CMSレスという方針
今年の年間計画のひとつであり山場でもある、このブログの4代目への移転計画。
当初は「ヘッドレスCMS+フロントエンド」という組み合わせを想定していましたが、
もはやフロントエンド部分だけ作れば解決してしまうかもしれません。
去年の最大プロジェクトだったピクチャレ大会移転はバックエンドも作っていましたが、
今年はその部分がごそっと割愛できるということになります。
というのも単純な話、執筆ツールであるObsidianがそれ単独でCMS的な役割を担えるから。
これの利点は独自ファイルではなく単なるMarkdownファイルとして保存される点です。
そのため外部からいじり放題というわけ。
単純な話、mdファイル化された各記事の最新編集分をGitでサーバーに反映さえすれば、
あとは記事番号から読み出して表示するだけでブログとして成り立ちます。
もちろん記事一覧などの機能を作ろうとしたらもっと手間はかかるし、
現実にはむしろそっちが作業のメインになるかと思いますが。
いずれにしろ、ヘッドレスCMSならぬ「CMSレス」的な運用で十分いけそうな気がする。
この方法なら投稿作業の一切合切をワンボタンで済ませるという当初の移転条件も満たせるはず。
Gitでサーバーに反映させる手順をスクリプト化して、
そのスクリプトを実行するボタンをObsidianに設置すればいいわけです。
最低限、移転先のガワを作るだけなら丸4ヶ月も要らない気がしてきた。
まあ……もちろんタスクはそれだけではありません。
過去記事を洗ったり、非公開運営になる直前に量産した書きかけ記事の処理もまだまだです。
むしろこっちの方が厄介な問題なのかもしれない。
でも、だからこそこれをサッパリきれいにしたら見える世界が変わる気がします。
ブログそのものの非公開化を決心したとき、自分のブログはもう終わりだと思ったものです。
でもあれから半年余りが経ち、結局こうして書き続けることを辞められているわけではありません。
非公開ゆえ、誰一人見ていないにも関わらずです。
これこそ自分が承認欲求を一切必要とせずとも続けられる唯一の活動なのだと改めて実感しました。
であれば、それに対して自分なりにできる限りのことはしたいものです。
どうせまだまだ今後末長く続くのでしょうから。