Chrononglyph

RTA

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#8129

まのさばRTA炎上事件

執筆時点で元ツイは消えており、すでに鎮火した炎上事件について書き残すのは若干大人気ないのですが、
わりと考えさせられる一件だったので書かせてください。


03月17日ごろ、『魔法少女ノ魔女裁判』(PC版)というノベルゲームのファンでRTAに挑戦している人が、
「このゲームはロード時間がPC性能に依存しており、その性能差で10秒近くのタイム差が出てしまうため、
ロード時間を省いた時間を最終リザルトとするRTA動画を投稿することにした」
というような趣旨の投稿をしたところ、RTAに詳しい人たちから
「RTA(Real Time Attack)はその名の通りタイマーストップしたものは認められず、
ロード時間を省いたものはLRT(Load Removed Time)と呼ばれている。
計測方法はLRTなのにRTAを名乗るのはおかしい」というような反発が起こりました。


これに対し最初の投稿者は「プレイ環境でタイム差が出るのは競技としてそもそもおかしい。
私はなんと言われようともLRTをRTAと呼称することにする。
一般人はタイムアタック=RTAという認識なのだから、LRTと名乗っていてはインプレッションが見込めない」
というような主張を展開しました。
この時点で投稿者はLRTというものが何なのかも知らなかったそうで、
さらに言えばSpeedrun.comの当該タイトルはすでにRTAとLRTでカテゴリ分けがなされています。
それを知らない時点で、RTAに関してあまりにも無知という他ありません。
しかしnoteに書いた内容が「詭弁はやめろ。私は断固としてLRTをRTAと呼ぶ。私はRTA界隈に一石を投じている」
というような火に油を注ぐ保身的な発言で塗り固められていたため、炎上がヒートアップしたという感じです。


RTAは文字通り「(ゲーム内のTAとは違い)リアルタイムを競う」という大義がそもそもあり、
タイマーストップという行為自体がそうした文化の憲法に反するのは事実です。
しかし一方、実はRTA界隈では個別の事情によってすでに事実上のLRTがRTAとして通用するタイトルもいくつかあります。
『Celeste』や『Minecraft』など、RTAのプレイヤーが多くミリ秒単位で競われているタイトルですね。
これらは研究が進んでいてプレイヤーも多いのでプレイスキルで縮められる余地が小さく、
ロード時間を入れるとプレイ環境がタイムに大きな影響を与えてしまうのでLRTにするのは妥当だと思います。
そしてノベルゲームもプレイヤーは少ないとはいえ同じような事情を抱えているので、
真面目に競技性を取り入れたいならLRTにすべきという投稿者の主張は実は何も間違っていません。
(当然、LRTを競技にするならタイマーストップ区間をフレーム単位で計測する必要があるわけですが……。)


唯一悪手だったのは、この投稿者は1本目のnote投稿で誹謗中傷してくる人への対応として
「ストローマン論法や早まった一般化は詭弁なのでやめてください」と誤謬についての解説をしたにも関わらず、
投稿者自身が「RTA界隈はLRTもRTAとして呼称することを認めるべき」という、
まのさばRTA以外のRTAに対する問題提起とも取れる発言をしてしまったことです。
ノベルゲームのRTAであればLRTは妥当かもしれませんが、
基本的にRTA走者は環境を揃えることも含めて妥協しない姿勢が求められる風潮があるのは確かで、
仮に海外版の方が早いなら海外版を手に入れるといったことはRTA界隈の常識として考えられています。
そういう共通認識をも無視してLRTの方が妥当に見えるノベルゲームの事情をRTA界隈全体に言うのはさすがに無理があり、
これこそ過剰な一般化に陥ってしまっているという残念な論理的矛盾があります。
要するに、主語がデカすぎたと。


