Chrononglyph

ドンキーコングバナンザ

#7905

地下世界のその後

『ドンキーコングバナンザ』、無事にエンディングまで行きました。


『ドンキーコング64』以来26年ぶりの3Dドンキーコング。
今作の舞台は宝石のようなバナナが採掘できるという「インゴス島」で、
開幕早々敵の親玉が採掘場をまるごと地に沈め、バナナを掻っ攫って地下世界へと逃げていきます。
バナナ目当てに来ていたドンキーコングはそれに巻き込まれる形で地下世界を冒険することに。
ひょんなことから出会った少女「ポリーン」と同行し旅を進めていくと、
DJをしている長老から「星の中心に行けばなんでも願いが叶う」と言われます。
そこで、地上へ帰りたいニンゲンの少女ポリーンとバナナを食べまくりたいドンキーコングは
両者の願いを一気に叶えるため、星の中心へと進む……というストーリー。


ゲームデザインとしては『スーパーマリオ オデッセイ』を彷彿とさせる箱庭冒険型アドベンチャーですが、
オデッセイと違う本作最大の特徴は壊せるものはなんでもぶち壊せるという点。
ステージとして用意された丘なんかも、その気になれば真っ平にできます(もちろん限界はあります)。
これが本当に爽快で、普通にやっているだけで楽しいです。
これだけゲーム自体が飽和したいまの世の中に「やっているだけで楽しいゲーム」を出しただけでもうすごい。


そしてその自由度の高さから、ギミックの攻略方法もかなり自由。
明らかに正攻法でない攻略方法でゴリ押ししている動画がSNSでよく拡散されているのを見ます。
開発者によるとシーケンスブレイク(特定の条件を満たさないと通れない場所を無理やり通る)をも許容していて、
ストーリー上必須のイベントですら無視して次に行けるようになっているようです。
キャッチコピーの「遮るすべてをブチ壊せ」ってそういうことだったのか……。


『スーパーマリオ オデッセイ』はマイベスト2020で総合3位と、自分のゲーム遍歴でも最上位のゲームです。
そのチームが作った精神的続編ということでかなり期待していましたが、
これはオデッセイとは似て非なるコンセプトのゲームで、当然ですが続編という位置付けではなさそうです。
オデッセイにはオデッセイの、バナンザにはバナンザの良いところがある。


このゲームは「表向きのラスボス」と「本当のラスボス」の2体のボスがいて、
それぞれまったく異なるアクションを求められます。
これがどちらもめちゃくちゃ強くてかなりしんどかったですね。
もうちょっとゲームのモチベが低かったら普通に投げ出していたと思います。
特に表向きのラスボスは3Dの空間計算能力がかなり求められ、最近の子どもはここまでやらされるのか……
とその難易度の高さに妙に感心してしまいました。


収集要素もエグいです。
今回集める「バナモンド」は全ステージ合計777個あるようで、自分がクリアした時点では200個ほどでした。
クリア後要素として300個集めると「バナンザ修練」というものに挑めるようなので、
当面はこれを目指してバナナを探すことになりそうです。
修練は長老ごとに設定されてそうな気配なので、最後の修練をやるには相当数のバナナが要求されそう……。
となると、ここからが本番と言わんばかりにプレイ時間が必要そうな予感。
さらに、これに加えて化石探しの要素もあります。化石は最初の階層(=ステージ)だけで61個もあるのですが、
クリア後に最初の階層をざっと2周しても30個しか集まりませんでした。
ちなみにバナナは同階層に56個ありますが、これも半分くらいしか集まっていない……。
そこまで綿密に見たわけではないとはいえ、2周それなりに見てこれはかなりエグいと言えそうです。


ただ、今作は宝箱から確率で入手する「化石の地図」「バナナの地図」で勝手に未入手アイテムのマーカーが出てきます。
宝箱は位置固定ではなくロード時にランダム配置されるため枯渇することがありません。
なのでひたすら掘り続けて宝箱をゲットしていればいつかはコンプリートできる仕組みで、
そういう意味ではヒント鳥を使わないと泥沼の捜索になる可能性のあるオデッセイと違って、
ヒント強制使用と割り切ってサクサク進められる良さはあります。
完全人力で探す楽しみは若干薄れますが、そのおかげで1本のゲームとしてメリハリをつけられるということですね。
もしかしたらオデッセイよりも先にフルコンプリートするかも……?


