レトロゲームは高価だった
最近割と具体的に動き出したレトロゲーム購入計画。
ゲームボーイシリーズとスーファミの全タイトルをチェックして168本の購入候補をリストアップしたわけですが、
価格や在庫など、実態が全然つかめていないのでまずは調査のために秋葉原へ行ってきました。
2店舗のレトロゲームショップをざっと見て回った感想としては……意外と高い。
ゲームボーイの無名なタイトルはワンコイン以下の価格で投げ売られているイメージでしたが、
実際には2,000円前後の価格帯が多数派で、物によっては5,000円以上のタイトルも。
驚いたのは『ウィザードリィ』シリーズで、
外伝1ですでに5,000円台、「エンパイア」で15,000円、GBC版無印に至っては45,000円!!!
なんてこった、ウィザードリィにこんなプレミア価格が付いているなんて……。
おそらくエンパイア2(復活の杖)やGBC版の「2」や「3」もかなりのプレミア価格なのではないでしょうか。
そういえばかつてPSP版『ウィザードリィ エンパイアIII 覇王の系譜』がとんでも価格になっていましたが、
2013年にダウンロード版が発売されたことで一度は落ち着き、
PSPのダウンロード版が購入できなくなった近年はふたたび昔の価格に戻っているようです。
それにしてもこのシリーズはパッケージがカッコいいですね(特に原作シリーズ)。
この価格感だと168本大人買いを決行しようものなら破産しかねないため、
目当てとする購入候補はもう少し絞る必要がありそうです。
あと、実際に秋葉原に行ってみて感じたのは実店舗での買い漁りは面倒くさ過ぎて現実的ではないですね。
非常に狭い店舗に所狭しと外国人観光客などもなだれ込んでくるため、
1本ずつ吟味するような精神的・物理的余裕がそもそも無いし、
ざっとみた感じだとなんでもかんでも揃えているというレベルの在庫はとても揃っていないようで、
大人買いするならネットショップが無難かなという印象です。
まずはネットショップで一通り揃えて、それでも手に入らないレアものは足を運んで探すという感じですかね。
ちなみに、中古本体もめっちゃ高かったです。ゲームボーイポケットが普通に30,000円とかする。
これも誤算です。互換機と比べて相当安いと思っていたのに、互換機の方が安いとは……。
普通にプライドを売ってレトロフリークを買ってしまうのが財布に優しそうではあります。
現時点でゲームボーイシリーズに対応する目処も立っていないPolymegaを優先するのはさすがに非合理か。
スーパーゲームボーイを挿せば動きそうなものですが、どうなんでしょう。
いずれにしろ、「コスパの良い遊び」という認識だったレトロゲームは意外と高くなっていたようです。
おそらく、10年前ならまだ自分の認識通りに投げ売りされていたんじゃないかと思います。
いくつかの価格推移グラフを見たかぎりではコロナ禍辺りからレトロゲーム愛好家が増えて高騰しているようです。
商品の性質上需要がどんなに増えても供給は減り続けるので、価格は上がり続けるんじゃないかと思います。
特に発売当時はマイナーと言われたものの後に再評価されたようなソフトはすでに危ないですね。
ゲームキューブの『ガチャフォース』も中古で10,000円に迫る価格でしたが、
5年後には倍以上の価格になっていてもおかしくありません。
なので、秋葉原に定期的に通ってこういうレアものを見つけたら確保していくのは大事かなと。
あとはメルカリも積極活用していく必要があるかもなぁ……。
まあ、ちょっと自分の認識が甘かったことは否めないのでもう一度考え直して作戦を練ろうと思います。