今回もっとも印象的だったのは、
本当にRTAと向き合っている走者ほど「まあ好きにすればいいじゃん?」と冷静に見ていたのに対して、
投稿者に「それは間違っている」と突っかかっている人のプロフィールを見るとほとんどが部外者らしい人だったことです。
この炎上は側から見ると「RTAを誤解している人 vs. RTA界隈」というような構図にしか見えず、
それをもってRTA界隈を冷笑しているような勘違い第三勢力もいます。
しかし蓋を開けてみると多数派に見える意見は当事者(走者)の意見ではなかったということです。
RTAの事情は知っているがCelesteなどの個別具体的な事情は知らないにわかファンといったところでしょうか。
まあ中には走者として苦言を呈している人もいたかもしれませんが、少なくともそれは多数派ではなかったと思います。


「イジメはいじめられる方にも原因があるという事例の見本のような炎上」と言っている人がいましたが、
確かに炎上の本質はイジメに近いのかもしれないと改めて思うとともに、
この手の多数派は正しいかどうか以前に当事者ですらないこともあるのだという視点を得られたのは収穫だったと思います。
炎上に対する見方がまた大きく変わった一件でした。


#8048

RTA in Japan Winter 2025

国内最大級と言われているRTAイベント「RTA in Japan Winter 2025」。
これにピクミンコミュニティのメンバーが一挙4人+解説1人出演するとのことで、現地へ駆けつけました。
自分は決して当事者ではなくいまだちゃんとしたRTAデビューもしていませんが、
いちおう関係者扱いということで最前列の特等席に座らせていただき、
おととい買ったピクミンぬいぐるみを総動員して応援していました。


まず、超満員でした。
ピクミンの直前の『カエルの為に鐘は鳴る』がEST(予定タイム)=2時間のランだったのですが、
これが始まってからじわじわと増え続け、終了間際には後ろの壁で立ち見する人がずらっと並んでいました。
そして『ピクミン4』のラン開始からしばらくして、入場制限がかかったそうです。
1年ぶりの任天堂タイトル+日曜日の真昼間という好条件が重なったおかげでしょうか、
ピクミンのやり込みがここまで注目されていると実感したのは初めてです。
配信ではフィルタがうまく効いていてそれほど大きく感じませんが、
実際には歓声の大きさはかなりのものでした。
走者にあとで聞いたら「歓声がすごすぎてゲーム音がまったく聞こえなかった」と言っていました。
特に余興のダンドリバトルで会場がめちゃくちゃ盛り上がっていました。


ランは4人のレースだったのですが、誰も変なミスをしていない非常に見応えのある展開で、
みんなよくプレッシャーを感じないなと背後から感心していました。
ただ、「大乱走オールスターRTAパーティ」(#08013 / 2025年11月23日)とは対照的に運に見放された展開ではありましたね。
『ピクミン4』のRescue Olimar RTAはゲキカラスプレーが何個出るかが非常に重要になってくるのですが、
みんな大漁だった大乱走と違い、今回はExit IM時点で1個という走者が複数人いたと記憶しています。
ここは通常2個以上ほしいところで、記録狙いなら1個ではリセットするのが通例となっています。
また、最後の運ゲーである金庫(完全な運ゲー)に至っては全員平均以下のタイムでした。
それでもそれなりの好成績で全員ほぼ同じ時間で走り切ったのは、本当にさすがとしか言えません。
自分がこの境地に至るにはあとどれくらいピクミンをプレイすればいいのか。


関係者以外にも一般観客席からピクミングッズを持って応援している人や、
フリーでお絵描きできる会場前のホワイトボードにピクミンのキャラを描いた人なんかもいて、
今回のピクミンを楽しみにしていた人が少なからずいるのは確かです。
改めて、今回のイベントは多くの人に注目される大舞台だったんだなと終わってから実感するに至りました。


