電子書籍プラットフォーム移管へ
通勤復帰により、漫画ではない一般書籍の電子書籍を買おうという機運が再び高まっています。
以前も国産大手の「honto」と世界大手の「kindle」を比較したことがありましたが(#06479 / 2021年09月12日)、
そのときはアプリの利便性・在庫の豊富さともにkindleの方が強いものの、
自分は基本的に紙で読み電子書籍はその補完的な役割であること、
hontoには紙と電子版両方買うと電子版が半額になる「読割50」という制度が存在することを考慮すると、
多少の利便性を差し置いてでもhontoの方がコスパに優れているという結論に達していました。
しかし、いまや状況がまるで変わっています。
まず、本を読む機会はほぼ通勤中に限られることになるため紙で買う必要が無くなります。
もともと紙で買うのは所有欲を満たす目的もありましたが、
そういう気概も無くなったので紙にこだわる理由はもはやありません。
しかもhontoは読割50を廃止してしまったので、すでに紙で持っている本も割引が効かなくなってしまいました。
こうなるとむしろhontoアプリの使いにくさが際立ってしまいます。
まあこの状況でkindleを選ばない理由は無いと言っていいでしょう。
以前懸念していたkindleだとウィッシュリスト管理が煩雑になりそうという件については、
欲しい本もとりあえずサンプル版を無料でダウンロードできるので、
サンプルライブラリを実質ウィッシュリストとして運用すれば特に問題なく管理できそうです。
書籍検索もデフォルトで漫画が除外されていて概ね良好。
唯一、(Amazon公式含む)ネイティブアプリから購入することができない点が不便といえば不便ですが、
これはhontoも同じでiOSアプリの制約上の問題なので仕方ないかなと。
あとはすでにhontoで買ってしまった電子版を再購入するかどうかですが、
ライブラリをよく吟味して本当に再購入する価値のある本だけ絞れば5〜6冊程度しかないので、
それくらいなら買ってもいいかなという感じ。
まあそもそも買わなくてもそれらはhontoアプリから読むことができるわけですが……。
この辺は個人的なこだわりなので追々決めていく感じでもいいかなと思っています。
いずれhontoはサービス終了しそうな雰囲気を感じるのでそのときに買わざるを得なくなると思いますけどね。
読書はUdemyによる動画学習よりもさらに気軽に着手でき、縦画面でも問題なくコンテンツを消費できるため
電車通勤のお供としてはまあまあ有望かなと思っています。コスパも良いですしね。
ただ、かつて軽率に本を買いまくって読まなかったことの反省として、買う本はよく吟味する必要があるかなと。
そのテーマが好きかどうかというより、読み切れるかどうかもちゃんと考慮しないとダメですね。
幸いkindleにはサンプル試し読み機能があるのでこれを活用していく感じになると思います。
ジャケ買いみたいなことはくれぐれもやらない方向で……。