書籍電子化の急先鋒
Instagramを探索していたら「vFlat」というアプリの広告に出会いました。
これがなかなか良さそうな感じなのでインストールしてしまいました。
前も書きましたが基本的に見たくないというイメージが強いweb広告の中でも、
Instagramだけはわりと正確にパーソナライズされてしかも一定のクオリティがあるので好きです。
一般的な広告に含有する嫌なイメージはありません。
「vFlat」はスマホカメラを利用した紙のスキャナアプリです。
こういう類のアプリは昔からあり、かつてはEvernoteなんかもチカラを入れていた分野です。
なので同様のアプリは山ほどあるわけですが、
その中でもこのアプリが特徴的なのは書籍の連続スキャンに特化していてシャッターの必要が無い点。
通常この手のアプリは対象をスキャンする際に都度シャッターボタンを押す必要がありますが、
このアプリはページをめくる様子を検知して、各ページを自動的にスキャンしてくれるんだそうです。
なのでスマホを三脚等で固定、
本も書見台に挟めばあとはページをめくるだけで丸ごと1冊スキャンできるというわけ。
その精度がいかほどなのかは試していないのでなんとも言えませんが、
もし実用レベルなら裁断サービスを営むお店はかなり困るのではないでしょうか。
最近は流石に落ち着きましたが、
自分は2020〜2022年まで興味のある本を片っ端から買っていたため手元に大量の本があり、
当然読めていない本も多数あります。紙の本は読める機会が少ないんですよね。
でも電子化されて電子版も買った本は時間が無くても電車等で読めたりするので、
持っている書籍の全電子化は前々からの夢でした。
しかしそれを実現するとなると、自前で裁断&スキャンするか裁断サービスを利用するしかない。
裁断するということは電子化と引き換えに本を捨てることになるわけですが、
紙の本は紙の本で持っておきたい、となると電子化する本はそれぞれもう1冊買う必要がある。
当然べらぼうなコストがかかるし、手間もかかります。
それを無料アプリと三脚と書見台だけで解決する可能性があるとなると、やはり期待したいところ。
それなりのクオリティで電子化できるならもはや電子書籍さえ買わなくて済みますし、
読書環境のゲームチェンジャーになるかもしれません。
とりあえず東京に戻ったら書見台をAmazonで注文して1冊試しにスキャンしてみようかなと。