ラン終了後、応援者と走者が合流して好きにゲームができるラウンジに移動。
そこでオフラインダンドリバトル(対人戦)をやってみる流れになりました。
ダンドリバトルは自分が主催しているオンライン大会ではストレスがかかりすぎるという問題があり、
こんなのオフでやる機会があったとしても友情破壊ゲームにしかならないだろう、と評されていました。
が、実際に自分もやってみて思ったのは、むしろ対人戦の方が面白いということですね。
まぁ一方的な試合展開になるとアレですが、実力が伯仲していれば普通にゲームとして面白いし盛り上がる。
ちゃんと楽しむならハンデ設定をうまく活用するのが重要かもしれません。


ここからは個人的なアレですが、やはり走者に対する羨望はあります。
RTAという文化に本気で挑んで、こういう晴れ舞台で脚光を浴びているのを側から見るとやはり羨ましいと思う。
自分は裏方としてどんなに頑張ったところで
ゲームは本気でプレイしていないという点ではどこまで裏方としての活動を突き詰めても部外者にしかなれません。
もちろんゲームの腕前、やり込みに懸けられる熱量などを考えると
自分みたいな老害は縁の下の力持ちが妥当なポジションだというのはまあそうなのでしょうが、
それでも、RTAというものに付随する達成感は一度は味わいたいという未練はあります。
そしてその気持ちは、今回現地で走者を間近で見ることでよりいっそう高まりました。


今年は年初に「年内にRTAやりたい」とつぶやいておきながら、結局ロクに結果を出せませんでした。
しかし年初時点ではこういった具体的なきっかけは皆無だったわけで、
RTA in Japanを経て、改めて自分も中小規模のイベント出場を目指してやってみたいと思いつつあります。
縁の下の力持ちだけでなく、縁の上でもチカラをつけていきたいと改めて思いました。
2026年はコンシューマーゲームの活動をピクミンに一点集中するのもアリなのかもしれない……。
いわゆる新作を素直に遊べなくなったことを今年一年でとにかく痛感したので、わりと妥当な着地のようにも思います。


#8046

イベントのためのマスコット

今日の出来事RTA

これ書くと若干顔バレの危険性があるのですが、まあいいや。
今日は現在開催されている「RTA in Japan Winter 2025」でピクミン4のRTAが走られるのに合わせて、
その応援のためのピクミングッズを買うために6年ぶりに渋谷のNintendo Tokyoへ行きました。
RTA in JapanはTwitchで配信されるオンライン向けのイベントですが、
東京都内で実際に走っている会場で観覧することもできるようになっています。
そして伝統的に、走者や関係者がゲームに関連したグッズを持ち寄り、
観覧席でそれを持ってアピールしたり、配信のワイプに写っている走者周りの席に華を添えるといったようなことをします。
自分は今回応援として現地観戦する予定なので、
ピクミン勢と認識してもらえるようにグッズを用意したかったというわけです。
実際、顔も知らない人との初対面になるケースも十分ありうるのでこういうグッズはあった方がいいんですよね。


ちなみに仕事は昨日で納めていて今日は有休です。
平日ならNintendo Tokyoもそこまで混んでいないだろうと思っていたのですが、そんなことはありませんでした。
外国人観光客だらけの店内を探し回ってどうにかピクミングッズを見つけ、購入。
そして渋谷まで来たついでにRTA in Japanの会場も一目見ておくことにしました。会場は飯田橋です。
飯田橋駅東口周辺は地上は車道のみ、2階相当の高さの跨線橋が方々に伸び、3階相当の高さに首都高が走るという、
立川駅のような近未来的な立体構造になっていて、最初はどう行くべきか少し迷いました。
どうにか会場に辿り着き、
とりあえず物販でRTA in Japanのマスコットキャラクターである「RTAちゃん」のぬいぐるみを購入。
そして観覧ベースで『Untitled Goose Game 〜いたずらガチョウがやって来た!〜』の終盤から、
『MOMIBOSU』の最初から最後までを見ていました。
会場は非常に大きなスクリーンにゲーム画面が映し出され、右側最前列では実際に走者が操作していました。
知らないゲームのRTAは集中して見ようとすると疲れますが、
リラックスしてBGMのように見ているとけっこう延々と見れる不思議な魔力があると思います。


