RTA in Japan Winter 2025
国内最大級と言われているRTAイベント「RTA in Japan Winter 2025」。
これにピクミンコミュニティのメンバーが一挙4人+解説1人出演するとのことで、現地へ駆けつけました。
自分は決して当事者ではなくいまだちゃんとしたRTAデビューもしていませんが、
いちおう関係者扱いということで最前列の特等席に座らせていただき、
おととい買ったピクミンぬいぐるみを総動員して応援していました。
まず、超満員でした。
ピクミンの直前の『カエルの為に鐘は鳴る』がEST(予定タイム)=2時間のランだったのですが、
これが始まってからじわじわと増え続け、終了間際には後ろの壁で立ち見する人がずらっと並んでいました。
そして『ピクミン4』のラン開始からしばらくして、入場制限がかかったそうです。
1年ぶりの任天堂タイトル+日曜日の真昼間という好条件が重なったおかげでしょうか、
ピクミンのやり込みがここまで注目されていると実感したのは初めてです。
配信ではフィルタがうまく効いていてそれほど大きく感じませんが、
実際には歓声の大きさはかなりのものでした。
走者にあとで聞いたら「歓声がすごすぎてゲーム音がまったく聞こえなかった」と言っていました。
特に余興のダンドリバトルで会場がめちゃくちゃ盛り上がっていました。
ランは4人のレースだったのですが、誰も変なミスをしていない非常に見応えのある展開で、
みんなよくプレッシャーを感じないなと背後から感心していました。
ただ、「大乱走オールスターRTAパーティ」(#08013 / 2025年11月23日)とは対照的に運に見放された展開ではありましたね。
『ピクミン4』のRescue Olimar RTAはゲキカラスプレーが何個出るかが非常に重要になってくるのですが、
みんな大漁だった大乱走と違い、今回はExit IM時点で1個という走者が複数人いたと記憶しています。
ここは通常2個以上ほしいところで、記録狙いなら1個ではリセットするのが通例となっています。
また、最後の運ゲーである金庫(完全な運ゲー)に至っては全員平均以下のタイムでした。
それでもそれなりの好成績で全員ほぼ同じ時間で走り切ったのは、本当にさすがとしか言えません。
自分がこの境地に至るにはあとどれくらいピクミンをプレイすればいいのか。
関係者以外にも一般観客席からピクミングッズを持って応援している人や、
フリーでお絵描きできる会場前のホワイトボードにピクミンのキャラを描いた人なんかもいて、
今回のピクミンを楽しみにしていた人が少なからずいるのは確かです。
改めて、今回のイベントは多くの人に注目される大舞台だったんだなと終わってから実感するに至りました。
ラン終了後、応援者と走者が合流して好きにゲームができるラウンジに移動。
そこでオフラインダンドリバトル(対人戦)をやってみる流れになりました。
ダンドリバトルは自分が主催しているオンライン大会ではストレスがかかりすぎるという問題があり、
こんなのオフでやる機会があったとしても友情破壊ゲームにしかならないだろう、と評されていました。
が、実際に自分もやってみて思ったのは、むしろ対人戦の方が面白いということですね。
まぁ一方的な試合展開になるとアレですが、実力が伯仲していれば普通にゲームとして面白いし盛り上がる。
ちゃんと楽しむならハンデ設定をうまく活用するのが重要かもしれません。
ここからは個人的なアレですが、やはり走者に対する羨望はあります。
RTAという文化に本気で挑んで、こういう晴れ舞台で脚光を浴びているのを側から見るとやはり羨ましいと思う。
自分は裏方としてどんなに頑張ったところで
ゲームは本気でプレイしていないという点ではどこまで裏方としての活動を突き詰めても部外者にしかなれません。
もちろんゲームの腕前、やり込みに懸けられる熱量などを考えると
自分みたいな老害は縁の下の力持ちが妥当なポジションだというのはまあそうなのでしょうが、
それでも、RTAというものに付随する達成感は一度は味わいたいという未練はあります。
そしてその気持ちは、今回現地で走者を間近で見ることでよりいっそう高まりました。
今年は年初に「年内にRTAやりたい」とつぶやいておきながら、結局ロクに結果を出せませんでした。
しかし年初時点ではこういった具体的なきっかけは皆無だったわけで、
RTA in Japanを経て、改めて自分も中小規模のイベント出場を目指してやってみたいと思いつつあります。
縁の下の力持ちだけでなく、縁の上でもチカラをつけていきたいと改めて思いました。
2026年はコンシューマーゲームの活動をピクミンに一点集中するのもアリなのかもしれない……。
いわゆる新作を素直に遊べなくなったことを今年一年でとにかく痛感したので、わりと妥当な着地のようにも思います。