Chrononglyph

#8024

競わないゲームへ行き着く

ひとつの可能性を感じて、とあるゲームを5年半ぶりにまともにプレイしました。
それは『あつまれどうぶつの森』。


コロナ禍真っ只中にリリースされた「どうぶつの森」シリーズの最新作です。
巣ごもり需要が後押ししてリアル空間の代わりに活用するなど社会現象になったおかげで、
国内パッケージ版の売り上げ本数としては『ポケットモンスター 赤・緑』以来となる最高記録更新。
過去作にあった大部分の機能を盛り込んだ集大成的な位置付けで、
『どうぶつの森e+』からの付き合いである自分としても当時かなりの期待作でした。


が、結局できることが多すぎて中長期的な目標をしっかり定めることができず、3ヶ月でフェードアウトしました。
まぁ、おい森当時と違ってコミュニティサイトも作っていないしどこにも所属していないし、
当時周囲にプレイしている人もいなかったので致し方ないのかなと。
ただ、いちおう島の評価★3を達成してとたけけを呼ぶというタスクはクリアしていたようです。
このタスクがこのゲームにおけるエンディングに位置づけられており、まぁ最低限はやっていたんだなという印象。
そこから先は「島クリエイト」が解禁されて島の大改造が可能になるわけですが、
どういう島を作りたいかといったビジョンが明確でなかったこともあって手が出ませんでした。
とはいえ日課の化石掘りはかなり続いていたこともあり、博物館の化石の進捗はかなり良い線まで行ってそう。


5年経ったいま、なぜ「あつ森」なのか。
それは勝ち負けがあるゲームにもう疲れてしまったという年齢的な事情があります。
確かに『マリオカート ワールド』も『カービィのエアライダー』も決して面白くないわけではない。
ただ、勝ち負けがあるとどうしても心理的負荷が大きくて続かないんですよね。
集中力云々というより、1〜2回勝った負けたをするとそこでもう目的を果たしてしまって満足してしまう。
そしてその結果、なにも残らない。これでは虚しいわけです。
そこへ来ると、あつ森というゲームは完全に勝ち負けの要素がありません。
ただただスローライフを自分なりに楽しめばOKというスタンス。そして少し触れば無数のタスクが進んでいく。
この堅実さがいまの自分には必要なのかもなと。


化石掘り、メッセージボトル、たぬき商店や通販の日替わり家具、月替わりの魚や虫など、
このゲームには一日30分でコツコツ続けていける要素が数多くあります。
いまなら、当時は無かったハニワを手にいれるチャンスもある。
そうした日常を過ごしていると出会う突発的なイベントや欲しい家具との出会いなど、
毎日コツコツやっていると訪れるちょっとした変化みたいなものもある。
それは日々にさりげない色を添えるのにちょうどいい塩梅なのではないかと思った次第です。
そしてそれらは、「家具コンプ」というひときわ大きな目標に向かって着実に一歩進む証になっている。
まぁ、家具コンプが現実的ではないのは承知しています。せいぜい虫魚コンプがいいところでしょう。
そこそこハマったおい森ですら家具カタログは7〜8割くらいまでしか行かなかったので、
アレンジ家具も含めるとその10倍はあるであろうあつ森での家具コンプリートはさすがに現実的ではありません。
でも、そうした超長期的目標に向かってコツコツやるのもちょっと憧れる。
それは単なる対戦系のゲームにはない楽しみ方です。


あつ森自体は、少し前からRTAイベント(#08013 / 2025年11月23日)をきっかけに気にはなっていて、
その影響でおすすめアルゴリズムによりあつ森ガチ勢のつぶやきが少しずつ流れるようになっていました。
そして今日、「毎日集めていたメッセージボトルでついにDIYレシピをコンプした!」という主旨のつぶやきが流れてきて、
ああ、こういう地道な活動がいまの自分には合っているのかもなぁ……と思った次第です。


あつ森の救いは、コンプリートを目指すにあたって限定品を追う必要性がほとんどないことです。
たとえばポケポケのカードをコンプしようと思ったらプロモカードは絶対逃せないというプレッシャーがあり、
万が一逃してしまったらその瞬間にコンプ計画は破綻します。
ほとんどのソシャゲではこういった限定アイテム要素があるので、コンプを目指すのは容易ではありません。
少なくとも途中参戦の道は絶たれていると言えます。
その点、あつ森にも期間限定家具は存在しますが、必ず1年ごとにループする仕組みになっています。
コラボ家具等もamiiboを用意すれば常設されるという親切設計。
唯一、干支の限定家具だけは12年周期なのでなかなか現実的ではありませんが、それも絶対不可能とは言えません。
この日を逃したらもう絶対手に入らない、というものが(おそらく)存在しないのは救いになり得ます。
それは、コンプ活動をいつスタートしてもいいということにもなりますからね。
家具ひとつひとつに希少価値は無いので、
最悪限定品があったとしても誰かに触らせてもらえばカタログに登録できるという救済措置もいちおうあります。


また、非公式ですが有志によって家具のコンプ状況を記録するツールも存在するようで、
現在もあつ森をプレイしている人たちはこういうツールも活用してコンプを目指しているようです。
そういう超長期的目標を持ちつつも一日30分まったりタイムを設けるのは、意外とアリかもしれない……?
やっているうちに島クリにも興味を持つかもしれないし、来年早々には大型アップデートもありますしね。
あつ森は配信を流しながらやるなどのながら作業のお供にちょうどいい気はする。
配信の見る専では手持ち無沙汰、あつ森オンリーでは刺激不足。
それらをちょうど相互に補完する関係なのではないかという期待があります。
「とび森」のときはKAC(音ゲーの全国大会)を見ながらひたすらマイデザイン道路を村に貼っていた思い出……。


そういうわけで、思いがけずあつ森に回帰した一日でした。
今日久々にプレイしたことで島の雑草はほとんどなくなりましたが、まだまだ島は殺風景です。
果たして、「しゃくやく島」で久々に目覚めた島民代表は今度こそインフラを整備してくれるのでしょうか。



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