今日は元同僚とのゲーム会も控えていたので『MOMIBOSU』の終了と同時に現地を離れ、急いで帰宅。
思えば久々に東京で有休を消化しましたが、
たまには平日休みを取って都心でぶらぶらするのも良い気分転換になるかもと思いました。
今回は明確に目的が決まっていたので「ぶらぶら」とは言いがたいですが。
飯田橋にはまた2日後に行く予定で、そちらが本命ということになります。


#8013

大乱走スーパーRTAパーティ

今日の出来事RTA

「大乱走スーパーRTAパーティ」というRTAのリレー系イベントをずっと見ていました。
我らがピクミン勢が参加するのでその応援という名目でしたが、
他のゲームもかなり面白く、気がつけば合計4時間くらい見ていました。
RTA文化はもともとゲームが上手い人がイベントに向けてさらに仕上げてくるため、
(VTuberなどの一般ゲーム実況者と違って)すいすいと攻略していく様が爽快で見応えがあるんですよね。
ゲーム本来の面白さをかなり純粋に楽しめるという点で面白いコンテンツだなと改めて思いました。


『あつまれどうぶつの森』はFirst Debt、つまり最初の借金(マイル)を返すまでのタイムを競う種目でしたが、
高度に最適化された手順によってマイルを貯めていく中でも運ゲー要素があり、毎回それに振り回されます。
あつ森は木を揺するとまれに家具が落ちてくるのですが、これを引き当てるとタイム短縮になるそうで、
イベントではまず狙えないものの記録狙いだとその低確率のガチャを余儀なくされるそうです。
それを聞いただけでもなかなか闇の深そうなRTAだなと。


『マリオパーティ2』はミニゲームコースター(むずかしい)オールクリア。
つまり全ミニゲームをCPU相手に勝利していくわけですが、基本スキルはもちろん連打力も問われるし、
「5キノピオブロック」「スピードホッケー」のようにかなりの動体視力が問われるミニゲームもある。
「はちのすブンブンブン」に至ってはCPUの挙動次第で詰む完全な運ゲーです。
難易度:むずかしいは素で難しく、多くのゲーマーを苦しめてきた高難易度コンテンツですが、
RTAとしてもゲームとしての総合力を問われる面白い種目だなと思いました。


あと『Wii Sports』は純粋にコンテンツとして面白いという。
あらかじめネタMiiを作って本体に保存しておけばそれらがキャラクターとして出てくるので、
ネタ枠として走るにはうってつけのコンテンツですね。これを採用した運営さんはわかってる。


一般に、RTAイベントでは同種目を同時にスタートして全部終わったら次という形式ですが、
この「大乱走」はチームごとにバトンを繋いでいくリレー方式が採用されていました。
これは視聴者目線ではさまざまなゲームを同時並行で鑑賞できるという良さはあるものの、
実況・解説がかなり難しく結果的にトップを走っている人にフォーカスが当たりがちというデメリットもあり、
あんまり大規模なイベントでは採用されにくい、中小規模のイベントならではの形式という感じがします。
ただ、図らずもそれのおかげで自分は今回さまざまなゲームの面白さを知り、
ひいてはRTAイベントへの興味が芽生えてきた気がします。
ピクミン勢も全員かなり上振れて好記録を出してくれたので大満足のRTAイベントでした。
この興味が続けば次のRTA in Japanは見ると思います。


