ゲームで稼ぐ時代
実は最近、Twitterの汎用アカウントから仮想通貨関連を完全に切り離しました。
仮想通貨に関わるアカウントのフォローはいったん全部外し、
サブアカからフォローしなおしました。
またその過程で仮想通貨界隈のアカウントをかなりたくさん新規フォローしました。
最近改悪の一途を辿っているTwitterクライアントですが、
ホームアイコン長押してわりとすばやくアカウントをスイッチできることを知り、
これのおかげでアカウントを切り分けても両立した情報収集が可能になっています。
メインアカウントはピクミンとStable Diffusion、ChatGPT関係の情報が多いですが、
サブアカウントはほぼ仮想通貨専門のタイムラインになっています。
そうすることで仮想通貨関連のフレッシュな情報がいままでになく大量に入ってきます。
その中でも個人的にちょっと注目しているのが、ブロックチェーンゲームです。
ブロックチェーンゲームとは、
その名の通りブロックチェーンの技術を使ったゲームのことです。
現時点では、ゲームそのものは従来と同じ技術を使い、
アイテムやキャラクターなどの所有権をブロックチェーンに記録してNFTにするのが主流で、
ゲームそのものをブロックチェーンで実行する場合はフルチェーンと呼ばれています。
フルチェーンのゲームは自分が知るかぎりまともなタイトルはまだ皆無です。
所有権をNFTにするとどうなるかというと、早い話がそれを仮想通貨で売買できます。
昔のMMORPGでいう「RMT(リアルマネートレード)」は基本的に違法行為でしたが、
それを公に認められる形で実現したのがブロックチェーンゲームと言えます。
これによりゲームプレイに余力のある人は時間をかけて激レアアイテムを入手してそれを売る。
手っ取り早く強くなりたい人はそれを買うといった関係が成り立つわけですね。
これは個人的にはソーシャルゲームの次世代型と考えています。
ソーシャルゲームは運営が複製可能なデータに一方的に価値を決めてそれにユーザーが課金して、
課金したアイテムは売却不可能なためサービス終了とともに無価値になっていました。
しかしブロックチェーンゲームは、
サービス終了する前に仮想通貨に換金すれば価値を引き継ぐことができるという点で画期的です。
ゲームをして売って稼ぐことをP2E(Play to Earn)と言いますが、
もし今後覇権を握るブロックチェーンゲームが国内でも流行るようになったら、
間違いなくゲームをするだけで生活できる人が出てくるはずです。
三度の飯よりゲームが好きな人にとっては夢のような話ではないでしょうか。
個人的にはブロックチェーンゲームは、単なるNFTよりずっと具体的で未来があると思っています。
というか美術品をNFTにする文化は現状ですら詐欺的と言われているので、
あんまり長く続かないんじゃないかなと。だって美術品そのものに実体は無いんですから。
ゲームのアイテムとしてのNFTは明確に持っているメリットがありますからね。
ただ現状、ブロックチェーンゲームはあまり普及していないし普及のハードルも高いです。
というのもやはりGoogleやAppleがP2Eに対して慎重な立場を取っているからなのか、
スマホ市場への進出ができているアプリがほぼ皆無だからです。
Androidに関しては公式ストア以外からもサイドロードで入れることができるため、
比較的メジャーなブロックチェーンゲームはその方法でインストールすることはできますが、
iPhoneは脱獄しないでサイドロードに対応する方法が非常に限定的なため、
まだまだ対応しているとは言い難い状況です。
まあ、近い将来Appleが独占禁止法対策でサイドロードを認める方針に転換するようなので、
もしかするとあと数年経てば野良アプリも普通にインストールできるようになるかもしれませんが。
とにかく現状ではスマホでのP2Eは現実的ではありません。
かといって、Windowsを起動してまでやりたいかと言われると……うーん。
個人的には仮想通貨Polygon(MATIC)の『MetaToyCity』というゲームが気になっています。
あとは現状ブロックチェーンゲームのトップに君臨する『Axie Infinity』、
それから一昨年のメタバースバブルで有名になった『The Sandbox』辺りかな。
いずれもスマホ対応することを公式が掲げていますが現状iPhoneには非対応です。
もし対応してくれたら電車の中でのちょっとした暇つぶしに良さそう。
暇つぶしがお金稼ぎになる時代はもうすぐです。たぶん。