Chrononglyph

webサイト運営方針

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#8105

発想力が求められる開発

Codexによってwebサイトの不具合修正が捗りすぎて、
少なくともこれまでにタスクリストに羅列していた主な保留タスクは一通り片付けてしまいました。
まだ掘り下げれば出てくると思いますが、出てきてもすぐに片付けられそうな気がしています。
これは「新機能の実装に集中できる」というポジティブな意味もあり、
もちろんそういうスタンスでエージェントAIを使ったコーディングと向き合うべきなのでしょうが、
一方でこの状況は「ちょっとした不具合修正を実績として計上する」ということができなくなったことを意味しており、
これはweb制作活動においてモチベーションを維持するのに障壁になり得ると思っています。


AI以前は、把握している不具合や追加したい新機能をノートにまとめておいて、
いざ作業する段になったらそのうち1つを選んで取り組むという流れが定着していました。
このとき、簡単に修正できる不具合は作業の「入口」としてとても適していて、
そういうタスクをあえていくつかストックしておいた方が作業が捗りやすい傾向にありました。
面倒臭いタスクしか選択できない状況では、なかなか作業自体に着手できないわけですね。


しかしAI以後の現代においては、そうしたタスクは保留していても一瞬で解決してしまいます。
結果的に処理しやすいタスクは保留しにくくなり、
Codexをもってしても処理が面倒くさいような重いタスクばかりが滞留しやすくなりました。
これは少なからず作業の着手ハードルを上げていると思われ、今後の課題になるんじゃないかと思っています。


プライベートにおけるメインプロジェクトである「ピクチャレ大会」は基盤としてはほぼ完成していて、
あとはイベント用の特設ページを作るくらいしか活動意義を見出せないところまで来ています。
いままではこれのメンテをするという大義名分もあって所属欲求を満たせていましたが、
主な不具合を一通り潰してしまったいま、いよいよこれだけでは所属欲求を満たせなくなりつつある。
「みんなのためにサイトをメンテしている」という大義名分でコミュニティ活動をしているつもりでしたが、
それが通用しなくなりつつあるということです。


まぁ、Codexのポテンシャルは計り知れないので今後はより踏み込んだ機能追加もできるようになると思うし、
不具合修正で満足するフェーズからさらに発展して、より高度なことができるようになった、
と素直に喜んでもいいのかもしれません。
いずれにしろもうほぼ完成しているサイトに発展的な機能を盛り込むためには発想力が必要になるでしょう。
発展的な機能を追加するためにはサイトを隅々まで見ながら「まだ無い機能」のことを想像しなければならないため、
ただ不具合を見つけるのと違って人間に求められる作業もより高度になっていくと思います。


いずれにしろ既存のプロジェクトは今後より発展的なことをする段階に突入したと言えそうです。
それだけだとモチベを維持できるか分からないので、
不具合修正をするだけで満足できるようなサブプロジェクトも持ちたいなと思ったりしています。
いまのところこのブログのフロントエンドがそれに適したポジションではありますが、
いつぞやに1日で作ったブラウザゲーム(#07933 / 2025年09月04日)をメンテするのも面白いかもなと。


#7865

結論に潜む感情バイアス

このブログはなんらかの話題や問題提起に対して、自分なりの意見や結論を書きます。
取り扱う話題に法則性は存在しないので、日によってテーマは重要だったりそうでなかったりします。
ここで忘れてはならないのは、話題や問題提起から導かれる結論は必ずしも一意ではなく、
絶対的にその日の気分に左右されることを免れないということです。
かなりの部分については論理によって導かれるのでしょうが、
どちらとも言えない微妙な問題については最終的にはその日の気分によって180度変わることもあり得ます。


06月14日〜22日は仮想通貨の含み損によって気分がかなり押しつぶされていました。
その渦中でブログでは
「若年時代のアイデンティティーが通用しなくなった昨今、本当にやるべきことは何か?」
というような議題で、まずは既存の趣味、とりわけweb制作の不毛さを取り上げました(#07855 / 2025年06月18日)。
端的に言えばインセンティブが必要なのにもらえる見込みのない活動に目を向けるのは不毛だということです。
であれば、インセンティブが無くても継続可能なブログでインセンティブをもらえるように働きかけるのが有望だと。


しかし一昨日の記事では180度手のひらを返していて、
誰かに「〇〇の人」と認識されることがゴールなら、まず自分が自分を「〇〇の人」と認識することがスタートになり、
そのためには『原神』にハマっていたときのように興味に対して自分なりに行動するだけでも有効なのではないか、
少なくとも「自分は何者でもない」という虚無感を払拭できるのではと考えました(#07863 / 2025年06月26日)。
この文脈なら単発の興味に基づいたweb制作企画も決して不毛ではなく、
むしろ管理者というポジションを確実に得られるという点で満たされやすいのではないかと書きました。


ここ2年ほどは仕事面で生き甲斐的なものを得られていないこともあり、
またそれによって新しいweb技術と出会う機会がかなり少なくなっています。
最近そっち方面でテンションが上がったのはNuxt Contentの件しか記憶にありません(#07723 / 2025年02月07日)。
こうした状況から、現状は「自分にとってweb制作とは何か?」がかなり揺らいでいるとは思っています。
それゆえに、趣味面においてもwebクリエイターとしてのモチベーションがかなり削がれている感はある。
なので気分が下向いているときは「web制作はもう諦めよう」という結論になりがちだし、
そうでないときは「web制作はまだ諦めたくない!」という結論になりがち。


webで何かやりたいという気持ちは間違いなくあるんです。
なので、その時々に興味を持ったコンテンツの関連サイトを作ろうと何度考えたことか。
いまだったら「本当に有望ならやってみればいいじゃん」と思えるんですが、
実際これだけweb制作そのもののモチベーションが不安定だと最後まで行ける自信がまったく無いわけです。
いわゆる21周年企画か年末企画として有望なアイデアはあるんですけどね……。
ただ、このままだと本当にwebクリエイターとして先細ってしまうのは間違いなく、
ここが踏ん張りどころであるような気がしないでもない。


ブログは毎日書くものなので、気分が沈んでいようがいまいが書かなければなりません。これは宿命です。
基本的に可能なかぎりフラットな気持ちで書くべきだとは思いますが、
そこで見出した結論に引っ張られすぎないようにはしたいなと改めて思いました。


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