Chrononglyph

ピクミンシリーズチャレンジモード大会

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#8170

動的サイト制作の機運

『ピクミン2』22周年ということで、
だからというわけではないのですがピクチャレ大会の開発作業に1日を捧げました。
その一環で移転前にしかないコンテンツを確認したいというニーズがあったため、
レガシーとなっているリポジトリを復旧する作業をしていました。


自分が制作・管理しているピクチャレ大会というサイトは2007年の今日、
特設サイトのコンテンツの一部としてスタートし、その後2015年09月01日に移転、2023年07月21日に再移転しました。
このうち2015年の移転は当時さまざまな思惑の交差するところで実行を決意したという経緯があります。


ざっくり自分のweb制作運営遍歴を振り返ると本番環境の基盤(というより制約)によって5段階に分かれています。
楽天広場や「Yahoo! Geocities」でテキストサイトを作っていた2003〜2005年。
忍者ホームページでサブドメイン運用をするようになった2006〜2009年。
独自ドメインとレンタルサーバーを運用してもろもろまとめることを目論み
「新本家サイト」という位置付けのポータルを中心に制作していた2010〜2013年。
2003年からやっていたブログをその新本家サイトと同じ格付けにして独立した2014〜2022年。
ついにVPSを契約して基盤も自由にいじれるようになった2023年〜現在。


忍者ホームページまで(〜2009年)はHTML, CSS, JavaScriptのみでバックエンドはいじれず、
2010〜2013年の新本家サイトはGMOの「XREA(エクスリア)」、
2014〜2022年の3代目本家ブログ&ピクチャレ大会ver.2はGMOペパボの「heteml(ヘテムル)」を使っていましたが、
当時、両者にそこまで大きな仕様の違いはなかった……と思います。
ただ、2010年当時の自分はそれ以前のノウハウを活かしてHTML+JS主体のサイト設計をしたこともあり、
XREAでPHPを使えることさえ知らず、JavaScriptベースの自己満足なサイトを構築していました。
当時はPerlの方が耳にする機会があったので、Perlの勉強をしていたくらいです。でも結局そのPerlも使わなかったという。
独自ドメインで運用できればそれでよし、というスタンスだったのでしょう。


新本家サイトプロジェクトも自分の中ではちゃんとした成果になったとは言い難く消化不良のまま終わってしまい、
結局ゲームファンというだけでコンテンツを生み続けるのは難しいのだと察したのか、
ブログ10周年の節目である2014年には新本家サイトを半ば放棄し、
ブログをWordPressに移管してそれに専念することになります。
そしてそのWordPressを通じてPHPを触るようになり、HTMLタグのようにスクリプトを埋め込めるその簡便さに感動。
それによって改めてPHPとデータベースを使って参加型サイトを作りたいという機運が高まってきました。
そこへ来ると当時のピクチャレ大会(ver.1)は外部サイトの応募フォームに依存してExcelで人力更新していたため、
投稿を自動化したいというニーズを考えたときに いの一番に考えつく既存のコンテンツでした。
さらに当時はTwitterでピクミン界隈とのコミュニケーションが盛り上がって所属意識が形成されつつあったこともあり、
コミュニティに貢献できるという意味でも大きな意義があることは明らかでした。
ピクチャレ大会はそうした数々の巡り合わせのおかげで制作に漕ぎ着け、独立したという経緯があります。
蛇足ですが、さらに言えば『ピクミン3』がリリースされたのが2013年だったのも絶妙なタイミングだったと思います。
2010〜2012年は黎明期スマホゲームや音ゲーに夢中だったのでピクミンはほぼ忘れ去られており、
その時点でPHPを知ったりコミュニティに所属したりしても結果的にこうはならなかったんじゃなかろうか。


そもそもピクチャレ大会の開催自体も2本のゲームとの巡り合いによるものだったことを考えると(#07494 / 2024年06月23日)、
今日で開催から19周年を迎えるこのサイトもさまざまな奇跡の積み重ねで立っていると言えるのかもしれません。
いま、改めてレガシーを復旧してみるとページの読み込みにめちゃくちゃ時間がかかるし、ページの動線はわかりにくいし、
余白をまったく考慮されていないキツキツのデザインはいかにも前時代的で、チープさを拭えません。
各ドキュメントにはメンヘラ期の遺物とも言える管理人のお気持ちが垣間見える文章もあって絶妙に黒歴史感がありますが、
一方でナビゲーションメニューなど、当時の自分が自分なりにこだわっていた痕跡もしっかり残っています。
このサイトの客観的なクオリティはどうあれ、
これに打ち込んだ日々があってこその現在があることは忘れてはならないと改めて感じます。


#7893

参加人数の見通し

ピクミン界隈Discordサーバーにて、ピクチャレ大会のシステムを使った簡易イベントを実施しました。
実はwebサイト連携を前提としたイベントの開催は
(本番環境を使わないダンドリバトル大会を除くと)移転以降初です。


このイベント自体は先週のボイスチャンネル内で誰かの発言をきっかけに、
「それならやってみようか」と思い立ってすぐに計画したものでした。
web改修を伴うものですが改修作業自体は大掛かりではなく、実際に先週の日曜日には完成していました。
このイベントは原則実力不問かつボイスチャンネルへの参加が必須ではないという性質があったため、
同じ性質で準備にかなりの労力がかかる期間限定ランキングをもしいま開催できたら何人集まるか、
という指標として有用なのではないかという思惑がありました。


