VTuberのライブに思うこと
個人的には今年04月ごろからにわかファン継続中のVTuber「さくらみこ」が、
6年目にして初のソロライブ開催決定を発表ということで
告知配信で同接16万人というとんでもスコアを叩き出しています。
みこちは配信者としては優秀なベテランでもいわゆる歌って踊るタイプではないので、
同期のホロメン(0期生)が遅くとも2021年には全員ソロライブを実現しているにもかかわらず、
彼女たちよりもチャンネル登録数が多いみこちはなかなか実現できずにいました。
ただ、最近の飛ぶ鳥を落とす勢いの人気からついに白羽の矢が立った感じですかね。
古参ファンは感慨深いものがあるのではないでしょうか。
10月に有明アリーナで開催、チケット代は10,000円弱程度なのでまあ許容範囲かなといった感じ。
個人的に行くかどうかはかなり微妙なところですがぜひ成功してほしいものです。
最近のVTuberの活動規模や範囲はリアルアイドルを凌駕する勢いで、
この感じだとVTuberが紅白デビューするのも時間の問題なのではないでしょうか。
早ければ今年にも誰かデビューしそう。顔を隠して活動という点ではすでにAdoという前例もありますしね。
マスコミはここぞとばかりに煽ってくるでしょうが、果たして世間はどう感じるのだろうか……。
自分もAdoのアンチとして紅白出場を否定的に見ていたことがある当事者なので、
VTuberも煽られればきっと叩かれるんだろうなぁとは思っています。
『ガールフレンド(仮)』などの美少女系ソシャゲのCMでアニメキャラがお茶の間を冷やしたのが約10年前。
この10年間で価値観もかなり変わり、どちらかといえばVTuberに追い風が吹いていると思っています。
ただ、モーションキャプチャの精度がライブのビジュアルをどこまでフォローできるのかは微妙。
みこちの重大発表の合間にあったミニライブを見ても、
まだまだ全身キャプチャの精度は生身に遠く及ばないと言わざるを得ないところがあります。
荒い動きしかできないので、それで個性的な踊りを表現しようとするとどうしても稚拙に見えがち。
その様子を紅白など表舞台に出したとき、ネガティブに見られるのはある程度覚悟する必要があるのかなと。
まあ、とはいえ現段階で実現しているのはソロライブまでなので心配しすぎではあるか。
ソロライブは基本的にみこち大好きな35Pしか行かないでしょうし心配ないでしょう。
技術革新はどんどん進んでいるので、来年、再来年には全然違う印象を抱くかもしれませんしね。
キズナアイの地上波デビューはあまりにも時代を先取りしすぎていた感はありますが、
2030年代にはもう当たり前のようにVTuberが表舞台に出てくるようになっているんじゃないかと思っています。
いまはちょうどその過渡期といったところでしょう。