド・ダーク》しか存在しなかった裏テーマ、
【A宝玉獣】も14年越しのカード化によって【宝玉獣】とは別に組むことができるようになっていて、
宝玉獣の世界観はかなり広がっているようです。
こうなると過去に組んだ他のテーマも気になる。
当時は【マドルチェ】が自軍最強でしたが、あちらは有用なサポートカードは出ているんだろうか?
これは普通に現物を買い揃えるのはアリかと。ストラクチャーデッキでほとんど揃うし。
まあでも対戦相手を見繕うためにはデジタル版で同等のデッキを組めるのが理想ではあります。
ただ、そうなるとパックを買うためにかなりの課金が必要になりそう。
『遊戯王マスターデュエル』はiOS版リリース直後にチュートリアルだけやって放置していましたが、
ソロモードを終わらせるくらいはやってみようかなと思っています。
カードゲームはやっぱりアナログでやりたい派ではありますけどね。