#7952

RTAへの羨望

今日の出来事RTA

「Long Speedrun Summit 2025(以下「LSS」)」というイベントで
『ピクミン4』のRTAが披露されることになったため、リアルタイムで見ていました。
RTAのオンラインイベントといえば「RTA in Japan」がコミケと同時期の風物詩になりつつありましたが、
今夏から任天堂系タイトルが軒並みリジェクトされてしまっていたため、
RTAを見ること自体からは離れていました。
今回のLSSはその名の通り比較的走り切るのに時間を要する種目が採用される傾向にあり、
今回走られた『ピクミン4』のAll Areas 100%という種目も3時間半ほどかかります。
まぁ、中には10時間以上かかるようなモンスター級の種目もあるわけですが……。
今回の目玉イベントに至っては336時間かかるそうで、睡眠休憩を挟んで2週間ぶっ通しでやるそうです。
『リングフィットアドベンチャー』のRTAなんかもそうですが、
この界隈はもはや走ろうとするだけで称賛に値するようなハードな種目がゴロゴロとあるのが恐ろしい。


ピクミンシリーズのRTAといえば、自分は『ピクミン2』のお宝全回収(All Tresures)をよく見ていますが、
あちらがランダム配置のダンジョンをリアルタイムの状況判断で乗り切っていくのに対し、
All Areas 100%は地下世界の配置も固定なため、
ルートを最適化し、その通りに的確に動けるかどうかが問われる種目となっています。
イメージとしてはミッションモードやダンドリチャレンジなど、
配置固定系のチャレンジモードをひたすらたくさんこなしていくというイメージ。
ピクミン4本編は結構ボリューミーなため全フロア分の配置とルートを覚えるのは並大抵ではなく、
お宝全回収で求められるアドリブ力とはまた違うスキルを要求される高度なRTAです。


こういうのを見ていると改めて自分も1種目くらいはRTAに手を出してみたいと思うし、
実際年初時点では年内に1種目走ることを目標として掲げたのですが……
現実的に走るとなるとなかなか難しい部分もあります。
まずどの種目もそれなりに覚えることが多く参入ハードルが高いというのは間違いありません。
最初から最後まで必要なスキルを一通りおさらいするだけでもかなりの労力がかかります。
その上で、記録を残すためにはミス無く走り通さなければならない。
集中力が欠如しつつある昨今の自分にはこれが最大の障壁になるんじゃないかと思っています。
スキルを身につけても、それを最初から最後まで通せる自信がまったくありません。
まあ、オリマー遭難記のように1時間弱で終わるような種目ならワンチャンあるかもしれませんが、
そういう手軽な種目はたいていランキングがもうかなり煮詰まっていて、
ちょっと通しただけでは意味がなく、
それなりの順位を目指すならむしろ大型種目よりハードルが高いという事情があります。


諸々踏まえるといまの自分に一番適しているのはSwitch版『ピクミン2』のお宝全回収RTAだと思っています。
プレイ人口が適度に少ないのでspeedrun.comの上位を取りやすく、
それなりにボリュームがあるので達成感もありそう。ただその分参入ハードルは高いですが。
年内はかなり厳しいと思いますが、いずれはやってみたいところです。
いまのところは見る専で満足かな……?


#7892

夏の風物詩消滅

今日の出来事RTA

気がつけばもう07月も下旬という事実に驚いているわけですが、ひとまず今夏の予定を確認しておきます。
まず、夏休みは「ただの三連休」になる見込みです。
会社としては有休取得推奨日としてその3連休にくっつけて夏休みにしろという意図があるらしいのですが、
特にここで有休を消化する理由も見当たらないのでここは保留でいいかなと。
加えて、実家帰省もしません。最近はもう夏は暑すぎるのでお盆期間の帰省は控えていて、
その代わり09月の連休で行くつもりではいます。
ここで、11月末の契約更新後の住居を「いったん実家」にするか「引き続き現住所」にするか、
はたまた未知の物件に引っ越すかを決める予定。


帰省しない代わりにコミケは去年に引き続き参加予定です。三連休ではなく、翌週末の土日ですね。
ちょっと熱量も落ち着いてきた推し絵師さんが今年も夏コミは出展するとのことなので、
そのグッズを目当てに行き、あとは一次創作を中心に好きなクリエイターを発掘できればと思っています。
ちなみに、今年はもしかすると3人で巡ることになるかもしれません。


