年末の慣習維持が難しくなってきた
幼少期のころから、少なくとも西暦2000年の少し前から大切にしてきた、
「年明けの瞬間を(誰かと)楽しく過ごす」という習慣。
基本的にこれは祖父母家で過ごすことで毎年達成してきましたが、
2000年以降の23回のうち4回だけ例外があります。
まずはその2000年。親の都合でどうしても祖父母に行けず実家でミレニアムの瞬間を迎えました。
まあこれは年齢的にも実家で年越しするのに支障はなかったので良しとします。
当時、年越し直前にカメラに収めようとしたものの
買ってもらった「ぷよぷよ」のインスタントカメラがフィルム切れだったのでできなかった記憶。
次が一気に飛んで2017年です。前年に結婚観の違いで祖父と言い争いになってしまったので、
翌年からはもう行くまいと心に決めていました。
2017年と2018年は「COUNTDOWN JAPAN」という年越しライブに単独参加しました。
2019年はブログをきっかけにイトコに説得されて祖父母家に行く習慣が復帰。
結果的にこれが祖父母以下親族のみで過ごす最後の年末年始になりました。
2020年はコロナ禍の影響もあって少なくとも祖父母家はダメという話になり、
イトコとの話し合いの結果そのイトコの家で年越しすることにしました。
2021年にはコロナ禍もそれなりに収まり、2歳の従姉妹姪と初めて出会い一気に賑やかに。
しかし続く2022年には今度は肝心のイトコとケンカになり(2023年09月04日参照)、
さて今年はどうしたものかと思っているところです。
こういうときの頼みの綱のCOUNTDOWN JAPANは、正直ソロ参加しても面白くないんですよね。
しかも沿線の京葉線はコロナ禍をきっかけに終夜運転しなくなってしまったので、
行くなら夜を徹しての参加か近隣地域のホテル予約は必須。
そこまでのモチベーションが無いことは言うまでもありません。
これまでの傾向から言って居住地域の京王線も終夜運転しない可能性大なので、
そうなると都心で年越しイベントがあったとしてもその時点で参加は難しいことになります。
まあさすがに都心ならホテルの確保もできるだろうし山手線などは動いているので、
その意味では海浜幕張で行われるCOUNTDOWN JAPANよりは有望かもしれませんが。
どんなイベントがあるんだろう。面白そうなものがあればそれでいいかなーとは思います。
都心の各種イベントもダメとなった場合ですが、
そもそもイトコ以外の人間関係に問題は無いので祖父母家に行くというのもアリといえばアリ。
ただ仮に行ったとして他に誰が来るのか見通せないし、誰も来ない可能性も否定できない。
祖父母のことを考えるとさすがに1組くらいは来ると思いますが、
来る可能性のある従姉妹は全員既婚で、そのうち少なくとも3家は幼い子どもがいます。
2021年に子どもがいる家庭が祖父母家に来たときは
部屋不足や夜泣きなどを考慮してわざわざ寝る前に旅館へ移動したため、
年越しの瞬間に残っていたのは未婚組だけでした。
そのとき一緒に年越しした従姉も去年結婚して女子の未婚は全滅してしまったし、
男子はそもそも先述のイトコ以外は来なくなって久しいため、
今年は行ったとしても誰かと年越しできるかは五分五分といったところでしょう。
また各家の旦那は残ってくれるかもしれませんがいまのところほぼ赤の他人ですし……。
もし祖父母家がダメとなると万事休すとなります。
上京以降の知り合いに声をかけて万が一承諾してくれたとしても集まる場所が無いし、
実家も2000年当時から変わり果てていて年越しできるような雰囲気は皆無です。
こう考えると年の瀬ってこれまでの人間関係を真っ向から評価される恐ろしい時期だなと。
漫画『3月のライオン』で同じように年の瀬(クリスマス)に改めて孤独を思い知る主人公が
「人間関係の通知表を渡されるみたいだ」と言っていたのは的を得ていると思います。
まあ、そもそもこの伝統を今後も維持できるかと言われるとなかなか厳しいものがあり、
ここで潔く2000年以前からの伝統を捨てて年越しもしんみり過ごすのも手ですかね……。
これから年老いるに従ってどんどん実現は困難になっていくのは明白でしょうし。
せめて年初の目標通り恋人ができていたらそうはならなかったのでしょうが、
振り返れば今年は完全にそれどころではなかったと思います。さて、どうしたものか。