最初の数回、具体的には地下800階くらいまでは実はそれほど熱はこもっていませんでした。
ゲーム意欲が低い状態の自分が「せっかく買ったからやる」という程度の意欲でした。
ただ、地下1000階からゲームも終盤に近づいてきて雰囲気が変わるのですが、
この辺から自分もスイッチが入った気がします。
深層の世界観が本当に好きで、そのおかげで自分も意欲を呼び覚まされた気がします。
本当にこのタイミングでこのタイトルが発売されたことの奇跡的なありがたさに感謝するしかないですね。


これからは特定の階層のバナナ&化石探しをして、なかなか見つからずに飽きてきたら別の階層へ……
という無限ループで当面は遊べそうな予感がしています。
全部で777個……果たして自分はどこまで集められるのでしょうか。


#7894

果てしない地下世界

しばらくプレイする機会を得られずに放置してしまっていた『ドンキーコングバナンザ』ですが、
ようやく他の諸々が落ち着いてきたので「地下300階」まで進めました。
基本的には1ステージごとに少しずつ進めていくという感じになりそうです。


『ドンキーコングバナンザ』は同シリーズ26年ぶりの3D作品で、
基本システムは『スーパーマリオ オデッセイ』にかなり似通っています(開発チームが同じらしい)。
道中にある「バナモンド」を収集しつつ、次のステージ=さらなる深層へ向かう手がかりを探し、
「この星の中心」を目指すというゲームになっています。


特徴的なのは地形を含むいろいろなものをパンチ等でぶっ壊せるというアクションシステム。
これのおかげでただ周囲をぶっ壊しまくっているだけで雑に楽しいです。
破壊するだけではなく地形を引っこ抜いて投げ、他の地形にくっつけるなんていう芸当も可能。
地形などは材質によって「硬さ」が定義されていて、素の状態ではなんでも壊せるわけではありません。
壊すと進行不可能になるような地形は「鉄」なので壊せないといった感じですね。
ただ「バナンザ変身」によってドンキーコングを一時的に強化することによって、
たとえばコンクリートなどの特定の材質のモノは壊せるようになったりもします。
この「材質」というのがゲームのキーコンセプトになっているという印象ですね。


いまのところプレイした感じでは各ステージごとに目的は明確で迷いにくく、
目印に向かって進んでいけばアクションがおぼつかなくてもサクサク進行していきます。
かと思えば、ちょっと地形を破壊してみると地下道にぶち当たってそこにレアアイテムがあったりして、
寄り道したくなる誘惑もなかなか。同ステージを徹底的に探索するという遊び方も相当面白そうです。
まぁ、自分はいまのところストーリーを一直線に進んでいますが。


個人的には、ストーリークリア、つまり「星の中心」に到達してからがこのゲームの本番と見ています。
各ステージに隠されたバナモンドを片っ端から探すというのはいまの自分の価値観でもかなりハマりそう。
なんならそういう遊び方自体は発売から7年経った『スーパーマリオ オデッセイ』ですら、
2024年にみこちに触発されて何時間も溶かしたことがあるくらいですからね。
残りパワームーン5個という泥沼のオデッセイですらハマるんだから、まだまだ探しがいのあるバナンザは有望すぎる。
そのためにも、ぜひエンディングまでは挫折せずに到達したいところです。
ただいかんせん集中力が持たないので、1セッションでできるのはいまのところ90分程度が限界。
これを出社日以外の各日に最低1セッションずつやるとしても、まだまだそれなりの日数はかかりそう。
このペースだとエンディング到達は来月……いや再来月になるかも。
下手に引き伸ばすと熱が下がってしまうので、どこかで本腰を入れて取り組みたいところではあります。