あとは夏の風物詩として近年定着しつつあった「RTA in Japan」を楽しみにしていたのですが、
今年はなぜか任天堂タイトルのランが綺麗に除外されており、魅力が半減してしまいました。
ピクミン勢からも5人ほど応募していたとのことで、ゼンメツしてしまったのは残念でなりません。
タイトル応募段階では任天堂タイトルがズラッと並んでいたので、
これらが綺麗に全部不採用というのは確率的にありえず、裏で何かあったのは確かだと思います。
RTAerの間では「法人化したので本当は個別に許可を取る必要があったがこれまではなあなあでやってきた。
今回正式に任天堂へ許可を取りに行ったら断られてしまったので任天堂作品を除外せざるを得なくなったのではないか」
などと言われていますが、真相は分かっていません。


水面下ではこの受け皿としてもっと小規模な主催(おそらく個人)が任天堂タイトルのみ集めたRTAイベントを、
この秋に開催できるように動いている……なんていう噂もありますが、
真相が分からない以上はそのイベントもグレーと言わざるを得ません。
なんにしろRTA in Japan側がなぜダメだったかを明らかにしてくれないと困るわけです。
イベントとしての「RTA in Japan」はゲームコミュニティにとっての大舞台であり、絶好の宣伝機会でもあります。
自分が所属するコミュニティでもこの大舞台のおかげでチャンネル登録者数を大幅に増やした人もいるし、
このイベントをきっかけにコミュニティに人が増えたことがありました。
同じことは他の界隈でも多かれ少なかれ起きているはずです。
任天堂タイトルが全部リジェクトされるという状況は、こうしたコミュニティにとっては死活問題なんですよね。
PRできる場を取り上げられてしまい、コミュニティの衰退にも影響を与えるかもしれない。
なのでこの問題はできればクリアにして欲しいものです。
任天堂は個人のゲーム配信そのものをダメとは言っていないので、イベントの在り方の問題だとは思うんですよね。


そういうわけで今年は夏の風物詩が1つ消えてしまい、他にお出かけイベント等も考えていないため、
本当にただの三連休で夏休みが終わってしまいそうな気配です。


#7741

再びRTAの世界へ

今日の出来事RTA

『ピクミン4』のRTAを走ってみたいと思い、Mac環境での計測手段について調べていました。
結論から言うとWindowsにおける最適解はMacに対応しておらず、
OBSと「LiveSplit One」というブラウザ版のスプリッターを組み合わせて使うのが無難そうです。


RTAの機運が高まってきているのは昨今のコミュニティの影響が大きいですが、
もともと『ピクミン4』はRTA映えするゲームだなとは思っていました。
このゲームは主に「オリマー遭難記」「オリマー救出」「オッチン治療」「全エリア100%」「全ミッションクリア」
と言った5種目があり、遭難記は30分、オリマー救出は1時間半でクリアできるためハードルは低いとされています。
個人的には走るならオッチン治療(真EDまで)も見据えたいところですが、
仮にこれをやるにしてもオリマー救出と被るところが多いのでまずはオリマーを救出すべきかなと。
いわゆる全回収RTAに相当する全エリア100%はめちゃくちゃハードルが高いですが、
その分走り切った人も少ないためランキング上位を目指すなら実は狙い目ではあります。


RTAはもしやるならかなり久々ということになりそう。
自分がこの世界に首を突っ込んだのは2014年にTwitchで『スーパーマリオ64』のRTAをよく見ていたのが始まりで、
その翌年に『スーパーマリオサンシャイン』のAny% RTAに挑戦。
ピクミンも当然何度か挑戦しようとしたことがあるのですが、
当時もっともハードルが低いとされている『ピクミン2』借金返済RTAですら、
EARLY BLUESというかなり難しいテクニックが必須ということもあり結局結果は出せませんでした。


