Chrononglyph

国語

#7588

文章力を磨きたい

今日の出来事国語

本家ブログ3代目移転当時の2014年にも移転直後の勢いのようなものはありましたが、
当時のアーカイブを読んだかぎりではちょうど1ヶ月で失速しているようです。
投稿日時は表向き残っていないので推測しづらいですが、
10月にはもう慢性的に後日投稿に陥っているようなことを書いている記事があります。
まあ、2014年秋冬といえば実家の愛犬が免疫不全で瀕死に陥っており
明日にはもう逝ってしまうかもというような絶望的な状況だった上に、
仕事もこれまでの社会人経験でダントツの地獄だったので同情の余地はかなりありますけどね。
それでもなお表向きは平静にブログを続けていた自分を褒めるべきなのかもしれない。
毎日のようにソーシャルゲームのことを書いているけれど、それが心の拠り所だったんだろうか……。


さて4代目移転直後である今回はいまのところ順調で、差し当たり1ヶ月で魔法が切れることはなさそうです。
むしろブログ執筆のモチベーションは高い方で、現在のストック記事は3本に相当します。
Drafts→Notionへのアイデアメモ環境が確立したことで話題のストックも供給は安定している。
いまのところ書きたい話題が順番待ちの状態です。どうにかしてこれを維持していきたいですね。


また、これに伴って向上心も少なからず芽生えています。記事執筆という営みをより高次の何かにしたい。
ただ、ざっくばらんに記事のクオリティを上げるといってもその方向性は多様で、
いまのところ掴みどころがなく目的も定まりそうにありません。
記事のテーマや内容そのもののクオリティを上げたいなら好奇心の赴くままに情報収集や勉強をするべきでしょう。
しかしいま関心があるのはどちらかというと言い回しや表現、要するに文章作成能力です。
とはいえこれも範囲が広く、どこから手を出せばいいのかなかなか分からない。
単純に語彙を増やしたり多様なレトリックを学べばもっと豊かな文章を作れるのかもしれないけれど、
そもそも「語彙を増やす」ってどうすればいいんだ、という。


学生時代によく読んだ、いわゆる文豪と呼ばれる作家の作品を読み返してみるのは面白いかも。
これらはたいがい著作権切れで無料でも手に入るため、
たとえばApp Storeでは青空文庫収録の全作品が入ったアプリがいくつかあります。
すぐに思いつくのはこれを通勤中などの隙間時間に読んでみるという試み。


あとは現代の日本語研究家が書いたような、日本語に関する軽めの本を読んでみるというアプローチもあります。
実は移転前日に『ていねいな「文章大全」』という分厚い本を買っていました。
これは厳しいコンプラの現代で誤解されやすい文章を避けるためのテクニックが網羅された本で、
パラパラと読んでみるだけでもかなりためになります。
どちらかというとクオリティアップというよりも地固めのための基礎練といった趣ですが……。


それから言語学の入門書を読んでみて言葉そのものの知見を深めてみるというアプローチ。
これは本旨からやや逸れますが、知的好奇心は満たせそうではあります。
ちょうど家に『言語学入門』という本があったのでざっと内容を確認してみましたが、
さしあたり音声学、記号論、文字論辺りは面白そうだなと思いました。
これに関連して言語学の分野の本を調べると『現代副詞用法辞典』のように、
品詞ごとに言葉の使い方を網羅した本も存在するみたいでこれはいまの自分のニーズにかなりマッチしてそう。


まあ、単刀直入にブログのクオリティを上げたいならまずはテーマを豊かにするのが先決で、
文章力を磨き上げる時間があるなら書ける知識を増やす方が合理的ではあるのですが……。
一方で言語学の分野は過去に何度か手が出るほど興味が尽きない分野でもあり、
ここでそろそろ解禁してみても面白いかもなと思いつつ。


#7027

ちょこまかとちょこざいな

ふと、出勤時の電車内で日本語の「ちょこまか」の「まか」って何だろう?
と思いつき、その場で検索しても、ChatGPTに訊いてもわからなかったので、
何ともいえずモヤモヤした就業時間を過ごしていました。
帰りに東京駅の書店にある国語辞典コーナーで語源辞典や国語辞典を引いてみたのですが、
クリティカルな情報は得られず。


最も有力なのは、「ちょこまか」は「ちょこちょこ」の変化であるという説。
なぜ2つ目の「ちょこ」が「まか」に変化したのかは謎ですが……。
似たような言葉で「ちょこ」がつく言葉はいくつもあります。
「ちょこざい」「へなちょこ」「ちょこなん(ちょこりん)」など。
このうち「ちょこざい」「へなちょこ」の「ちょこ」は、いわゆるお猪口のことのようです。
日本酒を飲むときに使う小さな容器のことですね。
ただ、これが「ちょこまか」の「ちょこ」にも通じているのかは分かりません。
もともと「ちょこちょこ」だったとすると、何らかのオノマトペであるという推測も立ちます。
要するに素早く走り回る様を音で表すとそうなるという感じですね。
まあ確かに「ちょこなん」「ちょこまか」の「ちょこ」が似たようなニュアンスであると言われると
納得できる部分もあるような気がしますが、
結局確固たる情報は出て来なかったのでモヤモヤは残ったままです。
まあでもこういうのを発見すると日本語って面白いなあと改めて思いますね。


上京する際の断捨離で広辞苑は手放してしまいましたが、ちょっと後悔しています。
国語辞典はぱらっとめくってみると結構知らない世界が広がっていて面白い。
そしてそれは、電子媒体ではいまだになかなかできないことだったりもします。
そういう意味で国語辞典は紙で所持しておく意義はあるんじゃないかなと。
手元に置いておいて気になった単語が出てきたらパッと引いてみる。
ただ、広辞苑第七版が登場した当時も似たような思惑があって買ったわけですが、
広辞苑は巨大すぎて引くのがちょっと億劫だったというのもあります。
もうちょっと手軽に引けるサイズがいいかも……とは思うのですが、
それだと収録語数が減ってしまうというジレンマ。
この問題をうまいことクリアしたiPadアプリとか出てくれないかなーと思う今日この頃です。