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#7829

Pocketサービス終了へ

今日の出来事iosアプリ

いつの間にかMozillaに買収されていたあとで読むサービス、「Pocket」のサービス終了が発表されました。
自分は「Read It Later」という名称だった2012年当時から使っていて(#02947 / 2012年03月12日)、
当時は便利アプリベスト10に入るほど愛用していたことを考えると、ついにこの日が来たかという思いです。
とはいえ、確かに近年はほとんど使っていませんでした。
かといってより良いあとで読む系サービスが登場したというわけでもない。
感覚的には「あとで読む」機会はありそうなものですが、この手のサービスを使わなくなったのは不思議です。
まぁ、この辺はスマホの地位向上が関係しているんだろうなと。


2012年当時はAndroidでしたが、そのスペックはまだまだ十分とは言い切れませんでした。
コンテンツ消費の主戦場はまだまだPCだったと認識しています。
一方でスマホは最新情報をいつでもどこでも取得できるという点では優れていたので、
RSSリーダーでアンテナを張って、ことあるごとにそれをチェックするということをやっていました。
いまやRSSリーダーという言葉も聞かなくなって久しいです。


RSSリーダーはその場で消費するには向かなかったので、文字通り「あとで読む」サービスが必要でした。
既読として流したくないが一時保管する場所として、Pocketは大きな存在意義があったわけですね。
翌2013年、RSSリーダーの中心的存在だった「Googleリーダー」がサービス終了を発表し、
当時はそれはもう驚きました。まだまだRSSリーダーという需要はあったからです。
その受け皿を「Feedly」というwebサービスが請け負い、RSS文化自体は継続。
しかし2015年くらいからGoogleディスカバリーや「スマートニュース」など、
ユーザーの嗜好に合わせてbotやAIが勝手に記事を選び取ってくるキュレーションサービスが台頭すると、
パーソナライズされておらず全記事取得するRSSリーダーは一気に時代遅れのサービスになりました。


2016年になるとiPhone 7Plusによってスマホが大型化し、PCに頼らない情報収集環境が確立。
Pocketはキュレーション時代も一時保管所として活用してはいましたが、
この頃から明らかに利用頻度は減っていました。
そして2020年、iPhone 12Pro Maxへの機種変によってスマホはついにPCの地位を明確に抜き去り、
スマホで完結することとRSSリーダーの消滅によってPocketも利用しなくなっていました。


……が、未読記事はいまだ308件もあります。これでもピーク時と比べて半分くらいには減らしました。
いちおう一括エクスポートはできましたが、csvにしたところで消化できないのは確実。
サービス継続中のいまのうちに1本でも少なくしておきますかねぇ……。


ちなみに上記リンク先のAndroidアプリ十選と、リンク先のリンク先にあるiPhoneアプリ十選の選出アプリのうち、
いまも明確に現役なのは「Dropbox」「Twitter」のみとなりました。
Dropboxはデータ移動が面倒なだけでiCloudというライバルには基本的には勝てないので、
卒業してしまうのも時間の問題かも。そう考えると最後まで生き残るのはTwitterということになるのかも……?



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