Minecraftのジレンマ
2021年以来、定期的にマイクラやりたい欲がポツポツと湧き出てくるのですが、
結局ガッツリプレイするには至らないということを繰り返しています。
いったい、マイクラの何が自分を惹きつけるのだろうか。
そしてどうやらその「惹きつける何か」は引力が若干弱いようです。
今年ついにエンダードラゴン討伐という表向き最大の目的を達成してしまったマイクラ。
しかし他にもやることは結構あり、エンダードラゴンのその先のフィールドはもちろん、
実装以来行きたいと思いつつも準備のハードルが高くてなかなか手がでない海底神殿、
強さではエンダードラゴンを超えるとされる「ウォーデン」の住むエリアで入手できるとされる
音波に反応するレッドストーン装置の入手、そして実績の解除などなど、まだコンテンツはあります。
要は、エンダードラゴンを倒したら終わりというわけではないと。
にもかかわらずなかなか手が出ないのは一緒にやる相手がいないというのもありますが、
そもそも残りのコンテンツがエンダードラゴンほどのインパクトに欠ける、
というのは否定しがたいところです。なので、これだけを理由にはなかなか再開できない。
結局マイクラは作ってナンボのゲームであり、それであれば可能性は無限にあります。
なので何かを作れたらきっと楽しいという確信めいた期待はあるわけで、
それがマイクラやりたい欲の正体なのかもしれません。
ただ問題は、じゃあ何を作るのかという問いに対する答えがなかなか出ない。
なんらかの装置を作るにしても、それを作るメリットが欲しいものです。
作ることそのものを目的にすることはなかなかできない。
この心理的ハードルを取っ払ってしまえれば楽なんでしょうが、自分はできないタイプのようです。
結局このジレンマに陥ってしまうので、
やりたいけどできないということを延々繰り返しているのでしょう。
今年初頭、そのジレンマを一度だけ乗り越えて全自動タマゴ回収機の制作に取り組んだことがありましたが、
あれは年間で考えても『ピクミン4』初見プレイの次にどハマりしました。
なんならのめり込み具合で言えば上京以来全体で考えても2位かもしれない。
やはりジレンマを解消できれば没頭できるのは確かなんですよね。
『Minecraft』にはそれだけのポテンシャルがあると薄々分かっているからこそ気になるのでしょう。
ただ、タマゴ回収機もマルチプレイだったからこそなのでソロプレイではやはり厳しいかも。
ここに、自分はやはり承認欲求を原動力としている面を垣間見るわけですが。
どうにかしてソロプレイでも楽しめる方法を見出せればいいんですが、性格上難しそうな気はします。
あるいは、作りたい装置や建物を真面目に考えればプレイ人数関係なく没頭できるものなんだろうか?
タマゴ回収機も制作過程自体はソロプレイだったのでワンチャンある気がする。