早積みの限界へ
自分の中ではPS4出身タイトルの中でもっとも長続きしている『テトリスエフェクト』。
その中でも最初から限界スピードで始まるマスターモードをいまだに続けています。
目指すはライン数の世界ランキングで100位以内に入ること!
そして今回、自己ベストを大幅に塗り替えて198ラインを記録しました。
マスターモードは10ライン刻みでM1〜M30のレベルがあり、300ライン越えでクリアとなります。
普通のテトリスでいう最大レベルの20がM1に相当しており、
この時点でテトリミノは前のテトリミノが固定された瞬間に落ちています。
つまり、落ちる速度が無限大であるため落下時間が0秒なんです。
では、M2以上はどうなるのか。これは、落下してから固定されるまでの時間が短縮されていきます。
M1の段階ではこの固定までの時間はかなり猶予があります(1秒くらい?)。
これが徐々に減っていき、M15辺りからは1フレームレベルでの勝負になります。
操作可能になってから落ちるまでは0秒なのに(正確には予約入力は可能らしい)、
その上落ちてから固定されるまでの時間も減っていくとなると、
とんでもない勢いで積み上がっていくことになります。
要は、レベルが上がれば上がるほど「考える猶予時間」が減っていくのがマスターモードです。
それも、普通のテトリスとは異次元の短さに。
いままでの自分は、SSランクボーダーであるM15が大きな壁でした。
ここから先はどうしても速さに翻弄されてテトリス消しができるほどの猶予を生み出せない。
となると必然的にジリ貧になり、せいぜい頑張ってもM17に到達できれば良い方でした。
しかし今回は、なんとなくM10からゲームスタートしたところ、
M10のほどよい速さに頭が慣れた状態でM11以降のハイレベルな領域に突っ込んでいくため、
M15程度の速さもどうにか凌ぐことができました。
初期レベルを上げるというのは、限界を越えるために有効な手段なのかもしれません。
あとはどこまで集中力を持続できるかの勝負になるわけですが、
今回はM20に到達した途端、一瞬だけ頭の回転が鈍ってしまいそこから一気に崩れていきました。
マスターモードは本当に一瞬の油断がゲームを左右する恐ろしさがあります。
ここまで高度な集中力を要するゲームは『beatmania IIDX』以来かも。
音ゲーもハイレベルに挑戦するときに必要な集中力って半端ないですからね。
M20到達はまだ世界ランキング200位台に過ぎないので、ここからさらに鍛錬する必要があります。
M10に慣れたらM15近辺を難なく攻略することができたということを考えると、
M15スタートで安定するようになったらM20の壁は越えられるのかも……?
もちろんいきなりM15というのは非常に難しいので、M11から順番に慣らしていくことになります。
M30クリア者は世界中ひっくるめて両手で数えられるほどしか存在しないので、
その領域に到達するのはまあ無理として、M25くらいまでは行けるようになりたいところです。
ただこれ、詳しく書くとキリがないのでその辺はまた今度にしますが、
ランカーの動画を見ているとM20以降は専用の積み方が必要になる気がするんですよね……。
要はあまりにも速度が早過ぎるので、操作数を最小限にする意識が必要になると。
M19以下でも中央に窪みを作ってしまうと落ちてきたテトリミノがそこから脱出できなくなるため、
なるべく中央に余裕のある丘みたいなものを作るプレイングが求められていましたが、
M20以降を目指すならさらに高速に適応できる積み方を洗練させていく必要があるのかも。
にしてもテトリスほど歴史があってシンプルで奥深く爽快感のあるゲームって他にあるんだろうか。