チョコボのゲームカードの記憶
これだけ長年書いているとブログ以前の時代の思い出話はとっくに書き尽くしたと思いがちですが、
粘り強く記憶を辿り続けていくと「そういえばこれがあったじゃん!」
というような話題をふと思い出すことがあります。
結局何もかも語り尽くしたように見えて実は全然まだ残っているのかもしれません。
とはいえすでにブログ以前(出生〜2003年07月)よりも
ブログ以後(2003年08月〜)の方が時間としては長く、今後その割合はどんどん増えていくため
ブログ以前の思い出が希少なものになっていくのは確かです。
年齢を重ねるごとに思い出すのも困難になっていくでしょう。
なので、思い出したならなるべく再び忘れる前に書き出してしまいたいところです。
というわけで、突拍子も無く1999年当時にハマっていたものを思い出しました。
それは「チョコボの不思議なゲームカード」。
1999年というと遊戯王OCGがバンダイ版カードダスが完結してコナミ版が新たにスタートを切り、
それが小学生の間で大ブームになった時期です。
このころ、自分(たち)もさまざまなカードゲームに手を出していたわけですが、
その中でも比較的面白いという印象が強かったのがこのチョコボのカードゲームです。
執筆現在、検索すると後発のボードゲームの方が出てきてしまい検索上位には出てきませんが、
それでもメルカリの出品ページなどで実物を見ることはできます。
ただ、細かいルールを記したwebサイトはヒットしませんね……。
わずかな記憶を頼りに書くと、これはダンジョン経営をテーマとしたカードゲームです。
1対1で戦い、ターンプレイヤーはチョコボを操作して相手のダンジョンの踏破を目指す。
非ターンプレイヤー側のフィールドには3階層からなる裏返しされたカードが並んでいるので、
ターンプレイヤーは1階層から順にめくっていって罠やモンスターを掻い潜っていきます。
最終的に先に相手のダンジョンを踏破した方が勝ち。
ダンジョン経営×カードゲームって、これからの時代にかなり受けが良さそうなテーマです。
それが1999年の時点で存在していたというのが驚き。
ただ通常ルールではやや物足りなかったような記憶もあります。
勝手に5階層までOKのルールにするなど、小学生なりにかなり改造していました。
ただ、そもそも基本ルールからしてまるで覚えていないのでその辺を批評するのは難しそう。
プレミア値はついていないのでメルカリで売っているスターターキットを買ってみるのも一興ですね。
最近改めて思うんですが、小学生当時の自分ってエンタメ文化にめちゃくちゃ恵まれていたのだと、
いまの時代から振り返って改めて思うことがあります。
カードゲームだけでもチョコボのゲームカードが埋もれるくらいの群雄割拠だったし、
携帯ゲーム機もゲームボーイやらワンダースワンやらネオジオポケットやらさまざまな機種があったし、
ミニ四駆やベイブレードといったアナログおもちゃもまだ一定の勢力を保っていたし。
デジモンやたまごっちなどのキーホルダーゲームもそれなりに流行っていましたね。
本当に「遊ぶ」ということに関しては黄金時代だったと思います。
ゆとりだなんだと叩かれて育ってきた世代ですが、
自分はなんだかんだでこの時期に生まれたことを誇りに思っています。
もう少し未来に生まれていたら全然違う人生を歩んでいたんだろうなと。