そして11年の時を経たいま、『ピクミン4』という打ってつけの種目が登場したというわけですね。
このゲームはEARLY BLUESほど難しい技は必要なく、かなりカジュアルに臨めるRTAになっています。
ただひとつ、ひだまりジャンプというやや難しい時短テクニックがあるにはあるのですが、
仮にできなくても数十秒くらいしか差が出ないのでできなくても問題なし。
叩き台ができてさらに記録を詰めたくなったら改めて挑戦する感じでも全然良さそうです。


実はオリマー遭難記、オリマー救出、オッチン治療については並走イベントで叩き台的な記録は出しており、
まずはこれを明確に追い抜くことが目標になると思います。まぁ、追い抜いて当然ではありますが……。
最終目標はオッチン治療で「そこそこ」の記録をSpeedrun.comへ提出することですかね。
そのために必要な区間練習の量はかなり膨大なので、年内に結果が出るかさえ怪しいところですが……。


#7493

カジュアルなRTAは楽しい

今日の出来事RTAピクミン4

今月初頭に『ピクミン4』の本編RTA並走会を開催し自分も参加していました(#07473 / 2024年06月02日)。
これが10ヶ月ぶりの本編プレイであるとともに初の並走会参加、そしてRTAを完走したのも実質初ですかね。
かつてRTAという文化がメジャーになってきたころに
『スーパーマリオサンシャイン』のAny%を走ろうとして練習していた記憶はありますが、
ちゃんと最後まで走り切ったことは皆無、というか練習の段階を脱出できていなかったような。
また、前回についての記事はバイクの騒音を優先してしまいましたが(#07479 / 2024年06月08日)、
実はそこではオリマー救出RTA(通常ED)ではなくオッチン治療RTA(真ED)を6時間半かけてプレイしていました。
並走会やRTAそのものに対する所感は前々回に書いた通りなので、
今回は『ピクミン4』のRTAを3回走った上で感じたことをつらつらと書いていこうかと思います。


RTA自体は最近の知名度の高まりとは関係なく前々から興味はあったのですが、
いくつかハードルの高い要素が重なり合っていてなかなか手が出ないという状況が続いていました。
ピクミンシリーズでは『ピクミン2』の借金返済RTAがもっともメジャーな種目となっていて、
最近はもう相当煮詰まってしまっていますがピクミンでRTAデビューするならわりとこれを選ぶ人が多いと思います。
自分も借金返済RTAには何度か手が出かかったことがあります。
が、この種目は「EARLY BLUES」という高度なバグ技を成功させなければならないという壁があります。
端的に言えばまずフィールドの壁の中にめり込み(Out of Bound)、
そこから道なき道を歩いて青オニヨンの近くまで行くと突然ワープして青ピクミンと出会えるというバグ。
本来は先に黄ピクミンを仲間にしないと出会えない3日目に無理やり出会うためのテクニックです。
そしてこの「道なき道を歩く」というのがきわめてシビアで慣れないと難しい。
かなりの上級者ですらミスすることはザラにあり、これが借金返済RTAの参入を阻んでいるところはあります。


『ピクミン4』はいまのところここまで高度なテクニックを要求されることはなく
(強いていえば「こてしらべの戦い」前の橋をかけずに渡るテクニックは上位を目指すなら必須ですが)、
比較的カジュアルに挑めるRTAとしてはうってつけのタイトルです。
必ず行く洞窟などもほぼ決まっているので、それ以外の攻略方法を覚える必要はありません。
これを並走しようという企画を立ててみたわけですが、主催である自分自身もRTAをかなり楽しめたと思います。
2時間半程度で完走できるのでそんなに長丁場ではないのも良い。


あとなによりもやるたびに改善し自己ベストを更新できるのでモチベーションが生まれやすいですね。
更新した自己ベストでもまた新たに改善点が出てくるという繰り返しが成立する間は本当に楽しい。
まあ、それを続けていくとどんどん許容できるミスが少なくなって完走率が下がっていき、
あるときからむしろ負荷が高いゲームになるのでしょうが……。
今回までに累計3回走りましたが、この感じだとまだまだ数回は改善の余地を残してそうです。


