お金の使い方が下手
2024年の上半期が終わりということで、おととい夏のボーナスが支給されました。
想定金額(=冬と同額)を下回ったらどうしよう……とおそるおそる明細を開けてみたところ、
実際には想定よりも10万円ほど多く、おかげさまでメンタルはかなり上向いています。
やはり財布事情はメンタルに直結しますね。
2022年の仮想通貨取引の大損が「良かった」などとは言えませんが、
それ以前の自分がかなりの浪費癖を持っていたのは事実で、
それを矯正する機会としてはやや荒療治ではあるもののかなり良かったのではないかと思っています。
仮想通貨に手を出す前の自分がもしも今回のボーナス支給を目にしたら
明日には十万円近く使っていたことでしょう。自分はもともとお金があったら全部使ってしまう性格です。
だから、奨学金のみで過ごしていた学生時代も資金繰りはかなりスレスレでした。
そのせいで後悔したことは枚挙にいとまがありません。
社会人実家時代は細かい家計簿をつけていましたが、
上京直前に総括したとき6年間の無駄遣いの総額におったまげた記憶があります。
要するに、自分はお金の使い方が下手なわけです。これは幼少期のころからずっとそうである自覚があります。
しかし先物取引で過去最大級の「無駄遣い」をしたことにより是正を余儀なくされ、
2023年以降この悪癖はかなり改善したと思っています。
むしろ、節約志向が強くなりすぎて物欲の息の根が止まってしまったような気さえする。
未開封フィギュアなどリセール価格がそれなりの嗜好品は全部売ったし、
積みうるゲームはほぼ買わなくなり、総額月20,000円以上契約していたサブスクは本当に必要なものを除いて全部解約。
これから買うものについても本当に必要なのかどうかよく吟味するようになりました。
全体的に見てお金を使うことに対する心理的抵抗感がかなり強くなった実感があります。
現状はこういうマインドなので、数十万円が懐に入ったところで欲しいものが無いんですよね。
物欲は本当に死んでしまったのかもしれない。
強いて言えばVRヘッドセットが欲しいけど、買ったとてVRゲームをやる暇があるのかと言われると……。
お金を使わなくてもやりたいことは順番待ちの行列ができている状態なので、
何かを買った上で時間コストを必要とするようなモノは必然的に買う意欲も湧いてこないことになります。
逆に言えば時間コストを必要としない、あるいはそれを削減するようなものには積極的にお金を使うことになるかも。
たとえばChatGPTなど生成AIの有料プランとかが候補になります。
とはいえこっちの方面も特に電車通勤の隙間時間を埋める目的として過去にやって軒並み失敗しているんですけどね。
flier(フライヤー)とかdマガジンとかAudibleとか。
まあこれらは生成AIとは用途が異なるので同一視するのは若干問題がありますが。
ただ、それはそれとして数千円単位のコンテンツや推しグッズなどは
近年必要以上に抑制されてきた感があるので、さすがにいままでよりは積極的に買うことになると思います。
先日発表されたSAW IIなどコレクション色の強い音源や本当にやりたいゲームタイトルなど。
前者は最近アンビエント系で最推しのTaylor Deupreeが新譜をDL版かアナログレコードでのみリリースしており、
いよいよアナログ盤デビューしようか若干迷っているところです。
もしアナログ盤を買うとなると当然アナログレコードプレイヤーも買うことになり、
物欲は死んだと言った舌の根も乾かないうちに高価な買い物をする流れになる可能性があります。
後者はやはり『ペーパーマリオRPG』はやっておきたいので、早ければ来月の3連休に買おうかなと思っています。
逆に言えばそれ以外で時間を捻出できそうなところは無さそうなので……。
あとは前シーズンで最終利益37万円となったものの最後に大負けした仮想通貨取引を再開するかどうかですが、
これについては現状意欲が伴っていない認識なので、やるとしてもステーキングが無難かなと思っています。
大底を見極めつつ有望銘柄をちょいちょい買い足していくのはやりたいですね。
いずれにしろ金銭的余裕はかなり生まれましたが、もともとの自分の性格を考慮すると油断は禁物なのかなと。
せっかく大敗から得た教訓なのでこの辺はしっかり活かしていきたいところです。