CD存在調査
先日のApple MusicでDL済みだが別途CDなどで永続所有権を確保しておきたい、
というエレクトロニカのコレクションの件について(#07750 / 2025年03月05日)。
あのあと、せっかくなので過去全部のアルバムリストをGoogleスプレッドシートベースで作り直し、
そのうちエレクトロニカについての所在と購入方法について2009年まで遡って調べていました。
ちなみに、久しくアルバム番号を整理していませんでしたが現在は通算980枚のようで、もうすぐ4桁到達します。
重要なのはApple Music以後に入手(DL)したアルバムのCDが存在するかどうかですが、
調査対象のアルバム37枚のうち、Bandcampに音源が存在しないのが8枚。
この8枚のうち4枚はAmazonにCDが商品として存在し(売り切れ多数)、残り4枚は完全に存在しません。
CDが存在するのが10枚。うち2枚はBandcampでは在庫切れかつAmazonでも在庫切れ。
CDは存在しないがレコードなら存在するのが4件。残り15件はダウンロード版のみの販売となっています。
特殊なケースとして、Thomas Köner『Permafrost』(1993)の場合、BandcampにもAmazonにもCDは存在しませんが、
Google検索で調べてみると同時期のアルバム3枚が一緒になったリマスター盤が存在するようです。
このように、BandcampとAmazonだけでは把握しきれないケースもあり得るということですね。
基本的に、「Amazonには存在しないがBandcampにだけは売っている」というような場合、
一般流通商品というよりBandcampのファンユーザー向けの限定販売といった趣であるケースもあるようで、
好きなアーティストがこの形態で売っている場合はひとまず確保しておきたいところです。
逆に、一般流通しているなら中古も視野に入れれば入手手段はかなり広いのでそこまで焦らなくても良さそう。
あとはCD購入特典でボーナストラックが付く場合ですね。
ひそかな自慢(?)として、自分はTaylor Deupree『Faint』(2012)の限定盤を持っているのですが、
実はこれはCDにしか収録されていない30分以上のボーナストラックが収録されており、
しかもなんと1000枚しかプレスされない限定盤だったりします。ざっと調べたかぎり現在では入手困難のようです。
こういうプレミア感があると、限定商法と分かっていてもやはり手は伸びてしまいますね。
ちなみにTaylor Deupreeは最近『Sti.ll』でも限定盤をBandcampでリリースしていましたが、
これは手をこまねいているうちに逃してしまいました。
これは限定200部のGrayfade FOLIOというブックレットが付属していたようです。
「物理的に音楽をコレクションすることに対する私たちの回答」として提案されたこのブックレットは、
アルバムに関するさまざまな情報(練習用楽譜まで!)が詰め込まれているとのこと。
まぁ、要するに豪華なおまけですね。個人的にはボートラの方が嬉しくはあるけど、こういう試みも面白いとは思います。
とにかく、今回のアルバム存在確認の結果、さまざまなケースがあることが分かりました。
対象の37枚は2023年12月期〜2025年02月期までにダウンロードしたアルバムで、
1年3ヶ月でたった10枚ならとりあえず全部買ってしまってもいいのかなとは思っています。
ただ、それ以外の27枚分のiTunes Store版を買うかどうかについては要検討ですが……。
iTunes StoreってSteamみたいに定期で大規模セールとかするんだろうか?
もしするならそのタイミングで大人買いすることはやぶさかではないんですけどね。
なんやかんやで音楽に関する興味関心が強い今日この頃です。