広告ブロックの現状
広告フィルター、使っていますか。
自分はMac/PCのwebブラウザでは「uBlock Origin」というプラグインを、
iPhoneでは「NextDNS」というDNSフィルターを使っています。
個別プラットフォームではYouTubeのみどうしようもないのでサブスク登録しています。
Twitterに関してはメインアカウントはリストしか見ておらず、
リストには広告が表示されない仕様なので完全に広告とは無縁の使い方になっています。
ただし、サブアカウントはおすすめタイムラインを閲覧する関係で広告が出てくるため、
基本的に出てくるたびに「興味ない」ボタンを押しています。
前にも書きましたがInstagramに関しては広告の品質が良いため許容しています。
これで日常生活のほとんどは広告とは無縁のインターネットサーフィンを実現できます。
まれに広告フィルタが動いていると正常動作しないようなサイトに遭遇しますが、
その場合はそれだけプライベートモードで開き直せば特に問題なし。
iPhoneは端末の通信まるごとNextDNSを噛ませているので、
広告チェックに厳しい一部のアプリが動かなくなることがあります。
具体的には「SportsBull」などの無料動画配信サービスや
広告動画を見てポイントゲットと言った類のポイ活サービスですね。
後者はまず縁が無いのでいいのですが、
前者は甲子園シーズンでのみ使うのでその際はDNSを切っています。
こうした一部の例外を除けば、ほとんどの広告を排除することができています。
それゆえに、たまにDNSフィルタを解除したままうっかりwebブラウザを開いてしまったりすると、
圧倒的な広告の占有率に驚かされますね。昨今のネットはここまで無法地帯だったんだなと。
個人ブログや、最近専用ブラウザのサポートを失った5ちゃんねるなんかもひどいです。
もう画面のほとんどが広告で埋め尽くされていてめちゃくちゃの一言に尽きますね。
そんなんだから広告フィルタを外せないだよなあ……。
YouTubeは円安進行でいつの間にか月額1,500円くらいになってしまっており、
そこまで動画を見る機会が無い自分にとっては正直コスパは悪いです。
よく言われることですが、YouTube Musicなどの包括的なサービスなんて要らないから、
広告排除だけを独立してせめて980円くらいのサブスクにしてくれと思います。
YouTubeは広告フィルターによる減収を重く見ており、
最近は最新技術で絶対にスキップできない動画広告を再生するようにもしているらしいです。
それでInstagramみたいにそれなりのクオリティなら良いものの、
平然とアダルトコンテンツが流れたりしているみたいなので反発は強いでしょうね。
でも広告の審査を厳しくしたらそれはそれで収入減になるだろうしどうしようもないんだろうなぁ。
いつからかネットの世界はEUによる独断でCookieを扱う場合にユーザーの許可が必要になり、
Cookieを許可するかどうかというポップアップが全世界のサイトに搭載されるようになりました。
また、再来年からはEUで扱うモバイル機器はUSB-Cコネクタの搭載が義務になります。
EUごときがなんでこんな権限を持っているのか、その辺の力関係は知りませんが、
広告についてもいずれこういう巨大な組織が主導して
全世界で「フィルタは違法!」という流れに持っていくような気がしてなりません。