レトロゲームの定義
去年断念して、代わりに今年のいずれかの時期にリベンジしたいと思っていることがあります。
棚卸しにもチラッと書きましたが、「レトロゲームの大人買い」です。
去年は金銭的な問題でこういうことはまったくできませんでしたが、
いまや家計正常化どころか月収が2倍にまでなっているので改めて手を出してみてもいいのかなと。
もちろん、金銭的なことだけではなく意欲的な問題もありますが。
まあでも現在マイブームの不在感があるので少しでも興味のあることは手を出したいところです。
さて、これについてはいろいろと事前に考えておかねばならないことがあります。
まず手を出すレトロゲームの定義。
2024年現在、巷でレトロゲームと言うとWii、NDS、PS3辺りまで含まれてしまうようです。
しかしゲームキューブ〜Wiiのゼロ年代をリアルタイムで駆け抜けた自分にとって、
それを(既存のコンシューマーゲームとは別に)レトロゲームという区分に含めるには無理がある。
一方、自分が購入したコンシューマーゲームをナンバリングするようになったのは2002年、
2001年本体発売のゲームボーイアドバンス以降の時代からです。
それ以前は「自分のお小遣いでゲームを買う」という習慣が無かった時代が含まれていて
購入日や所有権が曖昧なゲームタイトルが多く、
自己所有のゲームはあるもののそれらのナンバリングはあまり現実的ではありません。
自分の実感としては、このナンバリング範囲外のプラットフォームこそがレトロゲームです。
ゲームボーイアドバンスはレトロではないが、ゲームボーイカラーはレトロといった感じ。
具体的な線引きとしては2000年より前に登場したゲーム機がすべて対象になります。
ただ、この切り分けだとPlayStation 2(2000年発売)が立ち位置的にちょっと微妙になります。
同じ世代と言われるゲームキューブがナンバリング範囲内なので
自分の定義ではレトロゲームとしては扱わないのが妥当でしょうか。
ドリームキャストはもっと際どいです。1998年なので感覚的にはレトロゲームに含めていい気がする。
ただ世代的、スペック的にはPS1、N64よりもPS2、ゲームキューブに近い部類になります。
こう考えると2001年でキッチリ分けるのは微妙で、結局世間の認識に合わせるのが無難なのでしょうか。
確かに今更アドバンスの初期作品をレトロゲームに含めないのは無理があるしなぁ。
世間の認識と今回の計画を加味して再定義すると、「本体修理サポートの終了したプラットフォーム」
をレトロゲームという区分に、それ以外を従来のナンバリングに含めるのが妥当でしょうか。
2002年に買ったアドバンスのソフトは非レトロゲームですが、
2024年にアドバンスのソフトを買った場合はレトロゲームにするという考え方です。
これなら時代がさらに進んでも矛盾が起きない。
ともあれ、確実にレトロゲームと言える範囲内でいまのところ自分の関心が強いのがやはり携帯ゲーム機です。
ゲームボーイ/カラーがこのレトロゲーム漁りの中心になってくると思います。
次点で小学生時代に1タイトルだけ持っていたワンダースワンや、
お金が無くて手が出なかったネオジオポケットなんかも入手できるなら入手したいですね。
以前、レトロゲームに関心があったときは互換機の「Analogue Pocket」を入手しようとして、
深夜まで夜更かししてプレオーダー競争に参加したのに
謎の決済エラーで結局買えずに萎えたことがありましたが、
そんなまどろっこしいことはせずに今度は普通に純正実機を中古で買おうと思います。
純正ゲームボーイはちょっと目に悪いのでスーファミ+スーパーゲームボーイ2を買うのが無難ですかね。
世の中にはプラットフォーム別に全タイトルを網羅したカタログが出回っているので
まずは書店でそれを入手してやってみたいタイトルを絞り、
あとは休日に秋葉原の中古ゲーム屋を片っ端から巡るという感じになりますかね。
最終的に面白かったタイトルのランキングを作れたらいいなと思っています。
突き詰めると、15機種を統合できるスーパー互換機「Polymega」(12万円)を購入する、
ファミコンやゲーム&ウォッチなど親世代のゲームまで手を出すなどといった選択肢も出てくるので、
レトロゲームはのめり込めばかなり深い世界なのではないかと思っています。
以前興味を持ったファミコンロボットなんかもその範疇ですね(#07240 / 2023年10月13日)。
願わくば、最近のゲームではさっぱり熱中できない自分でも熱中できるタイトルを見つけられたらいいなと。
当面のレトロゲーム漁りの目的はそれに尽きます。