Chrononglyph

ゲームイベント

前へ1 / 2次へ
#8048

RTA in Japan Winter 2025

国内最大級と言われているRTAイベント「RTA in Japan Winter 2025」。
これにピクミンコミュニティのメンバーが一挙4人+解説1人出演するとのことで、現地へ駆けつけました。
自分は決して当事者ではなくいまだちゃんとしたRTAデビューもしていませんが、
いちおう関係者扱いということで最前列の特等席に座らせていただき、
おととい買ったピクミンぬいぐるみを総動員して応援していました。


まず、超満員でした。
ピクミンの直前の『カエルの為に鐘は鳴る』がEST(予定タイム)=2時間のランだったのですが、
これが始まってからじわじわと増え続け、終了間際には後ろの壁で立ち見する人がずらっと並んでいました。
そして『ピクミン4』のラン開始からしばらくして、入場制限がかかったそうです。
1年ぶりの任天堂タイトル+日曜日の真昼間という好条件が重なったおかげでしょうか、
ピクミンのやり込みがここまで注目されていると実感したのは初めてです。
配信ではフィルタがうまく効いていてそれほど大きく感じませんが、
実際には歓声の大きさはかなりのものでした。
走者にあとで聞いたら「歓声がすごすぎてゲーム音がまったく聞こえなかった」と言っていました。
特に余興のダンドリバトルで会場がめちゃくちゃ盛り上がっていました。


ランは4人のレースだったのですが、誰も変なミスをしていない非常に見応えのある展開で、
みんなよくプレッシャーを感じないなと背後から感心していました。
ただ、「大乱走オールスターRTAパーティ」(#08013 / 2025年11月23日)とは対照的に運に見放された展開ではありましたね。
『ピクミン4』のRescue Olimar RTAはゲキカラスプレーが何個出るかが非常に重要になってくるのですが、
みんな大漁だった大乱走と違い、今回はExit IM時点で1個という走者が複数人いたと記憶しています。
ここは通常2個以上ほしいところで、記録狙いなら1個ではリセットするのが通例となっています。
また、最後の運ゲーである金庫(完全な運ゲー)に至っては全員平均以下のタイムでした。
それでもそれなりの好成績で全員ほぼ同じ時間で走り切ったのは、本当にさすがとしか言えません。
自分がこの境地に至るにはあとどれくらいピクミンをプレイすればいいのか。


関係者以外にも一般観客席からピクミングッズを持って応援している人や、
フリーでお絵描きできる会場前のホワイトボードにピクミンのキャラを描いた人なんかもいて、
今回のピクミンを楽しみにしていた人が少なからずいるのは確かです。
改めて、今回のイベントは多くの人に注目される大舞台だったんだなと終わってから実感するに至りました。


ラン終了後、応援者と走者が合流して好きにゲームができるラウンジに移動。
そこでオフラインダンドリバトル(対人戦)をやってみる流れになりました。
ダンドリバトルは自分が主催しているオンライン大会ではストレスがかかりすぎるという問題があり、
こんなのオフでやる機会があったとしても友情破壊ゲームにしかならないだろう、と評されていました。
が、実際に自分もやってみて思ったのは、むしろ対人戦の方が面白いということですね。
まぁ一方的な試合展開になるとアレですが、実力が伯仲していれば普通にゲームとして面白いし盛り上がる。
ちゃんと楽しむならハンデ設定をうまく活用するのが重要かもしれません。


ここからは個人的なアレですが、やはり走者に対する羨望はあります。
RTAという文化に本気で挑んで、こういう晴れ舞台で脚光を浴びているのを側から見るとやはり羨ましいと思う。
自分は裏方としてどんなに頑張ったところで
ゲームは本気でプレイしていないという点ではどこまで裏方としての活動を突き詰めても部外者にしかなれません。
もちろんゲームの腕前、やり込みに懸けられる熱量などを考えると
自分みたいな老害は縁の下の力持ちが妥当なポジションだというのはまあそうなのでしょうが、
それでも、RTAというものに付随する達成感は一度は味わいたいという未練はあります。
そしてその気持ちは、今回現地で走者を間近で見ることでよりいっそう高まりました。


