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趣味一般

#7715

正攻法の推し活動

今日の出来事趣味一般

現実の恋愛で相手を本当に好きになったとしたら、何らかの形でその人に尽くしたいと思うでしょう。
実は我々オタクにも、好きになった何かに対して同じように尽くしたいと感じることがあります。
その対象は異性だけではなく、動物的なキャラクターかもしれないし、モノかもしれない。
あるいはゲームそのもののように「世界観」全体かもしれない。とにかくあらゆる概念が推しの対象になり得ます。
そして、思うに一部のゲームはこの「尽くしたい」という気持ちに対して
具体的なタスクを与えることによって成り立っている節があります。
アイドルマスターシリーズや『ウマ娘』など2010年代中期以降のアイドル育成系スマホゲームなんかはまさにそう。
あとは広い意味でポケモンシリーズもそれに当てはまりそう。
いま自分がプレイしている『原神』もそういう側面がかなりあります。


かつて、スマホゲームといえばコレクションすることに主眼を置いていた印象があります。
一時期覇権を握っていていまもなおセルラン上位にいるパズドラ、モンストといった類のゲームですね。
これらにもそれなりに奥深いキャラクタービルドは存在するものの、
『原神』のように単一のキャラをどこどこまでも育てられるような設計にはなっていないし、
3DCGモデルが用意されているわけでもありません。
その代わり、キャラの数がひたすら多く、自由に組み合わせられる楽しみがあります。
逆も然りで、『原神』にもキャラクターを多く集めて組み合わせるという要素はもちろんありますが、
どちらかというとキャラクタービルドに重きを置いているように見えます。
コレクション×育成という二大要素はおそらくポケモン辺りに源流を持つのでしょうが、
そのバランスはさまざまながら2010年代以降のスマホオンラインゲームをかなり支配しているイメージです。


そして近年は「単一の要素をどこどこまでも推せる」プラットフォームが強い印象があります。
そのほうが純粋に推し活に向いているからでしょう。
そして、自分もそういうプラットフォームを探し求めて『原神』に行き着いた感があります。
何かを愛でたい、推したい、そのために何らかの苦労を払いたい。
いわゆるソシャゲへの課金は、こういった欲求を解放するためにしているのかもしれません。
ガチャの結果はあまり関係なく、むしろ爆死した末にやっと推しを引いた方が愛着が湧きそうです。
お金はいわばその人が事前に払った苦労の媒介であり、それを手放すことで欲求を解放できるというわけですね。
そして苦労を解放することが愛着を抱く根拠にもなっている。
こう考えると、ソシャゲで廃課金して生活に苦しむ人の気持ちもわからないでもないかもしれない。
生活を圧迫してまで課金する人はそれだけ愛が重いのでしょう。


自分はある意味何かを愛でたいというエネルギーをwebサイトという媒介を通じて解放してきましたが、
過去20年を振り返ってみると消化不良感はどうしても否めません。
新本家サイト復興計画はいわばその敷居を下げるためのプロジェクトであり、
『原神』に関する何らかのサイトを作りたいというモチベーションがいま密かにあります。
……とはいえそれの優先度はかなり低く、このままいくと普通に頓挫しそう。
それだとまた消化不良になってしまうので、正攻法の推し活動にも徐々に慣れていきたいところです。


#7270

趣味の浮気性を克服するために

今日の出来事趣味一般

良く言えば浅く広く、悪く言えば趣味を浮気しやすい性格によって、
ひとつのことをなかなか練達できないため、結果的にどれも中途半端で満足できないという問題。
これは言うなれば幼少の頃から形成されてきた自分のアイデンティティーそのもので、
これを今更ダメだと言われたところでどうしようもありません。
ある程度受け入れる必要はあるでしょう。
ただ、このままではある意味一生欲求不満であり続けるのではないかという不安があります。
広く浅い趣味で満足できる素地が整っていればそういう心配は無いけれど、
現状それがあるとは到底言い難い。
「広く浅い趣味でも満足できる」というのは、各趣味について承認してくれる相手がいることです。
おそらく他者承認も一生切り離せない問題である以上、これがベターな答えなのではないかと。
しかし現実的にそんなことは難しいわけです。
文化や価値観の多様化が著しい昨今、
かなり出会いに恵まれている人でも難しいのではないでしょうか。