RTAの主戦場は「speedrun.com」で、このサイト自体は10年以上前から知っていますがいまだに投稿したことはありません。
『ピクミン4』をきっかけに明確にデビューできればと思っていますが、
昨今の忙しさを鑑みるともう少し先の話になりそうです。


#7473

オリマー救出RTAデビュー

今日の出来事ピクミン4RTA

昨日、ピクミン界隈で去年12月以来となる並走企画を開催し、
『ピクミン4』本編を10ヶ月ぶりにプレイしていました。
とりあえず今回は通常ED(オリマー救出)まで、次週は真ED(オッチン治療)までの予定です。
名目上はほぼ通常プレイ、形式上はRTAとしてプレイしたのですが、
やってみてオリマー救出RTAもなかなか面白そうだなと改めて思いました。
オリマー救出にはいくつかの条件があり、


  • キラキラエネルギーを7,000点以上集めること
  • ダンドリバトルで3回勝利すること
  • 夜の探検で手に入るエキスを4つ以上手に入れること
  • 以上を満たした上で行けるようになる「一番星の隠れ家」で4回目のダンドリバトルに勝利すること

の4つをクリアするとエンディングとなります。
これをRTAの種目としてみたときのポイントは、ダンドリバトル以外の条件は選択の余地があること。
夜の探検はどのエリアでやってもいいし、7,000点分のお宝回収もかなり選択の幅が広いです。
この辺は『ピクミン2』の借金返済RTAにも通じるところがありますね。
加えて今作はシザイを集めるとアイテムの開発ができたり、
遭難者を1人救出するたびにオッチンを強化できるシステムがあり、
この辺のビルドもいろいろ検討する余地があってルート構築はなかなか面白そう。
『ピクミン2』借金返済RTAは必須テクニックと言われているEARLY BLUESが難しすぎることもあって
かなりの敷居の高さがありますが、
こっちは似たようなテクニックはあっても必須級というほどではないためハードルも低いです。
オッチン治療まで無事に走り切ったらRTAデビュー……ちょっとアリかもしれない。


ちなみに今回はイベント主催兼参加者としての立ち位置だったのですが、いろいろ課題も見つかりました。
まず主催としては並走の様子を動画として記録しておきたいのですが、
自分のゲーム画面をDiscordに共有しつつDiscordの画面をキャプチャというのがなかなか難しい。
今回は前者をOBS、後者をQuickTime Playerの画面収録機能で解決しようとしましたが、
画面収録がとんでもない高ビットレートだったため最初の1時間で50GB食いつぶし、
Macbook全体の容量が枯渇してしまったためそこで記録が途切れてしまいました。
いまのところ、一番スマートなのがDiscordで直接ゲーム画面をキャプチャして
OBSでDiscordの画面をキャプチャする方法だと思っていますが、
いずれにしろもう少し良い方法を考えたいところです。あと空き容量問題も地味に深刻ですね……。
今日は片っ端からプレイ動画をDropboxにアップしましたが、
あんまり一度に上げすぎるとまた上り回線がパンクしてプロパイダーから警告が来てしまうので
チマチマと上げていくしかなさそうです。


走者としても、まともなタイマーアプリを使ったことがなくそれの準備になかなか手間取りました。
この手のアプリとして有名なのはLiveSplitですがネイティブ版はmacOS非対応なため、
LiveSplit Oneというアプリ(OBSのプラグイン?)を導入してみました。
ただ、レイアウトやスプリット情報はあらかじめ用意しなければならないみたいです。
あとグローバルホットキーがちゃんと動作するかとか。
この辺も次の並走会までには用意しないと……。


ともあれ、10ヶ月ぶりの『ピクミン4』本編は普通に面白かったです。
次のオッチン治療までの道のりが本番といえば本番で、そこはなかなかの阿鼻叫喚になりそうですが……。


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