生活の質を支える三本柱
現状の自分が生活の質(QOL)をもっと上げるにはどうしたらいいのだろうか。
生活の質、生活が満たされているという実感といったものは
社会人時代突入以降かなり揺れ動いています。
個人的に、日々の充実感を支えているのは
①社会的役割、②身体的・精神的健康、③金銭的余裕、の主に3つだと思っています。
その前提で考えると、学生時代は①が無いのでとても満たされているとは言い難いものがありました。
2014〜2019年は社会人において一定の地位を築いたことで満たされ、
現在は趣味界隈でWeb制作をする人という立ち位置を確保していることで満たされています。
なので社会人時代は①に関しては概ねクリアできていると考えて良いでしょう。
②については、身体的な健康は突発的な体調不良などはどうしようもないとして基本的には無問題。
精神的健康については2014〜2019年のブラック企業勤めでかなり損なってしまいました。
そのため、この期間は①は満たされていたものの②は満たされていなかったということになります。
これを服薬治療によって本格的に対処に乗り出したのは2018年のことでした。
当時は仕事の問題に加えて家族と同居することによるストレスや、
趣味のコミュニティが無法地帯で心無いことを発言する人も多かったのでそれで結構病んでいました。
これは2019年秋の上京によって家庭環境の問題から遠ざかったことで明確に改善し、
昨今は趣味コミュニティも以前と比べると相当治安が良くなっており、
仕事に関してもブラックとはとても言い難いところに所属しているため問題は起きていません。
2023年現在は②の問題も解消したという認識で間違っていないと思っています。
逆に、現在脅かされているのは③の問題です。
上京したことで②は改善しましたが、一人暮らしによる金銭的コストが莫大なため、
収入がいくら増えても追いついていない現状があります。
現時点で単純な年収比較だと実家時代と比べて3倍近くもらっている計算になるわけですが、
可処分所得(月収のうち自由に使えるお金)はめちゃくちゃ減っている現実があります。
減っている、というかほぼ皆無です。
そのためお金の使い方についてはここ2年で一気に変わりました。
実はこれは仮想通貨取引の失敗が大きく影響しています。
2021年までは半年で数万円昇給していたので、
その昇給分が可処分所得にそのまま上乗せされて結構充実していました。
2020年内はそれでも最初がかなりカツカツだったのであまり余裕がありませんでしたが、
いま思えば2021年だけは①②③全部が満たされていたと思います。
だからこそ当時は心の余裕もあって多肉植物など新しい趣味の開拓が進んだのでしょう。
しかし2022年に突入して別の会社にヘッドハンティングされて所属が変わると、
長距離通勤の負担から起立性調整障害によって2日に1日は通勤もできないほど堕落してしまい、
当然仕事のやり甲斐も失われ、欠勤によって給料も相当減ってしまいました。
また同時期に始めた仮想通貨の先物取引では
夏に起きたLUNAショック事件前後の負けによって百万円単位の赤字になってしまいました。
つまり、2022年に突入して今度は逆に①②③全部を失ってしまったわけです。
2022年末の転職活動によって、2023年現在はどうにか①②は取り戻したと思っています。
ただ、仮想通貨取引で生んだ数百万の赤字は1年や2年でどうにかできるものではなく、
結果として現在は③の問題がより逼迫する事態になってしまいました。
どうにか毎月の生活は破綻しないで済んでいますが、とても贅沢品を買える状況ではありません。
そして①②は環境を変えたり意識改革したりすれば改善は見込めますが、
③については個人の意識を変えたところでどうしようもないという現実があります。
もっとも効果的なのは
フルテレワーク案件に参画すると同時にマンションを引き払って実家に戻ることで、
それをすれば月15万円程度浮くことになりますが、実現の可能性はかなり薄いし、
それをすることによって家族との同居によるストレスの問題が再燃する可能性があります。
それ以外では副収入を得られる活動をするという方向性が考えられます。
これまでは仮想通貨取引で負けてきた教訓をもとに安定的に勝てる戦略を採ることで、
めちゃくちゃ稼ぐことはできないけど
数万程度の安定収入を得るという方向性で仮想通貨取引は継続してきました。
今年のトータルでは黒字になっているので、方向性としては去年よりはずっとマシだと思います。
ただ、それでもやっぱり負けるリスクはあるわけで、
可処分所得が少ない現状で負けるとまあまあ悲惨なことになるので非常に怖いです。
となると、あと考えられるのは副業という方向性。
webエンジニアの世界は副業も盛んなので既存のスキルで仕事を受けられる可能性は十分あります。
が、これについては似たようなことを上京以前から思索してきていまだ結果が出ていないので、
本当にできるのかどうかについては怪しいところ。
そもそもただでさえ時間が無い現状で副業をやる余地なんてあるんだろうか。
本当にやるなら受注中は趣味関連の活動が完全ストップする等の対処は必要になるでしょう。
まあでも、失うリスクが無くて月数万もらえる可能性があるならやってみる価値はあるのかも。
副業は金銭を得られるだけでなくてフリーランスとしての実績にもなるわけで、
中長期的なキャリアプランから考えても副業に取り組むことは有用ですしね。
入社時期の関係で、最初に満額のボーナスが出るのは年末です。
そこで金銭問題はかなり改善する見込みなので、それまでの辛抱といえばそうなのかもしれません。
その1回で根本的解決はできなくても今後は安定的にボーナスが出る見通しが立っているので、
あと数年順当に行けば③の問題も完全に解決するとは思います。
それをただ待って過ごすか、副業などで少しでも早い解決を試みるか……。
時間的資源との兼ね合いもあってなかなか難しいところですが、
とにかく現状からはさっさと抜け出したいという思いが強いです。