なので首を突っ込む世界は可能なかぎり少なく済むようにすることが望ましいと言えます。
それはそれぞれで理解者を得られる可能性を大きくする上に、
分野を絞ることでそれぞれに集中しやすく
それによって結果も出しやすい(かもしれない)というメリットがあります。
得てして幅広く手を出していると、個々の活動がなおざりになりがちな嫌いがあります。
それでは特定のクラスタに所属する意味さえありません。
Discordでやたら多くのサーバーに所属していたって、そこで会話しなければ意味ないわけです。


個々の活動に集中するためには、
単なる構ってちゃんや義務感ではとても長続きしないため本当にそれが好きである必要があります。
以前近年のネットはにわかが脱落しやすい構造になってきたと書きましたが(#07198 / 2023年09月01日)、
それは自分のような浮気性の人間に是正を求められているようにも感じます。
じゃあどうすればいいのか。答えは簡単。本当にやりたくなったらそれをすればいい。
他者承認を主目的としたり(構ってちゃん行為)、
クラスタに所属しているからといってすでに飽きた活動を続けるのは合理的ではありません。
言うまでもないことです。
本当に「それ」が好きで活動したいと思わないなら、やらなければいいだけの話です。


これを実行するためには、たとえばSNSのアカウントは趣味ごとに完全に切り分け、
活動をしていないアカウントは用事が無いならログインしにいかない。これを徹底するべきです。
Discordもサーバーごとの通知設定があるので、
面倒ですがその時々によってスイッチする必要があるでしょう。
これを徹底することで自己欺瞞に陥りにくくなると個人的には思っています。
たとえばAという活動が停滞しているのにAクラスタに認められたいという欲求があると、
SNSを覗きに行くことでその欲求がますます増幅していきます。
しかしAの活動が停滞しているとおいそれとそのクラスタに絡みに行けないし、
そこで空気を読まずに絡みに行こうとしようものならあっという間に嫌われるでしょう。
ある活動が停滞しているのにそれについてのSNSを見るのはデメリットしかないので、
それならいっそシャットアウトした方がいいというわけです。


自分は今年徐々にこれを実践するようになっていて、
旧Twitterのアカウントは現在4つを使い分けています。しかし、現実問題4つでは足りない。
なんなら新たにマイブームが起こるたびにアカウントを作る必要すらあるかもしれません。
しかし、旧Twitterなどの現行SNSでそれをするのもなかなか現実的ではなく、
ここはなかなか悩ましいところです。まあ強いて言えばDiscordが一番有望でしょうか。
趣味と他者承認の問題は悩みが尽きませんが、
いずれテクノロジーが答えを出してくれるような気はしています。
そのときに乗り遅れないようになるべく情報は追いかけていきたいところ。


#7098

趣味の掛け算

なんとなく生物学への興味が再燃しつつある今日この頃。
なんか近年の自分の中で定期的にトレンドになる気がする、生物学。
もうとっくに疎遠になってしまいましたが生物仲間ができた一昨年はフィーバーしていたし、
その前後で読んだ本も何冊かあります。
が、どうも自分の中で活動の軸になるものがいまだ見つかっていないため、
生物学はあくまでも趣味としては優先度の低い、サブ趣味みたいな立ち位置を抜けられていません。
後発の仮想通貨はコンシューマーゲームを追い抜く勢いなのに……。


活動の軸が定まらないのは生物学という分野があまりにも多岐にわたるからというのもありますが、
Web屋さんとしての活動と結びつきにくいのも大きなネックになっていると思います。
たとえばピクミン活動は元々好きだったゲームに、
同じくらい好きなweb制作が合わさったことで自分の中では非常に長い付き合いになっています。
これは言うまでもなく、ピクミンのサイトを作ってそれに利用者が来てくれたおかげです。
ただ生物学に関してはなんの実績も無いし生物学関連で何か作りたいものは……?
と言われてもいまだにピンとこない。


たとえば生物が好きで手芸も好きなら、
生物のぬいぐるみを作ってみるというアプローチもあると思います。
そう言う趣味と得意分野の掛け算ができることが理想だと思っているのですが、
生物学×webアプリって意外と難しい。長年頭の片隅にある課題ですが解決の兆しが見えません。
そもそも思いついたとしてそれを完成まで持っていけるのかという。
そう考えると、まずは安定した生物仲間を作る方を優先した方がいいのかも。


まあ、単純に知識欲が刺激されれば満足する趣味と割り切るのもひとつの選択肢ですけどね。
今度時間的余裕があったら高校生物の教科書でも買おうかなと思っています。
一般人が買えるのか知らないけど。