匿名通話で地雷を踏んだ
微妙にここ最近愚痴の割合が多めになっている感が否めないですが……
書ける内容の記事はどんどん消化していきたいフェーズなので今回も愚痴になります、ごめんなさい。
昨日、コミケでかわいいを堪能したあと、帰宅後はさすがに体力が残っていなかったので寝転がっていました。
それで例の匿名系SNSで通話募集している人がいたのでダメもとでレスしてみたら、
珍しく自分に声がかかり通話することになったんですね。
こういうのは基本的に先着順で、爆速レスする人が結構いるので指名されることはあまりありません。
そもそもまったく知らない人といきなり音声通話というのはかなり抵抗感があることで、
自分がレスすること自体あまり無いのですが今回はたまたま通ってしまいました。
で、いざ通話してみたんですが……
相手に何を聞いても「特に趣味はない、この連休は何もしていない、それはわからない」と不毛な回答しかなく、
こちらから一方的に無難な会話を広げようとしないかぎり本当に何一つ会話が進まないという地獄でした。
「匿名相手に通話したいと表明した以上は話したい何かがあって当然なのでは??」
という疑問がずっと尽きませんでしたが、マッチングアプリなんかではわりとよくあることのようです。
まあ非常にわかりやすい部類の地雷ですね。
誰かと精神的に繋がっていたいが、そのために表現するスキルが皆無で迷走している人ってわりといるイメージです。
自分はここ数年でコミュ力はかなり改善したと思い込んでいましたが、
この件でどんな相手とも話せるわけではないのだということを再認識しました。
相手が殻に閉じこもっているタイプの場合、自分はまだその殻をこじ開けるほどのコミュ力は無いと。
この1年で匿名系SNSを通じて通話に至ったケースは実はこれで3回目で、
前回も今回と似たような感じだったと記憶しています。
前回はまだ相手も会話を広げようと努力してくれる節はありましたが、
なんというか全然違う畑の人間なので共通項が世間話レベルでしかなく、表面的な話だけで終わった記憶。
前々回は同じインドア人間でゲーム好きだったのでかなり会話も広がりました。
最近のポケモン事情とか国語教育の話とかしていました。
こうなるともう延々と話せるしすぐに仲良くなるので、
自分はやはり同じ穴のムジナとしか仲良くなれないのだと改めて思います。
ただその人とも2回目のあとお互いの都合が微妙に合わない日が続き、それだけで疎遠になってしまいました。
こういうことはいわゆるマッチングアプリに登録していると日常茶飯事だと思うのですが、
異性不信に繋がりやすいのではという懸念があります。
そもそもマチアプの目的であるところの異性交際は、
地雷を踏んだり交際後にトラブルを起こすリスクや少なくない交際費等々のコストに見合うものなのでしょうか……?
こういうことは再三考えていますが、どうしてもマッチングアプリ側を擁護するのは難しい気がする。
こういうことを考えている時点で自分はもうかなり「拗らせている」部類なんでしょうが、
それは恋愛=して当たり前という価値観を前提とする意見です。
そういう既存の価値観からすれば自分はどうしようもない弱者で負け組なのでしょう。
2010年代後半くらいまではそれに対する劣等感が半端ではなく、トラブルに繋がったことも多々あります。
いまも立場的には変わらないのですが、そういう精神的なネガティブさは不思議とありません。
むしろ、同僚や友達と適度に健全なコミュニケーションができて
コミケ等でかわいいを過剰気味に摂取できている自分は幸せな部類でさえあると考えています。
自分の中ではもう古い価値観の中で生きることそのものが廃れつつあるのかなと。
もちろんリアル世界ではまだ旧価値観の人が圧倒的に多いように見えるし、
その中で生きていれば当然旧価値観の勝ち組になりたいと思うことはいまだにあります。
しかしサブカル方面の右肩上がりっぷりを見ると実は自分みたいな考えの人も増えているのでは……と。