Chrononglyph

大規模イベント

#7901

Pixel Art Park 初参加

「Pixel Art Park 8」という即売会系のイベントに急遽参加してきました。
数日前に旧Twitterでその存在を知り、マイナーな即売会ならまったり回れるだろうと思い参加を決心。
場所は「横浜港大桟橋 国際客船ターミナル」に付随する大ホール。
ベイブリッジが間近に見え、ほんのり海のにおいが漂ってくる港町の一角です。
赤レンガ倉庫や中華街が徒歩圏内。ちなみに最寄駅は「日本大通り駅」でした。


Pixel Art Parkは2015年に始まり今年10周年となる「ドット絵」「8bit」をテーマとするイベントです。
前回が2020年ということでコロナ禍以降は開催できていなかったみたいですが、今回久々の復活となりました。
有名どころではドット絵ゲームをひたすら作り続けている元個人のゲーム制作集団「カイロソフト」や、
『メグとばけもの』の開発元なんかも出展されていました。
個人的にスマホの8bitゲームで衝撃を受けた『Strange Telephone』の作者さんもいたみたいですが見つけられず。


さて、今回のイベント参加のほとんどは待ち時間でした。
行ってみると入り口前に4回折り返す大行列ができていて、12時45分ごろに並ぶことに。
しばらくしてこれが一般入場列なのだと知り、とりあえずこれに並んでいれば行き着くのだと辛抱していました。
しかし入り口に入ってからも延々ずーっと行列は続いており、実に2時間半ほど待つことになりました。
自分が並ぶ前から運営が旧Twitterで「想定を遥かに上回る来場により行列ができています」とアナウンスしており、
半ば覚悟の上で並んだのですが、まさか2時間持っていかれるとは……。
待機列は空調がそれほど効いていないのでまあまあキツかったです。


今回の事態をもっとも重く捉えているのはもちろん運営サイドで、もう半ば混乱状態にあるようでした。
自分が3分の2くらい進んだところで列の先頭を処理しているところを見れたのですが、
電子チケットを読み込む係の男性が1人で全部対応していました。
しかも、14時の時点で「15時以降の整理券を配っている」とのことで
QR読み込みした人はいったん退場させられていたのですが、整理券的なものが用意されているわけでもなく、
ただ口頭で15時に再来場するよう伝えられていたようです。
しかしそれならせめて列の消化はもっと早くなってしかるべきなのですが、
実際には数分に一度、数歩進むというとんでもない遅さ。
どうやらこの列の先頭で捌いているスタッフが周囲のクレーム対応も担当していたらしく、
列の先頭客でない客からの問い合わせを受けてしばしば処理が中断していました。これではどうにもなりません。


旧Twitterでは「整理券を配っているという話なのに整理券は配られていない。スタッフが立ち尽くして混乱している」
というような旨のポストが公式ポストの引用という形でされると、公式がこれに反応。
たまたまなのか、この少し後からいきなり列捌けが良くなりました。
そして自分がついに先頭に辿り着くと、QRコードを認証してそのまま入場できる流れに。
スタッフも3人体制になっていました。
たぶん、スタッフが想定していた来場数と比べると文字通りに桁違いの人が来てしまった結果なのだと思います。


入場から退場までは30分ほどだったでしょうか。
本来2時間も待って参加するようなイベントではないためブースの数もそれほど多くありません。
ただ、それでも個人的にドット絵文化が好きなのもあって魅力的な出展が多かったですね。
ちなみに、海外からの出展で「Playdate」のゲームを展示されている方もいて、
自分はこれで初めてPlaydateの実機を見ました。小さくてかわいい。欲しい。でも、5万円はなぁ……。
バックステージでmomoQuiさんが『週3でカレーが食べたい歌 』という
中毒性のヤバそうなチップチューンを歌っていたのがとても印象的でした。


いくつかの買い物を済ませて離脱。
いちおうどこかのカフェで作業するつもりでPCは持ってきていたのですが、もうヘトヘトでした。
駅に直行してすぐに家に帰るやいなや速攻でシャワーを浴び、2時間ほど仮眠しました。


Pixel Art Parkはまさかの桁違いの来場もあって課題の多いイベントだったことは確かですが、
それだけドット絵を愛する人が多いということを身をもって実感できたのは良かったです。
マイナーな文化だと思っていましたが、いまやこれほどの人に認知されていようとは……。
次回があるならもう大桟橋ホールでは収容しきれないことが明白なので、
もっと大きな会場でやることになるのではないでしょうか。
ただ、運営さんはいまごろ頭を抱えてそうではあります。もっと大きな会場でと言うのは簡単ですが、
それを実現するのはそう簡単なことではないでしょうからね。
願わくばこれがもっと大規模化してメジャーなイベントにのし上がってくれればと思っていますが、
来年以降どうなるかはいまのところ誰にも分かりません。


