非効率なギフトカード
出社日だったのですが、勤務時間中にヤマト運輸から不在票メールが届きました。
直近でAmazonなどで何か買い物をしたわけでもないし、実家などから荷物を送ったという話も聞いていない。
以前実家がいわゆる送り付け詐欺のターゲットになったことがあることもあり(#07192 / 2023年08月26日)、
身に覚えのない宅配は真っ先に詐欺を疑わざるを得ません。
ただ、そうでなかったら大変なのでいちおう調べてみるとクロネコヤマトの公式アプリから発送元を特定でき、
それによると自治体の「市民生活特別支援事業」なる組織から送られようとしていることが判明。
そこまで低収入ではないけどなぁ、などと思いつつさらに調べていくと、
昨今の物価高に対する自治体の支援として、全世帯に「バニラVisaギフトカード」を配布していることが分かりました。
バニラVisaカードとは、クレジットカードと同じように使えるプリペイドカードのようなものだそうです。
期限は短く(1年未満)、金額のチャージも不可。
また、実質プリペイドカード扱いなのでこれ自体で他の金券類を買えないなどの制約もあります。
今回支給された金額は5,000円と、なんとも言えず反応に困る微妙な金額。
まぁでも、日本の最新コアCPI(生鮮品・エネルギー除く物価上昇率)が1.9%らしいので、
ざっくり毎月の食費+日用品の消費額を6万円とすると物価上昇の影響は1,140円/月。
地方自治体の緊急の支援策としてはまあまあ妥当な額なのではないでしょうか。
ただ、バニラVisaカードはリチャージ不可なので、ぴったり使い切ることが要請されます。
その時点で普段使いのカードの代替として使うにはやや取り回しの難しい事情があります。
自分はとりあえず、Amazonポイントとの合算で買うための手段として消費してしまおうかなと思っています。
不足金額はあらかじめAmazonポイントカードか何かを買ってポイントを補充しておけば、
5,000円を大きく超えるモノを買うこともできると。
いまのところこれよりも有意義な使い方はあまり思いつかないですね。
少し前に東京都としても物価高支援策(というよりアプリ普及キャンペーン?)が行われ、
それは東京都公式アプリとマイナカードを紐づけると11,000円分のコード決済系ポイントがもらえるというものでした。
自分はこれをdポイントに紐付け、ドコモ側の追加施策で10%増えたので最終的に12,100円分のポイントが入りました。
dポイントならコード決済で使えるので、この12,100円分はシンプルに生活費として消費しました。
この東京都のやり方と比較すると「強制対面受取のヤマト便でバニラVisaカードを配る」というやり方は
やたら手間賃がかかっているうえに受け取る側も使途が限られる不便があるように感じますが……
とはいえ、地方自治体がすぐに東京都公式アプリに匹敵するものを作れるかと言われると厳しいだろうし、
単なる郵送では一斉配布のタイミングで窃盗が多発するかもしれないし、
そうした諸々の事情を考えるとなかなか難しい事情があるんだろうなとは思います。