第104回コミックマーケット
第104回コミックマーケット、通称夏コミの2日目に参加してきました。当日の現地気温は36度。
当初はいろいろ考えた挙句、サブスク支援している推し絵師さんがグッズ展開をなかなか渋っており、
唯一の目当てであるこれだけのために行くのも……と行かない方針でいました。
が、前回の冬コミで同行した元同僚とコミケの話になって「今年も行きたい」という話になり、
改めて推し周辺界隈のサークルの状況をチェック。
これによって本腰入れて探したおかげで最推し以外にも有力候補をいくつか見つけられたので、
「今年こそは新規開拓できるように」という思いから2日目午前からの参加を決めました。
当日は08時起床。08時20分に出発すれば現地には開場1時間前に到着する見込みでしたが、
さすがに朝食を摂らないと死にかねないだろうということで15分早めに出て適当な牛丼チェーンで朝食。
りんかい線で東京ビッグサイトに到着し、スポーツドリンクをゲットしていざ午前待機スペースへ。
10時ちょい過ぎに到着しましたが、最終的に入場できたのは12時ちょい前でした。
開場1時間前に到着したにもかかわらず2時間待った計算になります。
その間、炎天下の駐車場で待つという苦行がありました。これが本当に辛かった。
駐車場なので当然地面はアスファルトで、これ自体が相当熱いので体感温度がめちゃくちゃ高いんですよね。
座ろうにもお尻が熱すぎて長時間座っていられない。何か敷くものがあるといいのかも。
日傘が必須なのは言わずもがな、昨日買わなかったら死んでいたと思います。
あと現地調達のスポーツドリンクはまったく冷えていないので、頼みの綱は水筒だけでした。
次の夏コミも炎天下での開催なら水筒は2本目も用意するべきかもしれない。
ただ、臨海エリアだけあって風が強くハンディファンなどで風を送る必要性は薄かったように思います。
まあ、会場内ではうちわが大活躍だったのであるに越したことはなさそうですが……。
ちなみに、待機エリアでは体調不良で倒れる人も1人いました。
スタッフは「本日車椅子が大活躍です。動けなくなる前に早めにスタッフへの声がけをお願いします」
と注意喚起していたので、倒れると車椅子で搬送されるみたいですね。
ちなみにこの待機列で排熱機構を備えた服を着込んでいる人を見て、
これが今回一番印象的な光景でした。なんかすごく近未来感のある光景だなぁと……。
12時にやっと東4ホール入り口に辿り着きましたが、中は恐るべき大混雑。さてどうするべきか。
とりあえず最推しの絵師さんのサークルを探すべく歩いてみたのですが、
なんとサークル前は大行列になっていてこれに並んでいるだけで午後の入場時間になってしまいそうな雰囲気。
14時くらいには午後から入場する元同僚と合流する手筈になっているため、
それまでに目当ての物販を全部回るとなるとここで行列に並ぶのは若干時間コストが大きすぎる……
かといって、他の推しは反対方向の7・8ホールに集中しているようなので、
そっちに行ってまた戻ってくるにはかなり歩かないといけません。
迷った挙句、最推しの絵師さんのサークルに並ぶことにしました。
どうにかグッズを確保し(自分が買った5分後に売り切れのアナウンスがありギリギリでした)、
人生初購入の痛バッグを抱えて東7・8ホールへ。
ここで主に(二次創作ではなく)オリジナルで勝負しているサークルを片っ端からまわり、
気になったサークルさんの新刊を次々に購入しました。
その過程で絵柄がすごく好みなイラストを描くサークルさんも発見し、今回の最低目標は達成できました。
東7・8ホールをまわっている途中で元同僚から連絡が入り合流。
そのまま企業ブースと南ホール(コスプレブース)へ向かったのですが、どちらもえげつないほどの大混雑。
企業ブースは空調が優遇されているのか涼しく、涼を求めて人が来やすい構造になっているためか
冬コミのときとは比べ物にならないくらい混雑しており、今回は完全に諦めました。
南ホールで元同僚のコスプレ撮影にしばらく付き合い、一通り終わるともう15時ちょいすぎ。
コミケは16時で閉幕なのであと1時間もありません。
南ホールから延々歩いて一度東ホールに戻ってきたあと、最後にサラッと東1〜3ホールを見てまわりましたが、
この辺はしっかり見ることができませんでした。
そもそもどこにどういう文化のサークルがあるのかいまだに把握しておらず……。
あっという間に閉幕時間を迎え、東ホールの階上にあるコンビニで軽食を買って30分ほど休憩。
その後回復した足でりんかい線国際展示場駅まで歩いて解散しました。
今回のコミケで良かったのはトートバッグがすごく良かったことですね。
トートバッグは特大サイズで前面に萌え絵が描かれており、
買うのはかなり勇気が要りましたがいざ買ってみるとすごく所有欲を満たされます。
普段スマホサイズでしか見ない絵師さんのイラストを特大サイズでしかも物理的に所有できるわけですからね。
なるほど、タペストリーを買い求める人の気持ちが少しわかってしまったかもしれない……。
あと単純にコミケの最初にトートバッグを買うことでその後の戦利品をどんどんそれに入れていけるので
コミケでのサークル巡りがスムーズになります。
結果的にはトートバッグが新刊セットに含まれている絵師さんを最初にまわったのは正解だったかと。
新規開拓も概ね成功し、最後の15分で目につくものだけ買い漁った前回とは異なり、
ちゃんと欲しいグッズを選んで買うことができたという実感があります。
ある意味、まともにサークル巡りできたのは今回が最初と言えるかも……。
ただ、先述の通りほぼ東7・8ホールしか見れてないのでそういう意味では消化不良感は否めません。
これについては、もし次回もやるならしっかり計画を立てるべきなのだと改めて思いました。
マップの把握はもちろんですがどこにどういうサークルが配置されているかも頭に入れる必要がありそう……。
最近出社出勤が復活したこともあって体力的には冬コミよりはよっぽどマシでした。
冬コミはあのあと長期の体調不良に陥るわけですが、今回はそういうことも無さそう。
ただ、2日とも行くとなるとまた話が違ってくるのでもし次回両日行くなら体力はもっと必要になりますね……。
08時半に朝食を食べて以降、ご飯休憩の暇が無いので携帯食料を持っていくのはマストになりそう。
今回も後半は疲労よりも空腹がキツかったです。
そんなこんなでいろいろありましたが結果的には満足いく戦利品をゲットできたので良かったです。
かわいいの過剰摂取で自らも創作意欲をすごく刺激されている感が。
コミケはある意味ではサブカルの宇宙と言えるほど広い世界ですが、
これに携わる無数の人の交流イベントとしての重要性は言うまでもなく、
酷暑に対する課題はあれど継続していってほしいイベントではありますね。
……とりあえず、あえて08月に開催しなくてもいいんじゃないだろうか、とは思いますが……。