10打点を追い求めて
ポケポケ、メインで運用しているピカチュウデッキがやや暗礁に乗り上げた感があるので、
改善案を捻り出せないかどうか検討するために現状を整理したいと思います。
「幻のいる島」シーズンのおそらくトップメタとされる構築が、
現環境最強と噂の《ジャローダ》軸と、前シーズンから引き続きトップクラスの《ミュウツーex》軸です。
そんなに頻繁にバトルをしているわけではないですが、この2種類の遭遇率がとにかく高い。
《ジャローダ》は場にいるだけで草エネルギー1つを2つ分として扱うことができる特性を持っています。
ベンチに干渉できるカードがそもそも少ない現環境では汎用性の高さからトップクラスに強い特性でしょう。
《ウルガモス》という露骨な対策カードがあるものの、ピカチュウデッキに入れるには無理がある。
ジャローダデッキの基本的な動きとしては、
まずHP100で1エネ20ダメージの《ダダリン》を壁に出しつつ《ツタージャ》を進化させ、
最速3ターン目で2エネ(=4エネ分)の《セレビィex》で最大200ダメージを叩き出すという感じ。
セレビィは2エネまでなら単にコスパの良い《サンダーex》に留まりますが、
次のターン以降、エネを貼れば最大ダメージが100ずつ増えていくので早々に片付けないと大変なことになります。
ピカチュウデッキは最速2ターン目で《ピカチュウex》の90ダメージを出せるのが強みなのですが、
90打点はジャローダデッキで壁として出てくる《ダダリン》をギリギリ倒し切れません。
《ダダリン》は通常20ダメージですが4エネ付くと90ダメージに増幅する効果を持っており、
たいていのジャローダデッキ使いは《ダダリン》に2エネ付けて壁兼アタッカーとして運用しようとします。
それをワンパンできればリズムを崩すことができ、活路がありそうな気がするのですが……。
10打点あれば解決となると、すぐに思いつくのがダメージを10上げる《サカキ》を入れること。
すでに1枚入っているので、もう1枚入れるというのがすぐにできる改良です。
あるいは《ナツメ》でツタージャを引っ張り出して速攻で片付ける……という作戦もありますが、
これは相手がベンチに2匹以上出した時点で想定通りにならないので厳しいか。
あとは1エネ10ダメージでコインが表ならマヒにする《デデンネ》でどうにかできないだろうか……。
表が出れば相手は何もできずに次のターンの《ピカチュウex》の攻撃でダダリンは倒せるし、
よしんば裏だったとしてもデデンネが倒されるだけで大勢に影響は無い。
ただ、この戦略は相手がそれを知っていて《きずぐすり》や《エリカ》を持っていれば、
それを使われるだけで確定回数をずらされて破綻するので手堅い戦略とは言えません。
そもそも1エネ余計に必要なので、デデンネに1エネあげることでピカチュウの育成が遅れ手遅れになる可能性も。
諸々考えると とりあえず《サカキ》が無難な気がしますが、
あいにく1枚しか持っていないため《デデンネ》も入れて様子見しようと思っています。
ピカチュウデッキはベンチが全部でんきタイプであることを求められるため、
無色すらも許されない純粋な単色デッキということもあって多様性がありません。
あまりにもジャローダデッキにばかりやられるようなら炎タイプのデッキを強化することも視野ですね。
ちなみに新パックのコレクションの方は、
ここまでに10連3回+デイリー15パックで◆カードはほぼコンプしているのですが★カードがさっぱり……。
《サカキ》の2枚目やいまだに1枚も持っていない汎用カードの《ナツメ》など、
徐々に「最強の遺伝子」に戻りたくなってきていますがせめて★2を1枚は引くまで頑張るつもりです。