期間限定ランキングは2015年以降のピクチャレ大会における中核イベントでありながら、
移転して基盤システムが大きく変わった2023年以降は一度も実施できていないという苦渋の歴史があります。
これは2023年末に半ば無理やり開催しようとして技術的な理由で当日キャンセルしてしまったという黒歴史も、
その後の開催プレッシャーに大きく関わっています。
また界隈の人数が減ってきており「開催しても前大会より人数は減るのではないか」という懸念も、
開発しようとするモチベーションを大きく削いできました。
今回はある意味、その懸念を払拭して「いま開催したらこれだけ来る」という目安を確立するための開催です。


結果は10人でした。
結局すべての参加者がボイスチャンネルに参加し、画面共有しながらのイベント進行となりました。
そのためモニタには10人分ものゲーム画面が表示されていたことになります。
この10人というのはほぼサーバーの常連で、常連のうち今回参加しなかった人は想定では3人います。
「期間限定ランキング」は丸2日開催のため今回時間の都合で参加できなかった人も参加しやすいと思われ、
そういう意味では13人までは期待しても良さそうではある。
ただ、前大会の参加人数は「15人」なので前大会を下回らないという目標のためにはあと2人必要になります。
コミュニティにはボイチャは参加しないが期間限定ランキングは参加するという人も一定数いて、
前大会では現状の常連13人に含まない参加者が9人もいました(逆に言えば現在の常連は6人しか参加していなかった)。
そのため、常連参加率100%を維持しつつこの9人のうち2人でも参加してくれれば、
いちおう最低目標である「15人」は達成できるということになります。
ただ、常連でない9人の半数以上はピクミンを完全に卒業してしまってそうな雰囲気なので、
実際に達成できるかどうかは五分五分かなと思っています。
ちゃんと余裕を持って開発を終わらせて早め早めの事前告知をするくらいの立ち回りは必要になりそう。


この予備調査(?)をする前は10人いくかどうかも怪しいと思っていたので、
思いがけず15人という目標なら達成できそうな活路が見えてきました。
迷走しまくっていたイベントルールも紆余曲折を経て確定したので、あとは本当にプログラミングだけです。
ボイチャへの参加でモチベを補給しつつ、この08月はこれに注力したいところですね。
ブログでも最近は「ピクミン活動はもう終わり」というような論調で諦めかけていた時期も少なからずありますが、
諸々を含めて改めていまが踏ん張りどころであるような気がしています。


#7157

ピクチャレ大会2度目の移転へ

『ピクミン4』発売2日目。後述の事情を除けばほぼぶっ続けでプレイしていました。
真のエンディングまでは到達しているのですが、
なにやらまだありそうなのでファーストインプレッションの感想については明日に譲るとして、
今日はその裏でてんやわんやしていた新ピクチャレ大会公開に関する総括をしていきます。


昨日無事に公開した「新ピクチャレ大会」は、フロントエンドにNext.js(Reactのフレームワーク)、
バックエンドにLaravel(PHPのフレームワーク)を採用した、
自分にとっては初めて複数のフレームワークを採用したモダンなwebサイトの制作プロジェクトです。
webエンジニアに転向して4年目となりますが、そこで習得した技術の集大成でもあります。
いままでの自分の傾向としてこの規模のプロジェクトは頓挫する可能性がかなり高いと思っていたので、
まずなによりも、どんな形であれ目標であるピクミン4発売日に公開できたのは良かったと思っています。


実はこのモダンなサイト制作プロジェクトは水面下では2018年から構想がありました。
当時はピクミンをテーマとせず、「旧ピクチャレ大会とは別に運営するサイト」としての位置付けでした。
中でも、スマホインディーズゲームに焦点を当てた構想を練っていました。
ブログ黎明期のハイスコア集積ミニサイト『Root of Record』『記録倉庫No.91』といった系譜に近く、
それを参加型サイトにするといったイメージですね。
2022年01月、当時支援していたあるコミュニティとの関わりで、2018年構想にも需要があると言うことを確信。
いよいよ具体的にプロジェクトがスタートする……かに思えたのですが。
次第にそのコミュニティはある事情がきっかけで急速に廃れていってしまいました。
そして、その直後の絶妙なタイミングで発表されたのが『ピクミン4』でした。


これによって新サイト制作プロジェクトは
使用技術をそのままにピクチャレ大会リニューアルプロジェクトとして鞍替えする決心をし、
リリース日も『ピクミン4』発売日に据えることによって計画的にプロジェクトを動かすことになったわけです。
本当に、去年の09月というあのタイミングで発表されたからこそ実現できた計画です。
もっと早かったら技術力不足で厳しかっただろうし、もっと遅かったら間に合っていなかったと思います。
09月発表07月発売というスパンが絶妙すぎた。
2022年01月構想が頓挫したばかりというタイミングもパーフェクトでした。


結局発売日当日もAPIの向き先がlocalhostになっているとかで本番環境にかぎってうまく動かなかったりして、
自分も『ピクミン4』をプレイしたいのにメンテ時間にかなり時間を取られることになりましたが、
まあ大枠としては完成しており間に合わなかったとは言えないので、
プロジェクトを完遂させるという意味では非常に良い成功体験になりました。
この規模感だとこれくらいの期間が必要なのだという今後の指標としても機能しそうです。


当初の構想が実現しなかったのは未練があると言えばありますが、
まあ今後数年もしばらくは新ピクチャレ大会を通じてピクミンに注力しようかなと思っています。


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