#7592

東京ゲームショウ初参加

ゲーム業界では最大規模の祭典、東京ゲームショウ2024に参加してきました。
01時就寝06時40分起床と朝はかなり不安だったものの起きられ、
1時間半ほど電車に揺られて海浜幕張駅へ。幕張メッセは2020年以来4年半ぶりとなります(#05894 / 2020年02月08日)。
思えばこのときもゲーム関連の催し物でしたが、
あまりにも無計画だったため当時の記事にも書いてある音ゲーのライブ以外本当に記憶が残っていません。
イベントだから行く、といった感じでさして興味も無かったのでしょう。


しかしもはややり込み勢どころかエンジョイ勢も名乗れなくなりつつある昨今の自分が、
2020年当時の自分のことをあれこれ言えるのかと言われると自信はありません。
今回はTGS初参加で勝手が分からないためある程度無計画にならざるを得ないところもありましたが、
2017年の「Nintendo Live」に期待していたような熱量があったかと言われると甚だ疑問です。
どちらかというと、むしろイベントという舞台に半ば無理やり身を投じることによって
低迷を続けているゲームそのものへの意欲を復興したかった、という思惑がありました。


さて幕張メッセには08時45分ごろに着き、なぜか同じ電車に乗っていた同行者の元同僚と改札内で合流。
そこから人の波に従って進んで09時10分ごろに行列の終着点に着き、そこで40分ほど待機しました。
最終日であるこの日の開場時間は09時半のため、開場時間になっても行列は動かなかったことになります。
それもそのはず、この待機行列というのがとんでもない人の数だったんですね。
夏コミの午前待機列にも圧倒されましたがこちらもそれに匹敵かそれ以上の規模でした。


チケットの回収とリストバンドの配布、そして簡単な手荷物検査ゲートを潜って10時15分ごろ1ホール入り口へ。
幕張メッセは1〜8ホールが横一列に並んでおり、
本来は2階の連絡通路から行き来するのですが東京ゲームショウでは間の仕切りがすべて空いていて、
各ホールを階段要らずで行き来することができるようになっています。
そしてこの全8ホールはスクエニ、コナミ、カプコン、SCEなどなどトップクラスのゲームメーカーや、
その他大型タイトルが豪華に並んでおり、また万博のように国別パビリオンもありました。
国家プロジェクトとしてサブカルを推進しているアラブ首長国連邦のバビリオンなんかもありました。
また、比較的優遇されたポジションには各地方のゲーム系専門学校のブースも並んでいました。


少し離れた9〜11ホールはインディーズゲームやゲーミングアイテムのブース。
インディーズメーカーとして数えられる中小メーカーや個人開発を含む100以上の小さなブースが並んでいました。
結構海外勢からの出展が多く、これはE3が終了した関係もあるのではと言われています。
ただ惜しいのは海外出展者は日本語を話せないケースもあり、
その関係でなかなか人が寄り付いていなかったことです。
まあ、そのおかげで海外メーカーのうち1タイトルをガッツリ試遊できましたが……。


やはり全体として一番注目されていたのは『モンスターハンター ワイルズ』でした。
午後のフィーチャー賞授賞式にも選ばれ、試遊会は開場10分で整理券が全部捌けたというから驚き。
あとそれに負けず劣らず人を集めていたのが『ドラゴンクエストIII HDリマスター』。
やはり往年の人気シリーズは強いなあと。


そして東京ゲームショウをしっかり楽しむには、コミケと同じくしっかり計画する必要があると痛感。
今回は全ブースをいちおうざっと見て回るくらいのことはできましたが、
逆に言えばそれだけで閉場時間になってしまいました。本当に時間が足りない。
試遊は待ち時間込みで考えるとそれなりに時間を取るので、何タイトルもできるわけではありません。
一通り見た上で試遊するなら、あらかじめどれを遊びたいのか、
その人気度(=行列待ち時間)はどれくらいになりそうなのかはしっかり計算しなければなりません。
まあ、試遊込みで楽しみたいなら土日両方参加は必須かなという感じはします。
その場合、もちろん月曜日の有休取得は必須ですね。
今回は有休を取りませんでしたが、22,000歩も歩いた上で翌日出勤しなければならないのはかなりツラいです。


駆け足で振り返りましたが、
今回は東京ゲームショウの「時間感覚」を味わうという最低限の仕事はできたんじゃないかと思います。
次回は今回の体験に基づいて計画を立てられるのでもう少し実感ある楽しみ方ができそう。
なによりも、「いつか自分もこういうところで出展できたら……」という気持ちを少しでも感じられたことは、
自分にとっての何よりの収穫だったと思います。


……ちなみに余談ですが、昼食はフードコートで比較的不人気だった角煮丼を食べました。
あまりにもマズかったので「次回は昼食は持参しよう!」と決心しました。