めちゃすごの出現条件
幼少時、『カービィのきらきらきっず』というスーファミのパズルゲームにハマっていた時期がありました。
もともとゲームボーイの作品で、
自分がプレイしたのはそれではなく1999年発売のスーファミ版です。
ただ当時リアルタイムで買ったかどうかは微妙なところ。
N64で遊ぶようになったのが2000年末からと記憶しているので、1999年なら時系列的に矛盾しません。
ただ、なんとなく21世紀になってからスーファミを引っ張り出して遊んでいたような気がしないでもない。
内容としてはかなりハマっていた記憶があります。
家族と毎日のように対戦モードで対戦していた思い出。
こういう「パズルでひたすら対戦」という光景は我が家では結構あって、
2003年に『ニンテンドーパズルコレクション』から2014年の『ぷよぷよテトリス』まで、
よくもまあ飽きもせず遊んでいたものです。
母親も『ドクターマリオ』が好きだったりするのでパズルが好きな家系なのかもしれません。
『カービィのきらきらきっず』は3色のパネル(リック、クー、カイン)のうち同一のものを、
2つ以上揃えると消えるというシンプルな落ちものパズルです。
2つ揃えたときに間が空いていても、
その間が「星パネル」(お邪魔パネル的な立ち位置のパネル)で埋まっていればそれも消えます。
2連鎖以上するとターン終了時に着地した瞬間に消える星パネルが降ってきて、
これによって同色パネル間が埋まってパネルが消えれば連鎖は継続となります。
あとは他のタイトルと同じで連鎖の大きさに応じて相手のフィールドを迫り上げるという仕組み。
『ぷよぷよ通』と違って相殺システムはありません。
そのため上級者同士の戦いでは攻めると同時に迫り上げられても負けないようにする立ち回りが重要です。
中央2マス以外はいくら迫り上げられても負けにならないので、
基本的には中央2マスをなるべく低くするような積み方がセオリーだと思います。
このタイトルは4段階の難易度があり、通常は「ふつう」「たいへん」「すごい」しか選べず、
それぞれで最大競り上げ段数の制限があります。確かそれぞれ3、5、7段です。
隠し要素として最上難易度の「めちゃすご」があり、こちらは段数が11段となっています。
この上限11段でバチバチに戦うのがとても面白かった記憶。
これを一度体験してしまうと7段では物足りなくなります。
ただ、1999年当時(?)はどうにかして「めちゃすご」を出現させたのですが、
一度データが消えてしまってからはその出現条件がわからず、
たまにやりたいと思って起動しても「めちゃすご」が無いのですぐやめてしまう、
といったことを繰り返していました。WiiVC版も買いましたが同様の理由で続きませんでした。
改めてネットで出現条件を調べてみると「対戦30勝」だそうで、
思ったよりめちゃすごな難易度でもないっぽい。
ただ本来の目的ではない7段制限の対戦を30回もやるのかと言われると難しいと思うので、
これは出現条件を知っていないと出せなかったかもしれませんね。
SwitchOnline版としても存在するので、気が向いたらCOMと30戦しておくのもアリかも。
ちなみに、カービィシリーズの御多分に洩れず音楽も素晴らしいです。
個人的にはデデデ戦とグリル戦の超ハイテンポなBGMが好き。
落ちものパズルとしてはマイナーな部類かもしれませんが、隠れた名作のひとつではないでしょうか。