今年は年初に「年内にRTAやりたい」とつぶやいておきながら、結局ロクに結果を出せませんでした。
しかし年初時点ではこういった具体的なきっかけは皆無だったわけで、
RTA in Japanを経て、改めて自分も中小規模のイベント出場を目指してやってみたいと思いつつあります。
縁の下の力持ちだけでなく、縁の上でもチカラをつけていきたいと改めて思いました。
2026年はコンシューマーゲームの活動をピクミンに一点集中するのもアリなのかもしれない……。
いわゆる新作を素直に遊べなくなったことを今年一年でとにかく痛感したので、わりと妥当な着地のようにも思います。


#7297

Nintendo Live 2024 中止

史上初めてピクミンのリアルイベントが盛り込まれた「Nintendo Live 2024」が、
一般入場の当落発表を待たずして中止となりました……。
かねてより任天堂の特定社員を標的に行われていた脅迫行為が、
本イベントで予定されていた『スプラトゥーン3』大会の観客やスタッフも標的となったことから、
十分な安全を確保できないため中止の判断に至ったとのこと。
予定されていた『ピクミン4』の「ダンドリ検定」は延期されることもなく中止となりました。
そもそも当選するかも分かりませんでしたが、至極残念です。
脅迫したアホについてはいずれ逮捕され実名報道されるでしょう。


犯人が逮捕されその属性が明らかになればもっといろいろな意見が出てくるのでしょうが、
現時点では『スプラトゥーン3』を名指しにしていることから
同タイトルの熱心なプレイヤーであるということは想像に難くなく、
スプラトゥーンユーザーへの偏見が強くなりそうという印象を受けます。
個人的にはそれはもともとあんまりイメージは良くなかったのでもう回復することは無いでしょう。
もちろん全員が全員そうだとは言いませんが、
認知している範囲ではネット上のファン層は明らかに変な人が多い。


この脅迫した人は十中八九何らかの精神疾患を持っていると思いますが、
コンシューマーゲームというのはこういう人も少なからずお客さんになる業界ということもあり、
こういう対応は裏でずっと苦心してきたんだろうなと思わされます。
ニュースリリースは重役の目を何重にも通してものすごく慎重に言葉選びをしているはずですが、
その中であえて「強迫行為を執拗に受けておりました」と書いているのは
任天堂がゲームメーカーとして長期にわたって苦心してきたことを示唆しています。
脅迫の動機はいろいろあると思いますが、
おおかた対戦で負けた原因をシステムを作った人に求めているのでしょう。
確かにあのゲームは負けるとめちゃくちゃイライラしますしね。
製作者は感謝されることはあっても恨まれる筋合いはまったくないはずなのですが、
妄想や思い込みが激しくてしかも他責的な精神弱者にはもはや人の理は通用しないのが常です。
ちょうど同時期に死刑を宣告された京アニ事件の犯人も「応募したラノベをパクられた気がする」
というわけのわからない動機で30人以上の命を奪っているわけで。
いずれにしろ精神病者の病的な思い込みによってどんな人・企業も筋違いの暴力を受けるリスクはあり、
むしろ大企業ほどその被害を受けやすく、しかも明らかに大企業の方が立場が弱いです。
相手に非があってもこちらがちょっとぞんざいな扱いをしただけで炎上するリスクがあり、
炎上すれば株主、従業員、お客さん、その他諸々の人に悪影響を及ぼすわけで。
カスタマーサービスとか本当に地獄なんじゃないかとつくづく思います。
「無敵の人」とはよく言ったもので、今回の案件もまずそういう類の人種でしょう。


ただ、任天堂ホームページに匿名で要望等を送れるようになったのは割と近年からと記憶しています。
匿名で送れるようになれば当然こういったリスクも増えそうなものですが、
記名制の問い合わせフォームではダメだと判断するに至る経緯もいろいろあるんでしょうね。
安易なシャットアウトは被害妄想の強い精神弱者をさらにヒートアップさせる危険性があるため、
ガス抜きをさせるために意図的に投稿しやすい匿名可のフォームを設置しているのかも?
ただ今回のケースではそれも効かず、
ついに警察沙汰(にこれからなる)案件となったわけですが、今後はどうするんだろう。
テンプレート文でもいいのでなんらかの返信をするとか、第三者機関がチェックするようにするとか?


無敵の人問題は京王線ジョーカー事件の辺りからよく言われるようになりましたが、
今後もいろいろな分野で影響が出てくるんじゃないかと思っています。
本当に嫌な世の中になったものだと思いますが、
それはむしろ治安が良くなったので相対的にこういう人が目立ちやすくなっただけなのでしょうか?


前へ1 / 2次へ