あの打ち上げの日々から19年
もうすぐ『メテオス』20周年ということで、久々に3DSLLを引っ張り出して遊んでいます。
『メテオス』はスマブラの生みの親である桜井さんがフリーになって初めて制作したゲームで、
いわゆる落ちものパズル的なゲームではあるものの、3つ揃えるとブロックを「打ち上げる」という異色のゲーム。
桜井作品としてもパズルとしても個性の光る作品ですが、
商業的には大失敗しており知る人ぞ知るマイナーな作品になってしまいました。
しかし自分個人としては生涯で面白かったゲームの五指に入るほどの思い入れのある作品であり、
当時「メテオス・ランキング大会」という非公式ランキングサイトで競い合った思い出があります。
2005年当時はコミュニティに所属しなかったこともあって単一タイトルの長期活動が難しく、
ポーズ技によるランキングの陳腐化や『おいでよどうぶつの森』など同年に発売される作品への期待に押されて、
自分の中でメテオスは静かに衰退していきました。
しかし純粋なゲームの面白さとしては本当に群を抜いていて、
いまでもこうしてたまに引っ張り出してはメテオを打ち上げているというわけです。
実は9年前にもタイムアタックに挑戦したことがあり(#04525 / 2016年06月02日)、
そのときは5分タイムアタックの自己べ更新に挑戦したものの挫折、
その後2分タイムアタックの自己ベを無事に更新しています。
ということで今回こそはとここ数日5分タイムアタックに挑戦しているのですが、これがなかなか難しい。
もうしばらく頑張ってみないと更新の糸口は見えてきそうにありません……。
いま、密かに20周年までにこれを達成することを目標としています。
また、『メテオス』の日本語版はバグが多いとされており、後発の北米版や欧州版はバグが少ないとされています。
そこでバックアップ兼バグが少ない快適環境を求めて海外版メテオスを入手すべく、
今日は秋葉原の中古ゲームショップを6店舗ほど渡り歩いてみました。
が、結果的に収穫はゼロ。すべてのお店でDSが陳列されているコーナーは全部見ましたが、
海外版はおろか日本版すら1本も見当たりませんでした。やはりマイナーゲームなんだなと実感……。
実店舗で見つけるのはかなり厳しそうな雰囲気なので、
本当に欲しいならネットショップを渡り歩くしかなさそうです。
ちなみに海外版ソフトを買う場合気になるのはリージョンロックですが
(各国の法律等の都合で、異なる国のハード・ソフトの組み合わせで起動できなくする措置)、
ニンテンドーDSについてはDSiシリーズのリリース頃(2008年)より前に発売したソフトはロックされていないそうです。
メテオスは黎明期の作品のためセーフ。
あとは本気で自己べを狙う場合は録画環境を揃えたいところで、
DSシリーズの録画には昔から「偽トロキャプチャー」という非公式・非合法の周辺機器があります。
本体を改造してキャプチャーボードを搭載し映像出力のUSBポートを増設するというもので、
現行法では改造本体の販売は違法とされています。
また、おそらく任天堂のコンテンツ配信ポリシーにも違反するため法的にはかなり厳しいと言わざるを得ません。
同様にSDカードに映像信号を飛ばすソフトを入れる改造不要のキャプチャ方法もあるようですが、
こちらは3DS以降のゲームにしか対応していないとのことでメテオスは非対応。
記録したいなら直撮り環境を整えるしかないですね……。
スマホ用アームと3DS専用の純正スタンドがあればそこそこ快適に録画できそうではある。
5分タイムアタックで45万点を超えてきたら買ってみようかなと(直近の自己べは41万)。
Nintendo Switch 2でリメイクされることを夢見ている本作ですが、
桜井さんが近年YouTubeで語ったところによると商権はもうご本人の手に届かないところにあるようで、
そういう意味ではあまり期待できなさそうなのが悲しいところです。
権利問題がクリアならWii Uのバーチャルコンソールにも登場していたでしょうしねぇ……。